城山憲法九条の会

結成3周年のつどい
    土山秀夫講演会           長崎市若草町・カトリック城山教会 2008/2/23

        「次世代のための日本国憲法」                      戻る

 
 長崎市の城山九条の会が2月22日開催した、カトリック城山教会での結成三周年のつどいは約80人が参加し、参加者に確信を与えるつどいといて成功しました。
 つどいでは元長崎大学学長の土山秀夫さんが「次世代のための日本国憲法」と題して記念講演をこないました。

 講演に先立って、核廃絶の一万人署名活動に取り組んでいる高校生のメンバーが、活動の報告をおこない、歌を披露しました。

 つづいて講演にたった土山さんは、日本国憲法を考えるためには、戦前の日本を知ることが必要であるとして、旧憲法下の戦前の日本について語りました。国家神道や治安維持法を軸に国民を抑圧、言論を封殺するなかで戦争に突き進んでいった経過を語り、その反省の上に現憲法があることを語りました。自衛軍や集団的自衛権の行使をもくろむ改憲派の背後には、アメリカの強い圧力があると指摘し、「軍事同盟のひとつにすぎない安保条約のために、なぜ最高法規である憲法を変えなければならないか」と批判しました。

 日本がすべき国際貢献は戦後復興や紛争国の仲裁や和解など非軍事で協力することだとのべました。ノーモアウォーの具体的回答が九条であり、九条を広めることが被爆地の義務と権利だと語りました。

 参加者から「北朝鮮からの攻撃を理由にしての改憲論をどう考えるか」の質問には、北朝鮮と国や日本のとの軍事力を冷静に考えれば、北からの攻撃は非現実的であると述べました。高校生からの質問には、憲法が国民主権を定めているのは政府の暴走に歯止めをかけるためだとのべ、「九条を守り、広めていけば再び暗黒時代を招かずにすむ」とのべました。

 参加者からは、「若い高校生が参加してくれた素敵なつどいだった」、「憲法を変えようとする勢力の意図がわかった。守るだけでなく、生かすことが大事だ」との声。また参加した高校生は「憲法が変えられたら『平和』も口にできなくなる。今、大切なことを伝え、戦争のない世界をつくりたい」と語っています。
 
     講演する土山秀夫先生

    訴える一万人署名活動の高校生