遠投ウキ
ウキ釣りで釣果に最も影響するもの     それはウキ
                                                                              

    ウキ釣りで、ウキに要求される役割、ウキが果たす役割は実に様々です。
   
ウキに求められる主な役割は

    (1)目的のポイント(釣り人が望むポイント)迄仕掛けを運ぶこと。
      よく飛び釣り人の希望する場所へ仕掛けを投入出来ること。

    (2)潮の流れに乗せて仕掛けをながす、潮乗りがいいこと。

    (3)アタリをいち早く知らせる。消し込みがはっきり目で見える。視認性がいいこと。

    (4)微妙なアタリも逃さない、感度がいいこと。
 
    (5)仕掛けが絡みにくく、操作しやすいこと。


    


下の図はウキが飛んでいく時の状態です

    上の図のように環付きタイプのウキは、縦向きに、トップを先に飛んで行く為空気抵抗が少なく、
   その分飛距離が伸びます。
    消し込み時の水の抵抗も少ない為に、微妙なアタリも取り易くなります。
    エサ搾りを交すためには、遠投は有効な手段です。
    又、魚の警戒心を少なくする為にも、ある程度遠投してポイントを遠くに作ることは重要です。



       遠投ウキ
Guretoru
w60−18(3B 5B) 最大径18mm 全長99mm

w68−18(3B 5B) 最大径18mm 全長107mm



w77−15(3B 5B) 最大径15mm 全長112mm
       この遠投ウキはトップが先頭になって飛ぶ為、空気抵抗が少なく飛距離を伸ばせます、よく飛びます。
      又トップが水面に出ることにより、視認性が上がります、よく見えます

      
                         遠投のすすめ

   20m....追い風で条件がよければ、30m、........遥か彼方、未知の領域

     トップのオレンジ色の点が、波間に見え隠れする

        次の瞬間、それがふっと消えて見えなくなる

           2秒、3秒.......5秒、リールを数回巻いてラインのふけをとり、                            

              素早く、大きくあわせを入れる

                 まず目で見て、そして体で、竿に乗ったことを実感する

                     それが遠投の醍醐味
                                                     
                                                                 

   グレ釣りは、マキエでグレを寄せ、浮かせて釣るというのが基本ですが、
   「マキエなしでも魚の食いが良い」という、グレトルの付け餌の特性を利用して,別のポイントを攻めることは、
   これはこれでひとつの釣法として、状況次第では大変有効な場合もあります。
   エサ盗りの猛攻で釣りにならない時、本命の気配がまったく感じられない時、潮の流れが悪くてマキエが思うように
   打てないような時、
   今日一度も仕掛けを入れなかった未知の領域へ、納竿前の一時間、諦めないで最後の手段として、
   ぜひチャレンジしてみて下さい。
  遠く深くが基本です。

 

Guretoru 2