日々雑感

世の中、ブログが流行ですが。。。。あたしゃ、「.txt」オンリーで。(^^)
しかも、不定期更新だったりするのです。(^m^)
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20051031
土日に仕事をしたので、今日は休み。昨日は夕方まで「生ける屍」状態で仕事をして、家に帰り食事をしたら気を失うように就寝していた。20時30分に寝たので38時間も起きていたことになる。今日はゆっくり休むつもりだ。

20051030
スターパーティーは夢の一晩。天候は、ほぼ曇り。稀に火星などの明るい星が見えた程度の空でした。その火星!噂の望遠鏡で見たのですが、声になりませんでした。いや、イイ望遠鏡です。今まで見てきた望遠鏡の中で「比較する望遠鏡が少ない」です。その望遠鏡で覗いた火星。ハッキリとした円盤、細かい模様が見えます。みんな、「コントラストが高い」とか「模様が良く見えている」と言っていました。なんて言うんでしょうかね....その望遠鏡で見ると、火星って「球体」なんです。しかも、その表面の模様は小さい複雑な模様が沢山ある。模様が滑らかでツヤがある。輪郭がハッキリしている。そんな見え方をしていました。口径150mm、口径比F7.3というと、比較対象機は「BOX-DOB1580」(150mm F8)ですね。ちょっと比べてみたかったのですが、今回は車の中でお休みでした。(笑)その望遠鏡の話題は色々なところで言われていると思いますから、この話題はこのへんで。(つーか、曇ったから。)そうそう、その鏡筒が搭載されていた赤道儀。クランプをフリーにするとビックリするくらい滑らかに粗動出来ます。アイススケートリンクを滑る感触とでも言いましょうか、今、持っている赤道儀の滑らかさとは明らかに違うのです。あんなに大きな望遠鏡を搭載しているのに、小指一本で粗動できる感じの滑らかさ。「あぁ....この赤道儀はいい仕事をする。」そんな風に思いました。夜半過ぎたら開店をします。と言っていた「喫茶『ten.』」ですが、みんなの要望で(?)夜半前から営業開始しました。曇っているからね。(苦笑)今回も、準備したのはいつものお店の挽きたての豆に加え、白木峰から15分ほど登ったところで湧いている水を汲んできました。結局、点てた珈琲は全部で5リットルほど。ハーフカップですから40〜50杯分でしょうか?自分で入れたにもかかわらず、予想以上に美味しいコーヒーでした。(水のお陰でしょう)そうこうしているうちに、時計の針が朝4時を回る。明日(当日)も仕事なので、いよいよ撤収準備開始時刻だ。今回のスタパーで車から降ろした機材は接眼レンズと「喫茶ten.」の飲茶セットのみ。(トランクの奥にあったので苦労するのだ)今回はBD1580は出ていない。また、ある方は、BD1580が無いので、ten.が来ていないのか?とも思われていたらしい。目印にしている人がいるのね。さて、朝5時になる。記念写真「朝まで生き残った人々」に写ることは出来なかったが、これから仕事のten.は、夕方まで生き残らなければならない。。。

20051029
いよいよスタパー!仕事を終え、いってきまーす!でも、そのまま明日仕事。去年の秋のスタパーと同じ状況ですね。

20051028
天気が気になる....。もちろん明日のスタパーの天気。大丈夫!雨は降らない。大丈夫。雨は降らない。きっと晴れる。きっと晴れる。絶対に火星が見られる。絶対に火星が見られる。そう思いながらインターネットで天気の情報を見ている。みんな!明日は白木峰でお会いしましょう。仕事を終わらせて駆けつけます。では現地で。

20051027
もしも、「一生に一度のお買い物」として望遠鏡を購入するとしたら何を買いますか?と聞かれた。う〜ん。頭をよぎったのは、大口径ドブソニアン?双眼望遠鏡?TOA150?FSQ106?SKY90?う〜ん。。。。一生に一度の買い物で望遠鏡ねぇ....。10秒ほど考えて答えた。「今、欲しい望遠鏡が売っていません。」いつでも使おうと思うようなコンパクトさで、口径が大きくて、軽くて、像はシャープに見える....。(なんて贅沢でわがままな欲望)で、先ほどの話題。「一生に一度のお買い物として望遠鏡を買う」という話題。あなたならどんな望遠鏡を買いたいですか?あ、もちろん家族にも承諾を得て買うんですよ。この話題、ちょっと先になりますが12月半ば頃にもう一度お話しします。

20051026
いよいよ「スターパーティーin白木峰・秋の大観望会」まであと僅か。ML(メーリングリスト)には、「喫茶『ten.』」の開店を宣言したし、今は天気の動向を見守るばかり。スタパーといえば晴れても曇っても楽しいのだが、今回は(も)、ちょいと晴れて欲しい。実はちょっとしたニュースが舞い込んだ。是非一度見てみたいと思っていた望遠鏡が来るというのだ。(都合上、ここでは言えませんが。)どんなに良い性能の望遠鏡でも晴れなきゃ見えないので、こればかりは祈るばかり。(シーイングもねっ!笑)曇ったら曇ったで仕方ない。でも、天候が不順でも、もちろんスタパーへは行きます。当然、一晩中大騒ぎっ!

20051025
世の中、「大は小を兼ねる」と言いますが、「大は大。小は小」と独自の世界を持っているものもあります。例えば、望遠鏡の口径。大きいものは良く見え、小さいものは見えがたいと思われがちですが、いやいや、そんなことはありません。口径それぞれに独自の世界があります。大望遠鏡では凄い集光力がありますが、小口径には素晴らしい低倍率があります。どの望遠鏡にも個性があり、大きくとも小さくとも望遠鏡を使うオーナーさん次第で良い相棒になります。さて、あなたはどう考えますか?そうそう見る対象にもよりますよね。最接近中の火星、いろんな望遠鏡で見てみたいと思っています。今週末、10月29日の「スターパーティーin白木峰・秋の大観望会」が楽しみです。

20051024
10月8日に撮影したフィルムをまじまじと見ていた。ここのHPのTOPに入れた写真は、結構お気に入りであったが、実は、一番のお気に入りは他にあった。デジカメでの撮像ではどうしても出ない雰囲気。TOP行きになれなかった「一番」のコマ。諦めきれない気持ちがなぜかペンを走らせた。増感もせず、画像処理もなく自然な雰囲気で撮れたひとコマに対し、ポジ原版郵送という手段をとった。これまでそこまでやったことがなかったのに、今回はそうしてしまった。つながったポジからそのひとコマを切り離し、手元を離れる大事なひとコマ。戻ってくるのはいつだろう。

20051023
やっぱり体調不良。喉が痛い。鼻水が止まらない。関節が痛い。今週末のスタパーまでに治さなきゃ。気になるのは気温が低いこと。いらっしゃる皆さんへ。結構寒そうです。防寒着は十分に準備して下さいね。では、寝ます。Zzz...(__)ぱたっ。

20051022
中秋の満月を撮影するネタ。撮影した一本のフィルムから3コマを選び出して、大先輩に渡した。大先輩も撮影できない場所での撮影だったので、大きな「ご指導」もなかった。ああ、よかった。これでこの件は一件落着。そうそう、昨日あたりから喉が痛い。どうも風邪をひいてしまったらしい。星見に行きましょうと誘われたのだが、体調不良で行けなかった。残念。

20051021
このところ、毎日見ているブログ「ugem通信」に変化がっ!「ugem」とは双子座にあるU星という変光星なのだが、この変光星「激変星」というらしく普段の光度からほんのわずか数時間の間にとんでもない変光をする星なのだ。普段は14等星(かなり暗い)の星がたった一日の間に一気に8.9等星まで変光している。このあたりの記事は上記ブログ「ugem通信」をよく読んでいただくとして、いつ変光するか分からない星を毎晩のように観測している変光星観測者にはほとほと頭が下がる。とにかくugemさん、毎晩お疲れさまです。

20051020
ここのところの快晴も、明日あたりで天気が下り坂になるようだ。月末の29日には「スターパーティーin白木峰」が控えている。万難を排して参加したい。と、思っていたら、29日と30日の土日が出勤だった。こりゃ、去年の「スタパー秋の大観望会」と同じパターンで睡眠不足になりそうだ。午前4時には帰宅の途につく予定になりましたが、それまでの間、めいいっぱい楽しもうと思っている。

20051019
ここ長崎では、毎日「日本晴れの快晴」が続いている。日中は眼が痛くなるような青空だ。一方、満天の星空からは離れている。月が大きいから仕方ないのだが、その明るい月にも負けない明るさで輝いているのが火星だ。10月30日の最接近を控え、現在、逆光中である。今夜は、満月二日後の大きな月にも負けないくらいの明るさで輝いていた。ten.は、今月に入って望遠鏡を使って火星を見ていない。BD1580よ。すまぬ。

20051018
四日連続で中秋の名月を撮影する話題です。現像の結果が出ました。一言、「救いようのない」露出オーバーでした。当日は、思ったよりも空気の透明度が良かったこと、カメラの露出計の出した値に惑わされたこと(これは言い訳)段階露出の幅が狭く思いっきりが足らなかったことが原因だろう。よく考えてみると、長焦点での月面の撮影は初めてだったことに気付いた。しかも、月の出直後の補正や、前景の撮影を試みるなど初心者の私には若干ハードルが高かったかもしれない。(苦笑)まあ何事も経験と無理矢理に納得しておこう。(泣き)

20051017
いそいそと定時で職場を後にして、ロケハン(ロケーションハンティング)済みの場所へ機材とともに移動した。折からの台風が、太平洋でグズグズしてくれたお陰で九州地方の空は晴れている。しかし、風が強い。400mm弱のレンズにカメラ三脚のみでの撮影だから、かなり厳しそうである。機材のセッティングを済ませ、「あと10分くらいで月の出かな?」と思っていたら、「出てる....」かなり低空での撮影開始だ。大気の減光による露出補正をしようと月の高度を測ったら3度〜5度。やばい、こんな低空の露出補正値は準備していなかった。段階露出をしながら撮影開始。視野の中で、もやもやとシンチレーションで揺れる月の模様。ピントが出しにくい。もたもたしていると月と風景が同視野に納まらなくなりそうだ。思ったよりも月の動きが早い。機材は、カメラ三脚のみだが、雲台の上端には予めアリ溝を取り付けておいた。カメラとレンズ取付台の底には両方ともアリガタプレートを装着。180mmレンズとの交換を素速く行うためだ。撮影終了後、早速ラボへ現像に出す。結果は明日だ。不安だらけではあるが、今夜はファインダー越しの中秋の名月を堪能した。おっと、部分月食は自宅にて肉眼で見ました。撮影は無しよっ!

20051016
で、撮影を明日に控え、再度、大先輩に電話してみた。低空の満月の撮影のため「大気の減光による露出補正」の値を話したのだが、あっさりと解決した。なぜなら大先輩のカメラボディーはデジタル一眼レフで、それも最高級機だった。撮影した画像を確認できるから問題なし。レンズは300mm f2.8(サンニッパ)に2倍テレコンを使用して600mmでの撮影をするそうだ。むむむ....あたしゃ、400mm弱のレンズなので、「ドーンとした大きな月」の撮影に勝ち目はないです。あ、そうそう、月の出の後は「部分月食」があります。食分は小さいものの、これも見逃さないようにしましょうね。

20051015
前の職場の大先輩から電話があった。大先輩は自分でも(一般の)写真を撮り、しかもすごい写真を撮る。機材も揃っているし良い機材に良い腕があるから出来た写真はなおさらである。写真の話も大変に勉強になる。電話の内容は、ten.は「天体関係の撮影には君が明るいから聞きたいのだが、月の撮り方を教えてくれ。」と切り出された。「写真のひとコマにどれだけの物語を込めることが出来るか。やっぱり土門拳の世界だよ。」写真のテクニックに関しては、あまり多くの事を語らない大先輩がいつも口にする言葉です。そんな大先輩の依頼する「月」とは?....「ああ、実はな、とあるお客さんから頼まれたんだが、月を、ドーンとした大きな月を撮影したいんだ。キッチリと露出の決まった純白の月だ。」だそうです。レンズの焦点距離と月の大きさの関係やら露出のおおまかな出し方、大気の減光や地球の自転のことなどをあらかた話すと、「いや、ん〜やっぱり任せる。頼んだぞ。できれば、前景があってススキとかがあればなお良し」....へっ?クレーターがある半月とかではなく、満月ですか?「そうそう。日付も指定があってな。10月17日の満月。つまり旧暦の9月15日の満月限定らしい。前景にこだわらなくともその日は部分月食がありますが、それを撮りましょうか?というと「いや前景を入れて欲しい。なに?ススキがない?なら、海に映える山から昇ってくる満月みたいな雰囲気でも可!」らしい。(だんだんと、条件が厳しくなってきたぞ....)大先輩のおっしゃること、逆らえません。「はい。。。。分かりました。でも、チャレンジしますが、どこまでやれるか分かりませんよ。あ。そうそう、天候不順の時には諦めて下さいね。」といい電話を切った。さて大変だ。どうしよう。。。。でも、頑張ってみます。(内心、かなり泣いている)

20051014
TOPページに飾ったひとコマ。ten.は結構お気に入りだ。他のコマに一番のお気に入りはあるのだが、いつものようにポジ原版をデジカメで撮影する方法で「.jpg化」すると色や解像に納得いかない。以前使用していた「canonパワーショット A200」だと出ていた色が最近使いだした「Nikon COOLPIX 4100」だと出ない。まあ、廉価版デジカメなので文句は言いたくない。仕方なし。自分の欲しい色を表現したいと思うのなら「フィルムスキャナー」やら「画像処理に必要なスペックのPC」等が必要になるからだ。一番必要なのは『画像処理を行う知識』だったりするので色々言わないようにしよう(苦笑)。実は、こういった愚痴を書くのには理由がある。一昨日の話題に上げたNGC7789が撮影されたコマを、ルーペ(Or25)を使って眺めた時、まさに「砂金のように小さな星ぼし」がそこにあった。バックグランドはビューワーの灯りで明るいものの、愛機「BD1580」で眺めるような雰囲気の星空がそこにあった。これをHPにアップしようとデジタルカメラで撮像したところ。。。。(T−T)あたしゃ号泣しました。そこにはハズレの双眼鏡で見たような、ぼんやりした光芒があるのみで、「砂金のように淡い星たちのきらめき....」と書かれた文章を指す画像と程遠いものだった。と、云うわけで、NGC7789は是非、望遠鏡や双眼鏡を使って肉眼で生のきらめきを見て欲しい。

20051013
フィルムの現像が仕上がった。全部で10コマ。大きな失敗は無かったのでヨシとしよう。撮影場所は県民の森のとある公園。大村湾が一望でき、雰囲気のいい場所なのだが東から南には大村市・諫早市・長崎市があるので光害は残っている。携帯電話も繋がるし、なかなか便利な場所です。機材を撤収する時間に冬の星座が昇ってきたので、片づけの間に固定撮影を行った。このコマをデジカメで「.jpg」にしてTOPページに飾ってみました。

20051012
先日8日は、撮影中の対象を双眼鏡で観望しながら楽しんだ。カシオペヤ座付近は天の川の真っ直中ということもあって散開星団の宝庫だ。丁度、「月刊 天文ガイド(誠文堂新光社)」の今月号(2005.11)の P.142に見易い星図があるので、手元にある方は見て欲しい。双眼鏡でカシオペヤ座α星とβ星を視野に導入し、β星よりほぼ直角にカシオペヤ座の外側に動かすとρ星(4.5等星)とσ星(4.9等星)に挟まれるように「NGC7789」という散開星団がある。7倍程度の双眼鏡だと両星の間に「ほわ。。。。」っとした丸みを帯びた光の固まりが、「おだやかに、ほんのりと」明るくなっている場所だ。じっくりと眺めているとほんのりと明るいだけではなく、「ざらつき」と帯びているように見えてくる。じっくりと見れば見るほどに星粒が見えるようだ。視野に導入後「見えた。では次の天体は....」と先を急ぐと損をする。時間をかけて見たい星団だ。記事中にも「望遠鏡では砂金のように淡い星たちがきらめき....」と記されている。20倍程度の倍率だとまさにそのとおりで「視野いっぱいの砂金」に偽りはないっ!秋の散開星団の中では大好きな星団である。

20051011
先週末、観望・撮影・結婚式での仲間との語らいと、数日に渡り楽しい時間を過ごしたお陰か、ストレス無く仕事もスムース。気がつけばもう上弦の月だ。満天の星空には、しばらくお別れかな?

20051010
この三連休、最後の日は仕事です。秋晴れも三日連続で、土曜日に何とか出撃できたので満足だ。そのフィルムはまだ現像に出していない。まあ焦らなくともよいだろう。いい雰囲気の写真が撮れていたらTOP画像を差し替えましょうかね。あ、ten.が撮る写真のことですから「てきとー」でマイナーな撮り方です。そこの 君っ!期待しないように。

20051009
今日の予定は「結婚式」新郎新婦ともに星を見る仲間だ。もちろんスタパーにも「でふぉると参加」のメンバー。おめでとう!末永くお幸せに。これからもよろしくね。

20051008
昨夜、やっぱり雨だった。行こうと思った日には天気が悪くて、ほしみに行けない夜には「どピーカン」なんて。。。。ストレス溜まるぞ。(泣)こうなりゃ、日曜は飲むぞっ!(なんでやねん。)と言っているうちに、今夜はちょっと晴れるかも?最近、天候と自分の用事で星見に行けなかったストレスを発散できるだろうか?とりあえず午後から準備を始めた。。さあ天気はどうだ?夕方現在、九州南部を秋雨前線が南下中。ここ長崎は、どんなタイミングで晴れるのかを考えていた。どうやら天気は北から晴れてくるらしい。観望+撮影が目的で、翌日の予定に差し障り無いよう、なるべく近場を選択した。予定の場所に到着して車のライトを消したら、「すげーーっ!」秋の天の川が北東から西空低い白鳥座まで延びている。撮影中は双眼鏡で撮影対象を観望しながら楽しんだので、時間が過ぎるのがあっという間。ああ、もう帰る時間(午前2時の撤収予定)だ。フィルムの現像が楽しみ。

20051007
荷物の隅から小さな望遠鏡が出てきた。「最近見あたらないな....」と探していた奴で、先日の車中整理の時に段ボール箱に紛れていたらしい。おっ?!スタパーの時に欠かせない「焚き火台」もあった!ten.は大型の機材は所有していませんが、コザコザとしたマイナーな道具は数えきらないほどあり、自分でも整理がついていない事に対して情けなくなってくる。出てきた望遠鏡は当HPでも紹介したクローズアップレンズと塩化ビニールパイプを使ったものである。(口径52mm、焦点距離250mm、F5アクロマートレンズ)これにツァイスサイズの接眼レンズ「Or25(谷光学)」を使用しているので、倍率が10倍だ。改めて見てみると天頂プリズムが使えないことにも気付いた。これを作った当時は天頂プリズムを所持していなかったためだ。鏡筒を2〜3cm切断して天頂プリズムも使えるようにしようかと思っている。「もっと活用しなくては」と反省。

20051006
朝から薄雲ではあるが秋空が戻ってきた。通勤も気持ちがいい。昨夜は早く寝てしまい睡眠時間がとれたのか体調も良い。明日あたりどこかに星を見に行こうか?もちろん天候次第。そう思って天気予報を見たら「雨マーク」あぁ。。。空と同じで「泣きそう」な気分。折角だから三日連続で「スターパーティーin白木峰」の話を続ける。スタパーの夜、ten.は夜半頃から「喫茶『ten.』」を開店する。たいそれたことは出来ないが、眠気を吹き飛ばすためCoffeeを「野点」するのだ。もちろん商売ではないし、味も保証していないので代金は「タダ」。飲みたい方はコーヒーカップを持参していただくとハーフカップ(半カップ)で提供しています。これはペーパードリップで一度に大量のCoffeeを点てることが出来ず、なるべく多くの皆さんに行き渡るようにするための苦肉の策(よく言えば工夫という。(笑))初めていらっしゃる方も遠慮なくどうぞ。

20051005
スターパーティーに参加すると、朝まで「あっ!」っという間に時間が経ってしまう。天候に一喜一憂し、多数の望遠鏡を覗き比べ、所有者の話を聞き、みんなと珈琲でも飲みながら談笑にふける。見たこともない小道具や私の考えないような工夫を聞くと楽しさも倍増だ。遠方の各地からいらっしゃる方々も数度来ていただくと「いつもの仲間」となってしまうし、たまたま見に来て「望遠鏡で星を見るのは初めて」と言う方も全く問題はない。それこそスタパーの良いところで、多種多様な機材で星や惑星をどんどん見ていただく。主催者のいないスターパーティーだからこそ「スタパーに来た人のスタイルで楽しい時間を過ごす」事が大事だ。あっという間に過ぎる時間は自らが楽しんでいる証拠だ。

20051004
先週末の「どピーカン」の天候はしばらくお休みらしい。早くも秋雨前線が南下しつつあり晴れ間は望めそうもない。せっかくの新月!せっかくの秋晴れ!ああ〜おあずけです。それはそうと10月29日(土)に開催される「スターパーティーin白木峰 秋の大観望会!」が近づいてきた。この夜は、色んな所から星空が好きな人が集まる観望会である。でも主催者はいない。星空が好きと言うだけで参加資格があるし、「ちょっと来てみようかな?」と思っただけでも良い。折しも10月30日は、「火星の最接近」です。前回2003年の夏に今世紀最大の最接近があったのは記憶に新しいが、その時と比較しても遜色無い火星が望める。特に会場の「諫早市白木峰」は地形的に良いのか、シーイング(この場合、大気の揺らぎ)に恵まれることが多く、ten.も難物といわれる「アンタレスの伴星」「シリウスB」などをこの地で初めて見た。2003年の「スターパーティーin白木峰」では驚愕の火星像を望むことが出来たし、何より、来場したみんながそれぞれの持参機材(これがまたマニヤックっ!)を使って現地で撮像したり、「キレる接眼レンズ」を使って機材の限界を超える(?)凄い惑星像や二重星を見せてくれる。初めて火星を見る人も、撮像や画像処理などの情報も得ることが出来るのもスターパーティーの面白さです。

20051003
ten.は、星を見に(撮りに)行く事もキャンプに行く事も好きです。とは言え、星を見に行くと言うことは、ほぼキャンプ状態になりますね。テーブルに椅子、七輪に夜食ってのは星見もキャンプも同じです。でも、星見にはカメラ・望遠鏡・双眼鏡などの天体関係の機材があるかわりに、テント・タープは張らないし滞在時間もキャンプと比較すると短いです。星見とキャンプの一番の違いは、星見には「雨降り」は無いことですね。まあ、両方をひと括りにすると「アウトドア」なのですから、「まあいいか。」と妙に納得。

20051002
新月に近くなるとウズウズしますね。特に昼間が「どピーカン」だとなおさら。フィルムはあったか?どこを撮ろうか?双眼鏡は何を持っていこうか?何時に帰宅すれば翌日の予定に差し支えがないか?などなどいろいろ考えてしまいます。その割に出かけていないのは、夕方から薄雲が出たり仕事で疲れ果ててバタンキューだったりと思うようにならないのもこの趣味の醍醐味だ。この「日々雑感」も、誰が読んだか「日々悶々」。。。。妙に当たっているなと感心した。

20051001
昨夜の「日々雑感」をUPした後、さあ寝ようとベランダに出てたばこを一服。むむっ!?すげえヌケてるっ!!今頃、みんな星を見ているんだろうなぁ。。。ちくしょー(苦笑)。結局朝までヌケていた。星を見に行っていないので非常にウズウズする。

20050930
ビクセンのポルタやタカハシのTG経緯台など上下水平に微動を持つ経緯台を所持する人が多くなってきた。セットが簡単で、天体の導入も感覚的にし易いからだろう。もちろんten.も欲しい道具の一つです。でもへそ曲がりなten.は、人と同じものを持つのはなんだか癪に障るので何か他の方法を考えようと思うのだが、ビクセンのポルタ経緯台はアルミ三脚込みで¥21,000円(実売価格17,000円程度)である。こんなに安く提供されると自作しても足が出る事は間違いない。いろいろと考えていると、生産国が他国であるということも見逃せない。いや、別に他国製品が悪いわけではなく、今後、日本の製造業者は後継者が生まれてくるのだろうか?とも考えてしまった。「工場の親父さん」らが儲からず家業を畳む時代になると、せっかく育まれた素晴らしい技術が一代限りで途絶えてしまい、この国の「もの造り」の将来が危ぶまれると思ってしまうのは思い過ごしだろうか?

20050929
「ten.は双眼狂だ」と言われて久しいが、実際のところ最近は双眼鏡でゆったりと眺めていないことに気がついた。車中整理のため使用頻度の一番高い「7×35」を箱の中に納めてしまったのが敗因かもしれない。やはり一番使う機材は、すぐに手の届くところに置く事が大切だなあと気付いた瞬間である。口径の差こそあれ約7度の実視野をもつ双眼鏡やファインダーの視野の広さが好きである。小口径のクラスは双眼鏡の他にもファインダーやら自作の小望遠鏡など数台所持している。特に小望遠鏡は、対物レンズさえ入手すれば鏡筒などは塩ビパイプで作るので、さほどお金が掛からないのが魅力である。しかしながら多数の機材を持っていても、人間の眼は二つしかないので困っている。

20050928
朝から良く晴れていた。通勤時に先日「檸檬のようだ」と言っていた月が、ずいぶんと細くなったろうと思って探してみたが見つからなかった。下弦の月よりもちょっと細めの月を想像していたのだが、よく考えてみるともっと細くて太陽に近いようだ。どうりで見つからない訳だ。自分が思ったよりも日が進んでいたのだが、天体の運行は、人間の生活がどうであれ「律儀に動いているのだな」と感じた。

20050927
朝、起きてみるとスッキリとした青空。ああ。。。一晩中晴れていたのね。。。。見に行きたかったなぁ。と悔やんでもしょうがない。ここは一発何かをせねばと思い、このページ「日々雑感」をサーバーにアップしてしまった。もうちょっと後でも良かったかな。げっ?カウンタが19950だ。20000記念として丁度良かったかな。ともあれ、入力してサーバーにUPするまでのタイムラグがありそうだし、日記の類は苦手なので途切れるかもしれません。みなさん、(覚悟を)よろしく。

20050926
朝から「どピーカン!」の青空。紺碧の空ともいうのだろうか、こんな夜はもちろんどこかに行きたくなるのが星屋の心中。ただね、仕事が終わって帰宅したのが21時30分。思わず、Zzz寝ちまったいっ!ああ、もったいなかったなあ秋の空。次のチャンスは。。。。?

20050924
久々に星空撮影架台「ten.11」をいじってみた。まだまだ改造の余地があるようだ。今回はフル充電のニッケル水素電池の新品を入れて動かしたところ、先日のくまんたけのような止まり方はしなかった。微動ハンドルと時計の秒針を比較しながら動かしたのだが、たまに脱調するらしく、「カカッ!」っといってワンステップ逆回転している。この事は長崎の草野氏からも言われていたので驚くことではないが、一往復目よりも二往復目の方が頻度が多いことに気が付いた。電圧が低くなるとトルクが足らなくなるのかな?(ここんとこ専門外なのでスルーする。爆)なんにせよ、まだまだ信頼性が低い赤道儀だから実戦に投入されるのは先のようだ。

20050924
良く晴れていたが、外にでることが出来なかったので、ここのところご無沙汰だったH40赤道儀用のガイド鏡を使って星を眺めてみた。確か焦点距離が240mmで、それにタカハシ純正の明視野照明付×3バローにガイド用アイピースK12を使用した。倍率は60倍程かな。あ!?違うぞ、高橋製作所の公式HP(タカハシウェブサイト)では、「天頂プリズムを併用したときの焦点距離は約800mmです。」と書いてある。(http://www.takahashijapan.com/CATALOG/1974-TS40H/P03s.jpg)なるほどなるほど。つまり倍率は66倍程ですね。で、このH40ガイド鏡を使って北斗七星のミザール・アルコルを見た。しっかりと分離しシーイングが悪いながらも時折ジフラクションリングのような雰囲気のリングも見える。良いガイド鏡です。難点を上げるとすると、ガイド星を導入しづらいことかな。これにもファインダー(照準)を付けなきゃね。どうしようかな。。。また楽しみが増えました。

20050923
風邪をひいた。風邪かどうかは分からないが熱が37.8度、頭がガンガンし、お腹が緩くて何度もお手洗いにいくし、なぜか腰が痛い。最近、ちょっと涼しくなってきたので寝ているあいだにお腹を冷やしたのかな。

20050922
ten.は、フィルムを使って天体写真を撮影している。世の中はデジタル画像に移行しており、例えばカラーネガで撮影されたフィルムもプリントするとデジタルプリントとなり、結果としてデジタル画像が介入していることになる。ten.はデジタル画像が嫌いだということではないし、アナログ(いわゆる銀塩フィルム)にこだわっていると言うことでもない。ただ、デジタル機材(CCD、一眼デジカメ、PC、画像処理ソフト等周辺機器)へ投入する金額が高く、現在の機材にデジタル機材を加えることは相当な資金が必要なのが明らかであるため、結果的に導入を見送っているのである。ten.は主にリバーサルフィルムの「一発撮り」です。また、現像後にフィルムをスキャンし画像処理を施すことも無くダイレクトプリントをすることもほとんど無い。仕上がったフィルムをルーペで覗き眺めて楽しんでいるだけであるから、リバーサルフィルムが気分的に楽なのだろう。まだしばらくは銀塩で遊んでいこうと考えている。


20050921
仕事が終わり、夕闇迫る西空に遠いところからの西日が鱗雲に映えていた。鱗雲のすき間には透明感溢れる空が洩れている。ずっと西の向こうは綺麗な青空が広がっているのだなあとおもった。帰宅する頃には鱗雲の間隔が大きくなっており、すき間には星がチラリと見えている。東の空が明るいと思っていたら檸檬のような月。建物の間だから出てくる月は大きく見える。


20050920
夕闇に包まれる時間が、日いちにちと早くなっていくことを実感する。梅雨前線が北上した7月中旬、夏になり、そして秋雨前線が南下してきた。梅雨明けした頃と同じような蒸し暑さと朝夕の涼しさが同居する。もうすぐ抜けるような青空と澄んだ星空を見上げることが出来るのを楽しみにしている。


20050919
高橋製作所のH40型赤道儀、軽くて小さくて精度も良く、使いやすい赤道儀なのだが難点が一つだけ。ヒノサワカメラを使用するにあたり、赤緯軸上端にアリ溝を付けているのだが、南中する方向以外で景色が入ると地上風景が傾き、仕上がりに不都合が生じるのだ。茶店で珈琲を飲みながら、この不具合を解消するために「カメラ回転台座」を作ろうと考えたのだが、寸法やら材料の入手やら頭の中に画像が浮かんでこない。ただ、うっすらと概略の形だけが浮かぶのみ。ま、どうにかなるでしょ。


20050915
くまんたけに行って来た。満月近い月夜ではあるが、色々とやりたいことがあって独り出かけた。まったりとゆったりと過ごせたのは「ひ@かさん」のお陰。撮影に行くのに「レリーズ」を忘れてしまったのはヒノサワカメラに慣れきったせい?いや、ちがうな。相変わらず「てきとー」だからだろう。(爆)ひ@かさん、レリーズありがとう。これからはP−2zを使いこなして楽しい撮影をして欲しいと願うばかりです。



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