城山憲法9条の会(長崎市)

県下に広がる「憲法九条守ろう」の声と「九条の会」

2006年憲法記念日

「県九条の会講演会」「ながさき九条フェスタ」が盛会

 5月3日(憲法記念日)県下各地で、憲法を守ろうのとりくみがおこなわれました。長崎県九条の会は、奥平康弘さん(「九条の会」よびかけ人・憲法学者)と本島等さん(前長崎市長)を迎えて、講演会「平和憲法を守ろう!講演会」を長崎市民会館文化ホールでおこないました。1000人が参加しました。「改憲反対」「憲法九条を守ろう」との熱い思いのつどいになりました。城山九条の会もこの成功のためにとりくみました。 
 奥平氏は「長崎で問う日本社会の平和と自由」と題して講演。「敵が攻めてきたらどうするか」ではなく、「海外で戦争できる国をめざしている」と改憲派を批判しました。

 本島氏はユーモアをまじえながら「多くの人と語り合って、足並みをそろえて、過去、現在と未来をみつめ、はなばなしく憲法をうたおう」と題して講演しました。

 また地域と職場の「九条の会」が発言。憲法九条の会・諌早は子どもたちも一緒に登壇し、諫早から行進して参加し、千人近い賛同者を集めていることを報告。上戸町病院九条の会は大きなタペストリーを掲げ、スライドをつかって、定期的に学習、宣伝、料理のつどいなどをおこなっていることを報告しました。

 「ながさき9条フェスタ2006春」(同実行委員会主催)は、「憲法9条を守ろう 世界に広めよう」をテーマに、長崎市・水辺の森公園で開催されました。
 会場にはフリーマーケット、各団体のブースが立ち並び、舞台では歌、演奏、踊りなどで、憲法9条への思いを表現していました。連凧で9条守ろうを訴えるグループもありました。
 また、水辺の森公園から「九条の会」講演会の会場・市民会館まで、「9条守ろう市民平和大行進」をおこないました。参加者は思い思いのスローガンをかかげて市民にアピールしました。 
  
 また、同日佐世保では、「九十九島9条&99条の会」が「同会の夕べ」を180人の参加で開きました。「沖縄の証言」の上映と、講演「沖縄から伝えたい 守ろう9条 広げよう世界に」(仲山忠克弁護士)がおこなわれました。

    講演する奥平康弘氏

    参加者でいっぱいになった会場

   講演する本島等氏

     報告する九条の会・諫早の皆さん

      9条守ろう平和行進

    岳童太鼓のみなさん

     9条守ろうの凧揚げ

2006年5月3日