学芸大学付属
小金井小学校
研究発表会では,普段通りではなく,書架や閲覧テーブルの配置変換を余儀なくさせられてしまう図書館。
ここも例外ではなかったのですが,御高配いただき見せてもらいました。
さすが教育を研究している小学校図書館だけあって,豊富な蔵書数です。書架は背の高いスチール製なのが残念ですが,新しい本も多く,並べられている本の質も高いので,古い本もよく動くとのこと。
2部屋続きで,手前は主に調べ学習用の参考図書,奥は文学や絵本で,閲覧机も奥にあります。途中でパーテーションで仕切ることができ,外国語の授業なども行われているそうです。
この図書館では,子どもたちが公共図書館を使いこなすことができるよう,NDCを意識付けできるような配架になっています。私が配架するときに悩む0類や外国文学,伝記やノンフィクション,昔話や民話,生物や飼育栽培などの問題にピシッと答えを提示されている配架でした。おみごと。
マンガも質の高い物が(5年生の教科書に出てくるし)置かれていました。「マンガばかり読むので置かない」という学校図書館も多いのですが,状況に合わせて置くこともいいのではないかと思います。
子どもたちのおすすめの本コーナーや授業の調べ学習の作品,読書感想画などが飾られていました。