本・「おたくさ日記

ホームページ「おたくさ日記」が本になりました。

 発行所 長崎文献社

 四六判 上製本

 152ページ オールカラー

 定価 1260円(税込)

 ISBN 978−4−88851−141−4


内容を少しご紹介しましょう。

   






第一章 折々の記より  「夫婦喧嘩」





第二章 ありがとう!クワレンジャーより  「アスパラガス」





第三章 四季の花より  「春らんまん 遥かなる夢をのせて」



出来上がった本を仏壇に供えながら、涙が出てきました。
思っていた以上の本に仕上げていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。m(__)m
新しい本なので、きれいに開いて写真を撮ることは出来ませんでした。
大きな仕事を楽しく終え、オバちゃんはガッツポーズです!
(2009年10月10日)





本が出来るまで

「おたくさ日記」を本にしようという思いは、夫婦で以前から持っていました。夫の一周忌を済ませホッとした時、本作りが残っていることに気がつきました。とても楽しかった新しい経験をご紹介しましょう。


1)出版社を決める。
  ・ページ数や色、本の型などで見積もりをしてもらう。
  ・契約をする。
  ・着手金を支払う。 
初めて長崎文献社へ
2009年6月4日

契約:6月23日
2)総原稿を出す。
  ・写真、挿絵、イラスト、文章など全てを揃え提出する。
7月28日
3)校正をする。
  ・初校から2校、3校・・・と校了まで行う。
  (ページの差し替え、構図変更、誤字・脱字のチェックなど)
初校ゲラ:8月13日
  ↓
校了:9月24日
4)印刷・製本  
5)納品(残金を支払う)  




初校

校了
初校から何度も校正を重ねて校了へ


束見本(つかみほん)

ページ数が決まったところで、上のような初めて見る本をいただきました。編集の方から「表紙の背厚(せあつ)を正確に知るために、全体の仕様に忠実に(ページ数、見返し、本表紙、カバー)実際に製本してみるのです。そうして背表紙が何ミリあるかを測ってデザインをきめます」と教えていただきました。



本作りの裏話

 初めて出版社に行ったとき、編集の方に「心配なことがありますか?」と聞かれました。「原稿はいいんですけど、CDにいれられるか・・・」と私。近くで仕事をされていた職員の方が、ガバッ!と立ち上がって、私を見られました。思い出しても可笑しい天然ボケの答えでした。\(^o^)/
 一番悩んだのが著者名でした。ホームページを本にするのですから、実名を出すとハンドルネームの意味がなくなります。「おたくさ日記」の『おたくさ』さんでも芸がなさすぎる気がして、新しい名前をつけました。名前を聞いた友は爆笑です。
 デザイナーさんと初めて会ったとき、名前を言いながら名刺を渡されたので、私もつられて実名で挨拶しました。すると、同席されていた編集の方が、すかさず著者名でフォローしてくださいました。にわかペンネームは役たたずで〜〜す!!\(^o^)/\(^o^)/
 ひとりで作業をすすめるのは不安もありました。途中でゲラ(白黒)を子供たちに送り、アドバイスをうけました。今までは困ったときには夫が背中を押してくれていた気がします。出版社にはいろいろと配慮をしていただき感謝しています。m(__)m
 最低半年はかかるだろう、と思っていた本づくりが、3カ月余りで出来てしまいました。三回忌までは、あと半年あります。年忌まで待つか?先のことは分からないので年忌の前に届けるか?悩んでいます。


「母さんに万が一のことがあったら、ホームページを本にするよ」
これはホームページを作った時から、夫や子供たちが言っていた言葉です。
夫にはずっと私の病気で心配をかけてきました。
夫婦で作ることが出来たら、それにこしたことはなかったのですが、仕方がありません。
たいした苦労もなく本作りを楽しめたのは、
夫が見守ってくれていたのかもしれませんね〜。(*^。^*)
(2009年9月26日)


素敵な壁紙はPIPOさんからお借りしています。。