八代仏様巡り(2010.12.25)

今日は、熊本に来て最初のクリスマス。
ということで、仏様を巡ることにした。

熊本県央の九州自動車道が通る付近は、実は、文化財の宝庫。
大学時代も訪れたが、記憶が不明瞭・・・
改めて地図を見たら、気になる寺院がたくさん。
クリスマスを機に、まとめて行くことにした。

ここは、宇城市小川町にある長谷寺。

九州自動車道の近くだが、山の中にある。

長谷寺十一面観音像。
快慶の作と伝えられる高さ130cmの仏像だ。

1127年に奈良県の長谷寺から迎えられたとのこと。

近くには、孝子源四郎の墓があるそうだ。

昭和46年7月22日の大雨により地崩れが起きた。
その時に、本堂を避けて落ちてきたという岩。

長谷寺を後にして、次へ向かう。

娑婆神峠の石畳。
暗かったので行かなかった。

僧が発願し、里人と協力して作ったそうだ。
西南戦争の舞台にもなった。

御手洗水源を探したが、よく分からなかった・・・

県道244号線を進むと、溜池を使った公園があった。
名前は分からないが、綺麗な公園であった。

守山八幡宮。

由来を調べ損ねたが、大きな神社だった。

にかっと笑う神官。

神馬。
青銅製はよく見るが、これは珍しいと思う。

境内は広く、静か。

門前の雰囲気も良い。

三宝寺の山門。

鉄眼禅師が両親の菩提を弔うため、生家を寺として創建した名僧。

鉄眼禅師は、1630年に宇城市小川町に生まれた。

鉄眼禅師は、大蔵経の版木を製作したことで知られている。
版木の多くは、京都宇治の宝蔵院に収められているが、ここ三宝寺にも寺宝として保存されている。
その他、鉄眼禅師の遺品や後水尾天皇の御宸筆などの文化財があるそうだ。
拝観できると書いてあるホームページもあるが、ここは、そんな雰囲気ではなかった。
もし拝観できるのであれば、ぜひ見たかった・・・

うるさく吠える犬。
可愛くない。

場所が変わって、ここは八代市にある明言院。

残念ながら、拝観することが出来なかった。
大学時代は、見せてもらったような記憶があったが・・・
ここには、重要文化財に指定された仏像などが保管されている。

管理面で、常時の公開は厳しいようだ。
残念だが、仕方がない。

周辺は、史跡めぐりコースが設定されている。
少し歩いてみることにした。

道の幅は、昔のまま残っているようだ。

良い感じの町並み。

観音堂。

光厳寺。

浄土真宗のお寺である。

鐘楼。

周遊マップに従い、古墳を探す。

谷川2号古墳?
奥壁がないので、多分そうだろう・・・

門前2号墳石棺。
普通に道脇に置かれているが、貴重なものだ。

光明寺跡を探して歩く。

菅原神社。

この辺りは、古墳がたくさんあるようだ。
ゆっくり散策すると面白いだろう。

妙見水源。
高速道路の高架下にある。

不老長寿の命の水と言われている。

近くの子供に案内してもらい、光明寺を目指す。

妙見第二号古墳。
ホント至る所に古墳がある・・・

高速道路の上に出てきた。

玉泉寺。

真言宗の寺院。
小西行長の焼き討ちに遭ったが、本尊は村人が池に沈めて守ったという。

薩摩街道九里木の跡。

趣のある町並みだ。
結局、光明寺跡は見つからなかった・・・

最後に訪れた寺院は、氷川町の今寺観音。

宮原SAの裏手にある。

今寺観音四面仏。
1697年建立。

地元の人の手により境内は綺麗に掃除されている。

十一面観音菩薩像。
お乳観音とも呼ばれている。

母乳が出ない母親が祈祷に訪れるそうだ。
お乳が出ると、そのお礼として、お乳の形のぬいぐるみを作って奉納する。
この習慣は、今も続いているとのこと。

天井絵が美しかったので、撮影。

大神宮。
お伊勢さんと呼ばれている。

神仏習合の名残である。

帰りに、氷川町竜北歴史資料館へ寄った。

閉館時間を過ぎていたが、特別に見せてもらった。
ここ竜北町は、内田康哉が生誕した地。

明治・大正・昭和期に、3度外務大臣を務めた。
また、原敬暗殺後、加藤友三郎急逝後の2度、総理大臣臨時代理を務めた。
この人物も、もっと熊本で取り上げられて良い人物だと思う。
竜北歴史資料館では、内田康哉の資料が多く展示されている。

今日は、盛りだくさんな一日だった。
よいクリスマスとなった。

TOP                    熊本TOP