奉仕の理想探求語録　　　　第　８号

プロジェクトに参加させるのが一番いい方法でしょう。

例えば私は一流の実業家の友人にロータリーに入会する事を何度も勧めましたが、

断られていました。

しかしある時、彼を誘って僻地のハンセン病患者のリハビリテーション村での同額補助金

プロジェクトの開始式に参加しました。

そこでハンセン病患者の代表が謝辞を述べました。

「ほぼ２０年の間、誰も私たちを助けてくれませんでした。市長やそのほか地方の指導者達や

大企業にも働きかけましたがダメでした。

そこにロータリーの方が来られて、我々がずっと待ち望んでいたこのプロジェクトを

完成してくれました。」

私と友人はこの人の話を聞いて涙を流しました。

ソールへの帰り道、彼は私にロータリーに入りたいと言いました。

そして昨年の９月からこれまで２人の新会員を推薦してきました。

　　　　　　　　　　　　　　　（友２００１−６号　東京恵比寿　司葉子）

２１世紀は女性が原動力と言われていますが、ロータリーも、この流れを無視するわけには

行かないでしょう。斬新なアイデア、エネルギー、熱意をそそぎ込む女性会員こそ、

これからのロータリーを変える原動力になると思います。

今日、国連という世界の舞台での緒方貞子さんの活躍などは特に目を見張るものがあります。

優秀な緒方さんのためなら何でも協力すると周りの人を言わしめたと聞いております。

日本の女性の優秀さを生かすにはロータリーの場が最も適していると思います。