「建設営業マンへのメッセージ」

                                                                    こちら   

実は静風さんは元地元建設企業の営業担当役員でした。

現役を退いた現在でも建設業に夢と希望を抱いています。

そして建設業に従事するみなさんが胸を張って国土の創生に励んで欲しいのです。

 

こんなに地域に奉仕でき、平和な産業はありません。

 

これまでの多くの体験から建設業をよくするため、企業を活性化するための提言をしてきました。

それが一部の読者には耳の痛い、嫌な話だったかも知れません。

 

でも、嫌悪感を抱いて読むか、おおいに参考とするかは、読者次第です。

私がこれまでに汗と涙で体験した貴重な「建設営業マンとしての現場からの生の声」を皆さんにお届けし、

そして今後の企業の理念確立に役立てられればと、思ったのです。

 

これまで建設業は「ダーティーなイメージ」で周囲から見られ、

企業環境は最悪の状況にまで落ち込んできました。

だからこそこれからは貴方が担当する営業部門こそが、企業の命運を握っているのです。

 

静風さんがこれまで言い続けてきたこと <8か条>

 

1、             そんなにかんたんにお客様は貴方に「生涯の仕事」を任せない。

営業の原点は「喜びや悲しみを共有すること」から始まる。

企業の幹部は祭りや会合にでても、常に「共感を覚える人間関係」の構築にまず励む必要がある。

私もいろんな地域イベントや奉仕活動に積極的に参加し、仲間を増やしてきたつもりである。

2、             企業はまず、第一に「クリーン」で「誠実」でなければならない。

法の遵守、今、建設業の企業体質が一番問われている。

3、             「地域に親しまれること」、それが基本。最低、会社の前の道路くらいは全社員で清掃しよう!!

4、             最大の営業は「いい仕事をすること」でなくてはいけない。「品質こそが営業」である。

極端に言えば、他には何にも要らない。

他人にリベートを支払って、営業活動をお願いしたり、姑息な手段で営業拡大をもくろむ企業は必ず滅びる。

5、             「奉仕活動」はこれからの企業のイメージアップ戦略である。

私の場合は妻が最大の営業の理解者でした。

訪れた福祉施設は60箇所、町村での「講演」は15箇所以上にも及びました。

病院の理事長も、市町村の幹部とも共感の持てる関係を構築できたつもりでいます。

6、             企業人気ナンバーワン企業になれ」そうすれば必ず、仕事は増える。

不活性なマイナスなイメージはないか? 大事なことである。

「腐った魚は目でわかる」― 電話の応対、受付嬢の接客態度、回りをよく観察してご覧!

7、             営業マンにいつも言ってきた、「バッジの似合う男になれ」

バッジこそが会社のシンボルである。

バッジを胸に輝かせ、顔をあわせただけで「パワーを感じる男」になれ!

8、             最も効果的な受注促進策は「サポーター・システム」

リベート営業ではなく、善意を機軸にしたサポーター制度なのです。

昔は協力会社がその大きな原動力でした、情報源でした。

 

これからは「顧客こそが貴重なサポーター」になるのです。

すてきなサポーターをどの程度、集められるか? 

また貴重な情報源とできるか? それが勝負の分かれ道です。