五行草茶(ごぎょうそうちゃ)
■特徴 スベリヒユは、現代の日本ではただの雑草と思われがちで、私達にはあまりなじみのない植物ですが、中国やヨーロッパ等ではサラダや炒め物などにして幅広く食されています。日本でも平安時代の「和名抄」にはウマヒユの名で食材として登場しています。生薬名は馬歯見といいますが、茎が赤く、葉が緑、花が黄色、根が白、実が黒いことから中国では五行草とも呼ばれています。中国では、継母に虐げられていた娘が赤痢で食べ物もろくに与えられず死線をさまよっていたとき、このスベリヒユを食べたところ赤痢が治癒したという伝説が残っており、現在でも健康維持のために大切な食材として人々に親しまれています。 日本では手に入りにくいこのスベリヒユをエキス粉末にしたのが「五行草茶」。1日1〜2袋をお湯に溶かしても、そのまま飲んでも良く、手軽に摂り入れることができます。 |