長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)は

     のぞみ・ひかり・こだまが来ないのに“新幹線”なの? 戻る

 
 長崎県ホームページより

長崎「新幹線」のルートは

長崎「新幹線」(九州新幹線西九州ルート)は、上図における、博多から長崎までを建設するというもの。

博多−鳥栖間は九州新幹線を走る(共用、線路は標準軌)。鳥栖-武雄温泉間は、JR長崎本線(鳥栖−肥

前山口)と佐世保線(肥前山口−武雄温泉)を走る(JR在来線、狭軌)。諫早−長崎間は、JR長崎本線を

走る(線路は狭軌)。新規に建設するのは、武雄温泉−諫早間だけです。この新線を「新幹線」区間と呼び、

トンネルなどの規格はフル規格でつくるが、線路幅は狭軌を敷設する計画。

線路幅は、九州新幹線の博多−鳥栖間は標準軌(広軌、143.5cm)。鳥栖−武雄−諫早−長崎の線路

幅は、狭軌の106.7cm。線路幅が違うので新幹線のぞみ・ひかり・こだまは長崎「新幹線」は走れない。

武雄温泉−諫早間以外は、JR在来線を走るのに、「新幹線」というのはおかしな話である。

 「新幹線」と言えないものだから、当然スピードは出ないし、出せない。だから博多−長崎間の時間短縮

はわずかでしかないのはあたりまえである。

 
長崎「新幹線」を建設しても時間短縮効果はわずか。それでも数千億円かけてつくるのか。