静風宅と工房


昭和39年に父が建てた我が家であるので、随分と古い。
両親が亡くなってからすこしずつ、尺八吹禅家風の間取りに改造、
島原の森岳商店街を一変させた街造りの達人「長濱七郎師」のセンスが随所に活かされ、
とても居心地のいい家に変わった。

玄関には笹竹が植えてある。ドアを開けると武家屋敷風

玄関脇でお地蔵様が出迎えます。玄関入り口の西村虚空筆 梅花図 
玄関脇のお地蔵さんは私のお気に入りである。
玄関の奥に山岡鉄舟作「古道」の扁額と小曽根星堂筆の「無一物中無尽蔵」

応接間には小曽根星堂筆「六根清浄」扁額と聖徳太師吹禅像が安置

飾り棚はお気に入り、愛用尺八管を収納している。

奥の間は囲炉裏造り、最近誂えた西村虚空筆の「普化禅師吹禅図」と「虚鐸観音図」の屏風が
我が家にふさわしい調度品となっている。
 

家宝は祖父政重作の刀剣            
政重は内閣総理大臣賞、陸軍大臣賞を受賞した長崎を代表する刀剣家でした。

<住所案内>


県営野球場から下大橋を通過し、城栄商店街通りをつき抜け、
富士見公園先の「ライン薬局」から右折します。
長崎ブリックホール方面から来る方は西高前を通り過ぎ、岩見町交差点から左折
「立岩通りバス停」先の交差点を直進したところに、お茶の秋月園、ライン薬局があります。
「ライン薬局」横の細い路地を約100メートルほど上った所が拙宅です。
マイカーの方は自宅前の駐車場に1台駐車できます。

<静風工房>

退職後の私の活動拠点を作ろうと、車庫を改造し、一部作業場として静風工房が完成した。
納屋には竹材を格納し、また工房は天窓を設け、防音仕様とした。
これで朝早くから尺八や笛や茶杓の製作に打ち込める。
もちろん演奏練習も女房と部屋の取り合いで、かち合わなくて済む。

たかが車庫の改造、されど虚無僧静風の工房に相応しくありたい、とのことで
毎度のことながらここは古民家再生のプロ、長濱七郎先生の出番、
おかげで風流な工房が完成した。
いうまでもなく、工房入り口には西村虚空先生の「虚鐸観音吹禅図」が掲げられている。

平成18年12月に二胡収蔵庫を作るため一部改造、看板も掲げた。作業スペースも移動