無料楽譜 愛と死と生と(クレマン・ジャヌカン)

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L'amour la mort et vie (Clement Janequin) (PDF)(67KB)

私(布袋)がつくったスコアです.16世紀に出版されたオリジナル楽譜を直接みて,現代譜におきかえました.

原譜(オリジナル楽譜)のセミブレヴィス◇を現代譜の2分音符にしています.
はじめの¢は原譜にかかれているとおりですが,“2分の2拍子”という意味ではありません.
練習用にA,B,・・・の記号と“小節番号”(全音符の長さを1小節としてかぞえる)をいれています.

できるだけ,もとスタイルをのこすために,つぎのようなくふうをしています.
ハ音記号・ヘ音記号を原譜どおりにつかっています.→ハ音記号の楽譜のやさしい読みかた
“移調”しないで,原譜のとおり♭1個(現代風にいうとヘ長調)にしています.
繰り返し記号は原譜どおりの場所につけていますが,コーダは現代式に最後につけています.
小節線がありません.段の変わり目で長い音が切れるところは,タイをつかってわけるのではなく,もとの音符をそのままつかっています.
歌詞のつづりは,アポストロフ(')をつけ, i と j ,u と v のつかいかたを現代式にかえた以外,原譜どおりです.
歌詞の繰り返し部分が“ii”または“ij”と省略されているところはイタリック体(斜体)にしました.

この楽譜は自由に利用できます.内容には細心の注意をはらっていますが,もしまちがいがあったときの責任はおえませんので,ご了承ください.お気づきの点がありましたら連絡をいただければ修正版にさしかえます.また,楽譜をご利用になったとき,お知らせいただけるとうれしいです.メールアドレスは

hoteia○fsinet.or.jp

です(○を@におきかえてください).

オリジナル楽譜(ドイツ・バイエルン州立図書館のサイト)
   ↓
Huitiesme liure contenant xix Chansons NOVVELLES A QVATRE PARTIES DE LA FACTVRE ET composition de maistre Clement Iennequin en deux uolumes (Attaingnant 1540)
 クレマン・ジャヌカン氏の技法と作曲による4声の新しい19の歌をいれている8番目の本,2冊(アテニャン 1540年)
L'amour la mort et vie →  Superius  Tenor  Contratenor  Bassus
 それぞれのページの下半分についています.

参考動画 Promusicaさんによるヴォーカル多重録音(YouTube)
 おそいテンポになっています.

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