くまモンを作ってみた

平成23年5月中旬。
熊本県のサプライズキャラクター「くまモン」。

くまモンは、いちおう公務員。
くまモン隊の隊長であり、「くまもとサプライズ特命全権大使」にも任命されている。

関西のみならず、熊本県内の人気も高く、イベント等ではひっぱりだこ。
関連グッズも多数販売されており、次々に新作が発表されている。

この日、城彩苑で、この大きめのストラップを発見。
可愛かったので、つい買ってしまった・・・

ふと、ここで思った。
「くまモン」、もしかして、自分で作ることが出来るのでは・・・??

すぐに、百均で粘土の黒を2つ、白を1つ購入!
さっそく作ってみることに!

とりあえず、作ってみた。
試作品第1号。

白の粘土に、黒の粘土が混ざってしまい、白色が汚れてしまった。
どことなく、トトロのような感じもするものの、初めてにしては上出来!?

100円のコーラ缶を「芯」にしている。
くまモンのふっくら感は出ているのではなかろうか。

白の粘土が余ったので、もう1体作ってみた。
試作品第2号。

こちらは、芯を入れていない。
なんとなく、顔が製作者本人に似ているような気も・・・
眉毛が太くなってしまった。

黒粘土の残りで、嫁が製作した試作品第3号。
木の葉猿の窯元で売っていた、泥面子の「くまモン」をイメージして作成した。
なかなかの出来だが、ホコリの塊みたいにも見える・・・

白粘土の余りで嫁が作成した試作品第4号。

こちらも「泥面子」をイメージして作成した。
繭で作ったような感じで、なかなか良い。

実は、試作品第5号もある。
嫁が白粘土で作成したが、若干量が足らず、お腹が痩せてしまった。

都合、5体製作した。

これは、試作品第1号。
顔が上向きになってしまった。

やはり、白い部分が汚い・・・
これは、色を塗らなければ・・・

試作品第2号、改めて見ると、くまモンに見えない・・・
これも、どうにかしなければ・・・

ということで、翌日、百均に行き、
・アクリルカラー絵具 白
・アクリルカラー絵具 黒
・赤マジックペン
・ニス(200円)
・筆セット
を購入することに。

ここまでの製作費は、945円。
これ以上、費用をかけるわけにはいかない・・・

黒絵具を塗る。

この角度から見ると、キョロちゃんのようだ。

これまで、くまモングッズはたくさん出ているが、立体的なものの中には、正直「これは、くまモンか?」というものもいくつかある。
しかし、実際に作ってみると、その難しさが身に染みて分かった。
そう考えると、木の葉猿は凄い・・・
さすが、伝統芸能、恐るべし・・・

しかしながら、色を塗っていくと、だんだん「くまモン」に近くなってきた。
これは、いけるかも。

黒絵具の後、白絵具も塗った。
なかなか、良いのではないか!?

しばし、乾燥。

ちなみに、手前にあるのは、試作品第3号。

試作品第3号にも黒絵具を塗ってみた。

何か、よく分からない「黒い塊」になってしまった。
思い切って、顔を書いてみようか・・・

試作品第2号にも黒絵具を塗ってみた。
チョコレートのお菓子のようだ。
もはや何なのか、分からなくなってしまった・・・

試作品第4号に、白の塗装を施した後、ニスを塗ってみた。
これは、乾燥したら完成。

泥面子風くまモンとしては、上出来!?
なかなかの作品だと思う。

真っ黒だった試作品第2号に、白絵具を施してみた。
なんとなく、くまモンに見えてきた・・・♪

試作品第1号が乾いたので、赤マジックペンで頬を塗った。
塗装は、これで完了。

試作品第2号にも赤マジックペンで頬を塗ってやった。
まだ、白絵具が乾いておらず、頬の赤が一部分塗れなかった。
焦ってはいけない・・・

試作品第1号と2号を並べて撮影。
こうやって見ると、売り物のようにも見える!?

試作品第3号に、顔を入れてみた。
一番細い筆による精緻な作業であった。
米粒に文字を書く中国人ではないが、筆の毛2本に絵具をつけて塗った。
こういう細かい作業が出来るんだぁと、自分の新たな可能性を発見した。

顔を書くと、「くまモン」になった。
なかなかの出来である。

試作品第1号に、ニスを塗った。

全体的に、輝きが!!
ちょっと、ピカチューやミッキーマウスに見えないこともないが・・・
乾燥が終われば、完成である。

試作品第2号にも、ニスを塗ってやった。
当初からすれば、かなり「くまモン」に近くなったのでは??

左が試作品第1号、右が試作品第2号。

仲良く並んで、乾燥中。

微妙に、向きを変えて、もう一枚。
黒いネズミに見えないこともない・・・

試作品第1号を正面から。
見てるうちに、愛情が湧いてきた。

また、気が向いたら試作品第6号を作ってみようかな。
週末の良い暇つぶしにはなった。

再び、試作品第1号。

アップにしたら、何となく「くまモン」・・・??
もしかして、かなり可愛いのでは??
これは、売れるかも・・・

試作品第2号。

鼻が大きいような気がするが・・・
次回の改良点か・・・

しかし、これはこれで可愛い。

乾燥中。

試作品第1号から第5号まで勢ぞろい。

こうして見ると、試作品第3号のチビ「くまモン」が一番良く見える。
完成したら、玄関に飾ろう。

次は、長崎市の平和記念像か、本妙寺の加藤清正でも作ろうかな。
どちらも北村西望先生の作品。

いきなり巨匠の作品は早すぎるので、次は「いつきちゃん」でも作ろうかな。
もしくは、「くまモン」試作品第6号にするか・・・

県民百貨店で購入した、くまモングッズ。

扇子くまモン。
テレビで紹介されていたので、即購入した。
なかなか売れている様子。

裏面の顔は、とぼけた「くまモン」。
値段は500円程度。
お手軽な「くまモン」グッズで、アイディアもすごく良い。
これは、かなり良い商品だと思う。

ビニール製のトートバックも良かった。
ボーナスが出たら、購入しようかな。

TOP            くまモンTOP