今日の一句      静風のホームページ   こちら


私自身は俳句や短歌のことはさっぱり判りませんが、
でもたまには句や歌をかいま読むのもいいですね。
新聞紙上などで気に入った句を見つけては、載せることにいたします。
川柳はあまり見ていません。ごめんなさい!


<2010・06・21 長崎新聞・郷土文芸より>

降る雨や 傘に入れたり 花菖蒲        (長崎)  江上 孝

ニュータウン 残る畦道 初ほたる       (長崎)  宮崎包子

あじさいを 川面に映す 眼鏡橋        (長崎)  宮野敏昭


<2010・06・14 長崎新聞・郷土文芸より>

前衛書道 良いも悪いも 読めぬ文字      (雲仙)  山口顕冶

潮風を 読んで出漁 見合わせる        (諫早)  川原道代

夫や子に 先立たれても 凛として
         九十九まで 生きましし 母     (長崎)  高瀬澄代


<2010・04・05 長崎新聞・郷土文芸より>

風たひら 散歩の途次の つくし摘む      (諫早)  浦川 潔


<2010・03・29 長崎新聞・郷土文芸より>

船旅の 靴を責めたる 春一番         (長与)  山本満行

梅枝に うぐいす来れど 声は無く 
     羽毛ふるわせ 春を 待ちわぶ    (西海)  浜脇晴美

ふかふかの 黒土割りて 大根の 
       白は鮮らし 冬日に光る     (あすなろ)片山好枝

若き日の 母に似て来し 吾の顔
         離れて暮らす 父に見せたし (水甕)  秋田光子


<2010・03・26 歌子と桜の里を訪ねて>

ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ (山家集)

西行法師は、この歌を生前に詠み、
その歌のとおり、陰暦2月16日、釈尊涅槃の日に入寂したといわれています。
享年73、あと6年だ。





<2010・03・18 長崎新聞・今日の一句>

お遍路や 六寺巡りて 逝きし妻         木塚雅文


<2010・03・15 長崎新聞・郷土文芸欄>

寺紅葉  無財の七施  学びけり   沖長崎  隈本愛子

白壁に  蟻の落書き  モダニズム   海程  橋本和子

久住高原  手に冬ぬくし  馬の舌   海程  舛田搖子

余生とは  風化の月日  つるし柿   白露  松本時枝


<2010・03・14 長崎新聞・今日の一句>

初蝶や  野に第一章  はじまりぬ


<2010・03・10 緋寒桜の郷まつり大会賞>

鍋島の  統(す)べし山河や 春疾風  島原市 中村笑子


<2010・03.08 長崎新聞・みんなの広場より>

二十本 傘寿に残る 歯に感謝      諫早 川原道代

亡き夫と 若布刈りしと 友語る     長崎 志波原栄子

押入れに 見つけし父の 黒マント  
         昭和の匂ひの なつかしかりき 松尾信太郎