１月６日，ボストン２つめの学校は（日本にはこんな学校がないのでどう訳していいのか難しいのですが）職業訓練高等学校でした。午前中は一般科目の授業があり，午後には25のコースに分かれた，職業訓練のための授業があります。
図書館のあちこちに吊して表示してあるのは，アメリカの図書館用品会社BRODARTで取り扱っている商品だそうです。蔵書は職業関連の本が５５％を占めているそうですが，今年は財政が厳しく，ハーバード大学から150カートン分，本を寄付してもらったそうです。お金があれば各コースごとに専門の雑誌を買いたいのだが・・・ということでした。
		この学校はアフリカ移民の学生も多いので，南アフリカに姉妹校があるそうです。棚は自動車工業コースの学生達でAutoペイント技術の実習で作ったそうです。
図書館には図書館長と補佐の司書がいて，２人とも教員資格も司書資格も持っているライブラリアンです。館長のオブライアンさんは，国語（英語）と映像コースの教員資格と経験があるそうです。カウンターと司書室は離れたところにあります。
		図書館にいた学生は，パソコンで学習していました。公共図書館とオンラインでつながっているので公共図書館で契約されているデーターベースは学生のIDを入力すれば，無料で閲覧できます。アカデミックなものだけではなく，職業的なものも必要なため，独自にデーターベースの権利も１つ買っているそうです。
机はテーブルだけでなく，公共図書館のように１人読み用もありました。コピー機もコインを入れて自由に使えるものがありました。
		お昼はランチをごちそうになりました。バイキング形式なのですが，ボリュームたっぷり。日本のショッピングモールのフードコートのようなところでした。ランチの時間は２交代制で，わきあいあい！！「コンニチワ」「マツザカ」など，いろいろ話しかけられました。
専門コースは自動車，映像，理美容，看護，歯科衛生，情報技術，建築，コンピューターなどさまざまです。