上海自由旅行(第2回)
平成16年11月22日(月)から26日(金)の5日間、第2回目の上海旅行に出かけた。
今回の旅行は杭州にも立ち寄ることを楽しみにしていたが、上海音楽学院での
笛子レッスンとスケジュールが重なり、断念せざるを得なくなった。
しかし私の本来の目的は上海音楽学院との音楽交流、杭州は来年の楽しみに残すこととした。
2日目は季文馨さんのお母さん、徐恵萍さんの案内で、玉仏寺、龍華寺を訪れ、
その足で襄陽公園の服飾自由市場で値切りの学習、ここは高級品はない、私と女房の
遊び着を4着、計1100元を380元、34%で交渉成立、まずまずというところ、
夜はベトナム料理の「金越房」を紹介していただいた。
この店は准海中路の中心、香港ビルの隣り、季さんが上海時代に演奏していた店とあって、
ママがとても親切に応接してくれた。今後上海に伺ったときはぜひ寄りたい店となった。
3日目は前回ガイドを務めてくれた丁さんの案内で、上海音楽学院、笛子の張先生の個人指導、
張先生といえば、日本へ尺八文化を持ち帰った僧、覚心が交流した、張 参と同姓、
その話を先生にしたら笑っておられた。私には何かのご縁を感じずには入られない。
4日目は予定通りの自由行動日、上海師範大学の学生、劉君の案内で
まずは豫園を訪れ、庭内で心行くまで尺八を吹き、観光客を喜ばせた。
近くの売店の女の子たちもしきりに手を振り、拍手をしてくれた。
午後はショッピング、襄陽自由市場から准海中路、南京東路と歩き回り、
襄陽自由市場では旅行用カバン480元を粘りに粘って100元、これは収穫だった。
准海中路、南京東路では女房への高級服を物色、特にクリントン大統領の背広を作ったという
南京東路のシルクの最高級店ではやっとお目当てのドレス上着が1着、購入できた。
それでも990元、
夜は呉教授も顔を見せられ、学生さん達と一緒に懇親食事会、
各グループごとに旅行の印象などを発表し合うなど、楽しいひとときとなった。
最初の旅行と違い、買い物も、食事も皆さんと一緒だったのは1日目と4日目の夕食だけ、
後は殆どグループから離れ、上海の知人との行動となり、まさに自由旅行の感があった。
にわか覚えの中国語もかなり活用できた感はあるが、まだ独りで旅行できるところまでには
至ってはいない。
もう少しの体験が必要である。
来年は長崎総領事館が設立されて20年目の記念すべき年である。
5月には北京中央音楽学院を長崎に招聘する。
6月には上海で日中文化交流のイベントが用意されている。忙しくなりそうだ