GURETORU



 
釣果の80%以上は釣場選びで決まります。

 グレトル釣法は確かによく釣れます。しかし決して魔法の釣法ではありません。
魚の居ない所では釣れません。魚の居るところを探して、魚の居る時釣りをしてください。
 あたりまえ、といえばあたりまえの事ですが、実際にグレが居る釣り場をさがすという事は
非常に難しく、大変重要な事です。

グレは生息する場所として、シモリ、沈み根、岩かげ等の多い、海底の地形が複雑な所を好みます。
釣り場としてはそういう場所、又、そういう場所へ向かって潮がゆっくり流れてるような所が最適です。
水深は竿1本〜竿2本(5m〜10m)が釣り易いです。
水深10m以上になると、かなりの量のマキエをいれないと、なかなかグレを寄せられません。
海が荒れてる時、嵐の後などで海水が濁ってる時などは、水深1m〜2mぐらいの浅い所、
思わぬ所で食ってきたりします。
釣り場を選ぶ際は、あらゆる状況を総合的に考慮し判断して下さい。

情報収集で磯を決める
磯選びに欠かせないのが情報です。それも新しい情報です。一ヶ月前よりも、一週間前、
一昨日よりも昨日と、出来る限り新しい情報を集めてください。
とにかく釣れてる所に行って釣るというのが大前提です。
一週間前の情報ならかなり新しい情報ですが、一週間過ぎると潮の上げ下げが逆になるので
要注意です。
情報は身近なところから集めてください。そのためには釣り友達、磯仲間、情報仲間?、を作ってゆく、
情報の輪を広げてゆくことが大事です。
職場の仲間、取引先、近所の人、同窓生、友人知人、etc、自分が釣り好きで、よく釣りに行ってる
ことを日頃からアピールし、自分の情報を外へ流す、そうすることで情報は自然に集まってきます。

記録を取っておく
どうしても情報が集まらなくて、近況が分らない場合、昨年の今頃はどうだったかという記録があれば、
それを参考に場所を選んでもいいと思います。
グレに限らず、魚は大体季節によって行動パターンが決まってます。
正確な記録を取っておくことは、翌年の磯選びに大変参考になります。

記録は出来る限り詳しく記入しておいてください。
場所、日時、状況(満潮干潮の時刻、気温、天候、
波の高さ、風の強さ、一週間前からの海の状況等)
釣れた数、大きさ、バラシの状況、自分だけに
限らず、同行者の釣果、他の人達はどうだったか等、その周辺の状況をこと細かく記録を取って
残しておくことは大変大事なことです。
渡し船の船長さんや餌を買う釣具やさんからも情報をもらうようにしてください。

自分の磯、ホームグランドを持つ
ほとんどの人が、時間的、経済的制約の中で釣りに行ってることだと思います。
たまに大会などで遠征したり、時間とお金をかけて足を延ばすことはあるかもしれませんが、毎回、
毎回というわけにはいかないと思います。
そこで、ぜひ近くで穴場を探して自分のホームグランドにしたらいいと思います。そのためには磯を
研究し熟知することが重要です。
夏に釣れる所が冬に釣れるとは限りません、どの季節に釣れるポイントなのか、
上り潮のポイントなのか、下り潮なのか、
釣り座は南向きなのか、北向きなのか、100円ショップでコンパスを買って、磯の方位ぐらいは
知っておいたほうがいいと思います。天気予報で事前に風向きを調べておくと、冬の北西の風に
面と向かって釣るという、不愉快な釣りを一日中強いられることも避けられます。

夏に海に潜って海底の様子を調べたという人の話を聞いたことがありますが、
そこまでする事はないと思います、しかし、それぐらいの情熱を持って磯の研究をしてゆけば、
必ず良い磯が探せます。釣れる磯が探せます。
グレは比較的近場でも釣れる魚です。そうやって得意とする磯を自分のホームグランドにしてください。
磯の主になってください。
そうすれば、磯にたいして愛着も生まれてきます。大切に釣るようになるはずです。
小さい魚を必要以上に釣り上げたり、必要以上に撒き餌を入れたり、まして、ゴミを捨てるなんて
事もなくなります。磯を育てるという自然環境に対する配慮も生まれてきます。
そのような磯をいくつか持つということが大事だと思います。