上海師範大学との文化交流会

平成17年 6月3日より4泊5日の行程で上海師範大学との文化交流会に参加しました。
今回が8回目とのこと、私は初めての参加でしたがウーマンパワーのものすごさに圧倒されっ放しでした。

初日の3日には脇山団長の「日本型食生活の特徴」と題する講演のあと
私に尺八演奏の機会が与えられました。
李白の「長相思」、簫で「刈干切唄」、とても嬉しかった。
また副島さん、武田さんの詩吟伴奏や、全員での「草原情歌」の伴奏など、
おまけに師範大学音楽学院の生徒さんとの「何日君再来」の合奏まで、
させていただき、幸せなひとときでした。

翌日は「同里」を訪ね、ここでも湖内の茶館で専属の笛子演奏者と演奏を交え、 来場者に喜こんでいただきました。
同里では瓢箪笛フルースの上等品を2個、二胡の弓も安価に購入できました。

3日目は大学構内で書道や絵の交流会、老年大学の指導者達が素晴らしい芸を 披露してくれました。
ここでも茶事のバックグランドとして尺八を演奏させていただきました。

4日目は豫園観光の後、上海音楽学院の張先生の教室へ独りで訪問、
独りでの訪問は今回が始めて、訪問時間のアポイントや到着の報告まではこなせたものの、
教室までたどり着くのにさんざん苦労し、近くの学生さんに力を借りました。
さすがにレッスンは無理、お願いしていた5孔の簫を2本、いただいて
しばし筆談を交えた雑談をして、帰りました。

夜はお別れパーティー、日本側は長崎ぶらぶら節踊りを、先生方はヤンゴ踊りの披露など
まさに楽しい最後の夜になりました。

それにしても贅沢な歓迎振りに恐縮至極、特に呉教授の心遣いには
終始頭の下がる思いでした。本当にありがとうございました。
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訪問団の記念写真
 

初日の交流会で尺八を吹く私   音楽学院の生徒達との合奏も
 

ヤンゴ踊りを披露する先生方、音楽学院の生徒による民俗楽と歌唱の披露
 

日本側は詩吟と中国民謡「草原情歌」を披露、私が伴奏を担当しました。
 

同里茶楼で専属笛子演奏者との交流演奏    同里湖畔で笛を吹く私
   

大学構内の電光掲示板にも私たちの訪問が紹介されていました。尺八も、
   

老人大学の講師による書道、組紐などの実習、日本側は茶道、折り紙、小物つくりなどで交流、私は書を習いました。
   

桂林公園で京劇練習中の劇団と遊ぶ、  茶館では中国茶のフルコース、贅沢なひとときでした。
   

   

最後の夜はお別れパーティー、詩吟や尺八、踊りと賑やかでした。