嘉島町天然プール(2010.7)

熊本の夏は、めちゃくちゃ暑い。
引っ越す前から噂は聞いていたが、これほどとは・・・

涼を巡る、これからのスケジュールは、
 @嘉島町の天然水プール
 A氷川町の白玉屋新三郎
 B氷川町の立神峡

まずは、嘉島町の天然プールへ。
場所は、熊本市健軍からすぐ。
浮島周辺水辺公園の看板が見えたら、その道路向かいにある。

ここは、生活用水スペース。
その奥に、「木枠で囲まれた天然水のプール」と池がある。


多くの家族連れや子供らで賑わっていた。
駐車場代で500円はかかるが、その他は無料。
近くの子供達は、自転車で来ていた。

日差しが強く、かなり暑い。
全身浸かったら気持ち良いだろうなぁ。
しかし、どのくらい深さがあるのだろうか・・・
底は見えているが、こんなところこそ深かったりするし。
足元は滑りやすいだろうし・・・

泳げないので、いろんなことを心配してしまったが、そもそも水着を持ってきてないので、足だけをつけることに。

冷たい。。。
かなり、冷たい。
足元を冷やすと、暑さが嘘のように消えてしまった。
ものすごく快適。

木枠で囲まれたプールにも人がいっぱい。
魚も泳いでいるので、網を持っている子供も多くいた。

足を浸けていると、横で子供達が飛び込んだり、目の前をバタ足で泳いだりするので、水がかかって、少し濡れてしまった。
昔から顔に水がかかるのが大嫌いで・・・
小さい頃は、散髪屋さんでのシャワーも苦手だった。
しかし、今日は嫌な気は起こらず、むしろ微笑ましく思うほど。
歳をとって性格が穏やかになったのか、水を克服したのか・・・
微笑むおじさんを怖がることなく、子供達は私の周りで楽しそうに泳いでいた。

子供達は、泳ぎながら「冷たい、冷たい」と言っていた。
確かに、この水温の中で泳いでいたら、そりゃ寒いだろう。
けど、かなり楽しそう。
次は、水着を持ってきて勇気を持って入ってみようかな。
もう若くないし、あまり無理をしない方がいい・・・?

30分ほど足を浸けていたら、ちょっと感覚がなくなってきたので、上がることにした。

水神様が祀られていた。
嘉島町は、水の宝庫。
ここの近くには、サントリー九州熊本工場もある。
水に関する見所は、たくさんあるようだ。

ここの場所は、前日に職場の上司から教えてもらった。
上司曰く「ぎゃん暑かときは、嘉島の天然プールに足をつけときなっせ」
熊本弁「ぎゃん」は、「あぎゃん」「こぎゃん」の略かな。
「あぎゃん」「こぎゃん」は、標準語で言えば「あんな」「こんな」といったところか・・・?
「ぎゃん」は、便利な言葉である。
「ぎゃんせんで、ぎゃんせにゃぁ」という感じ?
インパクトがある熊本弁だが、まだいまいち使いこなせない。
ただいま熊本人化計画、進行中である。

今度、お盆に友達の子供がやってくるので、ここに連れてこよう。
都会の子供には、すごく印象に残る場所だと思う。
良い思い出になるであろう。
そのときは、水着とスリッパが必要だ。
心臓にショックがないよう少しずつ水に入らねば・・・

嘉島町の天然プールとは、しばしお別れ。
これから、次なる涼を求めて、氷川町にある「白玉屋新三郎」へ。
涼を求める旅は、始まったばかりだ。

次の「白玉屋新三郎」をクリック・・・


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