川棚医療センター慰問

平成25年5月30日、川棚医療センターを慰問しました。昨年に引き続き2度目、
前年のレポートは こちら
入所者のプライバシーを考慮し、会場内のインターネット掲載が厳しく
規制されていますので、入所者の様子などは今回掲載しておりません。あしからず、

45分の演奏時間のうち、最初の10分間が私にいただいた時間、
韓国宮廷楽の尺八で「トラジ」からはじめ、「アリラン」
次に百済の最後の国王、聖明王の第3王子、琳聖王から譲られたという
聖徳太子の洞簫モデルで、高天原、天孫降臨の地、高千穂地方の民謡
「刈干切唄」、実は元唄のメロディーは「アリラン」によく似ているのです。

最後は一休禅師が愛吹した一節切尺八で「やさしいお母様」、
マイクを使わない生の尺八の演奏、大変喜んでいただきました。

そのあと、骨肉腫と診断され、足を切断したものの、切断後も
リンパに転移が進み、余命半年と宣告され、失意の中で、
「生きたい!」と歌い続けた「クシマズファイト」、
奇跡の天運で、こうしてガンを克服し、ここに立っていますと挨拶、
どうか希望を捨てないでください、と演奏しました。

あと浜口さんが去年のわたぼうしコンサートで歌った、これもガンと闘う歌を披露、
最後はOTOGIが「龍馬への手紙」「友へ」ほかを熱唱、

アンコール「クシマズファイト!」、アンコール「クシマズファイト!」の要請で、
もう一度、串間さんも入って「クシマズファイト」を歌って、〆めました。

演奏後も患者さんから不自由な会話を振り絞って「感動した!」と、、
演奏後4人で記念撮影