シベリアジュリン

シベリアジュリンは小柄で、嘴の下側が肉色気味、頭が灰色味交じり、胸、脇の縦斑はオオジュリンより少ない。
これまで自分ではシベリアジュリンに間違いないと思いながら、上局に鑑定をお願いすると、
毎回「それはオオジュリンです。」との回答、、
どうやら１）頭が灰色味混じり、２）小雨覆が灰色、３）背中に褐色味がない、４）嘴の形が直線的で先が尖る、下嘴は肉色気味、
　　　　５）尾が短い、６）胸脇の縦斑があまりない、などの要件を満たす必要があるようだ。

ただ１枚だけ、「赤みが少ない個体ですね～～。どっちだろう？この角度ではわからず」との回答のものがありました。（左上）
でも冷静に観察すると、嘴の形に丸みが感じられる。しかも葦の中、これもオオジュリンなのでしょうね、、
これは図鑑に掲示されているシベリアジュリンです。体色の赤みより嘴の形、それに眉斑の有無がポイントのようです。