散痛楽楽丸(さんつうらくらくがん)

■効能・効果
 関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛
■特徴
 散痛楽楽丸は、「万病回春」に収載されている「疎経活血湯」を服み易い丸剤にしたものですが、その原典には”疎経活血湯は遍身走痛して刺すが如く、左足痛むこと尤も甚だしきを治す。左は血に属す。昼は軽く夜重いもの。”とあります。
 散痛楽楽丸は、無理な動作やくしゃみなどで突如襲われる腰痛や筋肉痛によく奏功し、特に神経痛などは、昼間より夜間から朝方にかけて痛みが激しくなるタイプに効きます。
 日常生活では身体を冷やさないように気をつけ、本剤を服用する前後には冷たい飲食物の摂取を避け、また、温かいお湯で服用するなどの心がけが、痛みを和らげるのに役立ちます。