
2003年5月28日(水)
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「なんだっ、男の癖に花なんか持って!」 ボクの一言に激昂して、いきなり飛びかかってきたのが 初めての出会いだったんだよね。中学校の2年の春転校 してきた君は、空き缶に桜の花を抱えてこう挨拶したの だ。 「小島忠茂です。桜の花が好きです!」 わっはっはっは〜、あの瞬間の気障で、色が白くて、ひ ょろ長くて、一見貴公子然とした二日酔いのゲ〜リ〜・ ク〜パ〜という感じの君の面影はいまも忘れない。 校名が桜馬場中学校だったというのも嬉しいことだが、 その初めての喧嘩以来無二の親友となった僕らはあれか ら何回、何10万回笑ったのだろうね。至福のひととき のなかで……。 君が天性のロマンチストでありーー五感の大部分が音 痴(運動も含めて)であることには一切係わりなくーー 自然と詩歌と酒をこよなく愛していることを知れば知る ほど、君に傾倒していくボクであった。 そして、半世紀に垂んとするある日、君は突然逝って しまったのですね。ボクは決して忘れないよ、君との桜 園の契りを……。 毎年、春がくるたびに立山公園にいって、花びらを盃 に浮かべて君を偲んでいるよ。 「小島忠茂です。桜の花が好きです!」 か、あ〜あ〜、 ありがとう。君と会えて面白かったよ。ありがとう! 今日は、君の8周忌ですね。ご冥福を祈る! そいばってん、あ〜あ〜、バカタレめ!いまから、ちょ っと、立山公園に云ってくるよ! うんうん |
2003年5月25日(月)
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2003年5月25日(日)
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2003年5月24日(土)
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2003年5月23日(金)
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レックス・スタウトは、数年前に内紛でNATO軍が空爆 を行った、旧ユ〜ゴスラビアのモンテネグロ地方にル〜ツ を持つ作家であったが、 「ネロ・ウルフ対FBI」 を最後 に亡くなった。 その後、1フアンであったロバ〜ト・ゴ〜ルズボロという読 者がスタウトを惜しんで、 「ネロ・ウルフの殺人交響曲」 ほか2冊(未訳)を書いて世の喝采を浴びた。 また、先日のらくろ君が 「黄金の蜘蛛」 の映画化され たのをビデオをとってきてくれたので、愛妻や娘たちと観 たがなかなか面白かった。福岡に持って帰ってなけれ ば、3階の何処かにある筈だから観たい人はご来家あれ。 話しは変わるが、ビル・ブロンジ〜ニ著のパルプマガジ ンの収集家で、肺癌でありながら煙草を止めることができ ない 「名無しのオプ」 と、マ〜シャ・マラ〜著の女探偵 シャロン・マコ〜ンが一緒になって事件を解決する 「ダ ブル」 という作品があるが、実はこの2人は夫婦である。 作中、オプ(探偵)が 「こんなところに顔を出すのは、 ボストンのあの探偵だろう」 とぼやく科白があるが、多分 ジェレマイア・ヒ〜リ〜著の探偵ジョン・カデイか、R・B・ パ〜カ〜の探偵スペンサ〜のことを指しているのであろ う。状況から察するに多分スペンサ〜だに違いない。マッ チョでリッチな彼は、結構同業者から妬みの眼でみられ ている筈だ。 また、S・マコ〜ンがス〜・グラフトン著の女探偵キンジ 〜・ミルホ〜ンの事務所に立ち寄って駄弁ったりするが、 我が国で例えれば、明智小五郎と金田一耕介の出会い みたいなもので苦笑する。 奴さんたちは、楽しみながら稼いでいるな〜と羨ましい 限りである。正しく、 「知るは好むに如かず、好むは楽し むに如かず」 を、地でいってるのだ。 |
2003年5月22日(木)
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2003年5月21日(水)
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2003年5月20日(火)
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2003年5月19日(月)
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このほかにも似たような例は数多くある。 コ〜ネル・ウ〜ルリッチの未完作 「暗闇の中へ」 を、ア ル中探偵マッド・スカダ〜の生みの親ロ〜レンス・ブロック が、レイモンド・チャンドラ〜の未完作 「プ〜ドル・スプリ ング」 をスペンサ〜のロバ〜ト・B・パ〜カ〜が、それぞ れに補修して完成させている。 さらに、パ〜カ〜はフイリップ・マ〜ロウを復活させ、そ の続編の 「夢を見るかもしれない」 まで書いている。こ れは映画化されて、のらくろ君が何処かのチャンネルで 観たそうだが、駄作であったそうだ。 (因みに、小生は日 本褒め愛運動会の会長だが、彼は貶合い普及会の会長 なので、同じモノを見ても絶対に意見が異なり喧嘩にな る。小生がバカと褒めると、彼は偽善者と呼応するのだ) マ〜ロウといえば、当代の売れっ子作家何十人もが集 まって編んだ 「フイリップ・マ〜ロウの事件」 という上下 2巻のアンソロジ〜も出ている。チャンドラ〜になり代わっ てそれぞれの作家が書いているのだ。 やはり、未完に終わった 「プ〜ドル・スプリングス」 の 後を書く作家も多かったが、真珠湾攻撃当日のマ〜ロウ を描いた物など多岐にわたっており、フイリップ・マ〜ロ ウがいかに愛されていたかが窺える。そしてまた、どんど ん時代が移った今日、マ〜ロウがミステリ〜の分野ですっ かり古典となっていることを実感するのである。 |
2003年5月18日(日)
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話しは続く。 |
2003年5月17日(土)
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第1作の 「人狩り」 では、 |
2003年5月16日(金)
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この牧歌的ともいえる、ドジで長閑な連中とは別に、冷 酷な殺戮を平然と実行するのが、別名のリチャ〜ド・スタ 〜ク名義で描くところの 「悪党パ〜カ〜」 シリ〜ズであ る。 但し、冷酷な殺戮とはいっても、パ〜カ〜は絶対に善 人や弱い物イジメはしないし、グロテスクなエロも出てこ ないので我々純情なミステリ〜フアンも安心して本屋で 立ち読みもできるのだ。 パ〜カ〜が狙いをつけるのは、常に銀行や不正な裏 金やシンジケ〜トなどの悪辣な組織の連中であるから、 心純粋なる我々庶民は襲われる心配はご無用というもの である。いや、いっそのこと、パ〜カ〜に我が身をダブら せて極悪人どもをやっつける快感さえ楽しめるというもの だ。 彼は、原則として1匹狼。狙った獲物が手に余る時には 必ず何十年来の相棒や古い友人の紹介者としか組まな いのだが、それでも、それぞれの悪党共の欲の皮の突っ 張り具合も信念も義理も異なるので、騙したり騙されたり、 裏切ったり裏切られたりの連続で、結局は血で血を洗う 結果となる。 虎やライオンが戦っているのを、ハイエナやジャッカル やコプラや禿げ鷹やマング〜スや鰐が、虎視眈々とどち らかが弱るのを待って獲物を奪い合うのだから、まるで政 治家の世界そのものである。おっと、雌狐や狸や猿や鼬 を忘れていた。 しかし、野獣の世界ではボス猿なども含めてキチンと世 代交代が行われるのに、政界では一応まがりなりにトッ プの座を極めた (何も出来なくとも) 奴が、いつまでも 老醜を晒しながら派閥とやらで君臨しているのを見るの は嫌なものだ。志を持つ次代の若者に場を譲り、育成す るくらいのゆとりと謙虚さがほしいのに……! 死ぬまで、権力と金。まったくもって、良識ある友達や身 内の方は恥ずかしかろう。でも、いる訳ないよね真の友! オットット、脱線した 醜いコトを話題にしてゴメンナサイ ついつい …… 反省して 明日は 男らしい 悪党 パ〜カ〜 である |
2003年5月15日(木)
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2003年5月14日(水)
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ところで,まだまだ因縁話は続く。 「アフガニスタン・バナナスタンド!」, という魔法の言葉 をみなさんはご存知であろうか。 ウエストレイクのド〜トマンダ〜シリ〜ズ第1作の 「ホッ ト・ロック」 で,彼が呟く有名な科白である。というよりも 映画化されロバ〜ト・レッドフォ〜ドが言って有名になっ た言葉である。 昨年出た8作目の 「骨まで盗んで」 の中で、久し振り にその言葉が復活している。どんな風に使われているか は読んでのお楽しみである。 この作品には,2作目の 「強盗プロフェッショナル」 の 中で,トレ〜ラ〜で仮営業中の銀行を,そっくりその儘ド 〜トマンダ〜に盗まれてしまった,コンチネンタル社の不 運な探偵たちも再び登場する。 このシリ〜ズは、「ホットロック」 「強盗プロフェッショナ ル」 「悪党たちのジャムセッション」 の4作までが角川 で出版されたが、例の通り絶版である。 (ったく、面白い のに。ミステリ〜好きなみなさん、一度騙されたと思って 伝を辿って読んでくださいね) 5作目の 「逃げ出した秘法」 からは早川が引き受け て、 「天から降ってきた泥棒」未訳と前述の「骨まで盗ん で」 「最高の悪運」 の冒頭の賛辞がまたいいのだ。 「本書を畏怖と称賛をこめて、ロバ〜ト・レッドフォ〜ドと ジョ〜ジ・C・スコットとポ〜ル・ルマットとクリストファ〜・ラ ンバ〜トに捧げる。その全員がド〜トマンダ〜を演じるな んて誰が創造しただろうか?」 とある。 |
2003年5月13日(火)
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ウエストレイクの遊びのお返しは、残念であるが我が国 では未訳のド〜トマンダ〜・シリ〜ズ7作目の Drowned Hopes で、1990年にDKAファイルのメンバ〜を登 場させているそうであるが、こんな情報を知るにつけ切歯 扼腕の思いで待つこと13年間…未だに出版されない。 我が愛する郷土長崎では、今年もほんのちょっぴりだっ た可愛い雪たちは桜の花と一緒にとっくに何処かに飛 んで行ってしまったし、昨日芽を出した竹の子もいつの間 にかドンドン色気づいて、いまは高いところでオンナ竹の 腰をサワサワサワと撫でているではないか。怪しからん! 一体世の中はどうなっているのだ。まったくもって、あれ もこれもナッチョラン!これも、元はと言えばみ〜んな 版社が悪いのである。 「角川さんと新潮さんの奥さ〜ん、お宅のご主人仕事し てないよ〜!何とかしてよ〜!」 と、いうような会話を小 生が主宰する 「鵺ミステリ〜クラブ」 では、福岡支部長 ののらくろ君や千葉支部長のご存知さん等と、日夜喧々 囂々と交わすのであった。 しかし、なにせ会員が全国でたったの3名であるから、 お互いの機嫌がいい時には意見も直ぐに纏まるのである が、兎に角朝令暮改どころか飯の前と後で言うことが変 わるので大変だ。 それも、誰に言いようもない文字通りゴマメの歯軋りであ る。しかし、流石は鵺クラブを代表する良識人であるから 反省するべき時には謙虚に反省する。そして、 お互い に愚痴ばかり言い合っていても前進がないので、折角だ からこの際規約を緩めて出版界で実力のある人物を1人 入会させてやろうということになった。入会規約は以下の 如く也。 入会資格 @ 酒を飲んだら酔っぱらう人。 A ユ〜モアの分かる人。 B 元気な人。(二日酔いは除く) C 暇な人。 D 「先輩、ここの勘定は私に……」 所謂、太っ腹な人。 E いい加減な人。 F 会で決定した本を出版できる人。 規約 @ 例会日 会長が召集するとき。 A 場所 会長一任。 B 入会金 時価。 C 例会費 会場により異なるので、分からない。 D 新入会員は原則として3年間会計を担当できる特典 がある。(尚、本人の希望により延長も可) と、いうのが当会の規約であるが、趣旨に賛同の御仁は 早い者勝ちであるから早めに申し出られたがよろしい。 現在のところ、角川君と新潮君と福武君がノミネ〜トされ ておるがな〜に心配することはない。手土産代わりにビ 〜ルを2,300本持ってくれば小生が1発推薦で請け合 ってやるから安心されたい。 あっ、そうだ! 当会の収支は現在800万円のマイナス であるが、そんな些細なことで頭を悩ますには及ばないっ てことだ。それ、一休禅師も仰ったではないか,「何とか なる!」 と……。 わっはっはっは〜 では,早川君に創元君に文春君,その他にも入会希望 社がいたら誰でもいいからね。個人でも自家出版したい という人がいたら応援するよっ!じゃ〜ね,待ってるよ! |
2003年5月12日(月)
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2003年5月11日(日)
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DKA社は、銀行や保険会社から委託されて主に車の ロ〜ン滞納者からその車の回収する業務をしており、それ に携わる探偵(回収員)を描いた物語である。 小生の本棚からのらくろ君がこっそりくすねていく程に面 白い本なのに、何故か我が国ではあまり受けなくて、 「死の蒸発」「赤いキャデラック」「目撃者失踪」 の角川文 庫の3冊と新潮文庫の短編集 「ダン・カ〜ニ〜探偵事 務所」 しか出版されてなく、しかも角川版は現在絶版な のだ。 小生読みたくて堪らないのだが、誰か外国で本を買って きて翻訳朗読をしてくれるような奇特な方をご存知ないであ ろうか。もし、いらっしゃったらその御仁に、小生はなるべく なら日曜日の午後が二日酔いも治って気分が良いことをお 伝えくだされば幸甚である。あっ、それから、なるべくなら 素敵なレデイが望みではあるが、勿論男性でも構わないこ とを申し添えておくことにする。 万が一、角川文庫か新潮文庫の社長さんをご存知であ れば、それが一番話しが早いので間単だ。 「ミステリ〜の コ〜ナ〜に、ジョ〜・ゴアスが置いてなかったら恥ずかしい よっ。読者が800人程待ってるよっ!」 と……。 ひょっとしたら、角川さんちや新潮さんちで奥さんの方が 発言権が強い場合には奥さんにこう言ってね。 「あんた、 ダン・カ〜ニ〜はどうしてるの?みんな待ってるのに〜、ご 主人仕事してないよっ!」 て……。 |
2003年5月10日(土)
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小生好きなミステリ〜作家にジョ〜・ゴアスがいる。 作家になる前は本物の探偵だった人で、「ハメット」という 作品(ブイム・ブエンダ〜ス監督、フレデリック・フォレスト 主演で映画化)があるほどのダシ〜ル・ハメットの権威で ある。 TVの世界でも 「刑事コジャック」「マイクハマ〜」「私立 探偵マグナム」「刑事コロンボ」 等の脚本を数多く手掛け ているが、代表作に 「DKAファイル(ダニエル・カ〜ニ〜 アソシエイツ)」 がある 。(注)ファイルは事件簿 参考までに、モ〜ゼス・ワイン(ロジャ〜・サイモン著)が 主人公の 「ワイルド・タ〜キ〜」 の巻末に載っていた私 立探偵営業許可申請書のカリフォルニア州の見本によれ ば、DKA社は題類に属している。 所管は、農務省消費者保護局・調査課、申請手数料は 1972年当時で25ドル、許可権者に当時の知事であった ロナルド・レ〜ガンの名前があるのが面白い。 許可証の種類は、 @ 保険調査員 思いつくのは、ウォ〜レン・マ〜フイの デブリン・ト〜レスと、ジョセフ・ハンセンのデイブ・ブラ ンドの2人だ。 A 私設調査員 お馴染みの私立探偵。 B 私設警備員 主人公が思い当たらない。 C 回収員 DKA社の探偵さんたち。 に区分され、2年毎の更新のようだ。@とAは4000時間 BとCは2000時間以上の実務経験が必要とある。 しかし、マッド・スカダ〜(ロ〜レンス・ブロック) のよ うに無免許の探偵も数多くいる。また、警察官、弁護士、 私立探偵など、プロあるいはライセンスを持つ専門家以 外に本格派(謎解き)やコ〜ジ〜派(軽い読み物)のミス テリ〜では、話の内容に趣味的な要素が強く素人の探偵 が圧倒的に多い。 暇を持て余した好奇心旺盛なご婦人が主人公で、頑固 さんが好きな 「おばあちゃんスパイ」 シリ〜ズなどという 楽しいミステリ〜もある。因みに我が国では興信所や探偵 社などは単なるサ〜ビス業の1種とみなされ、認可制とは なっていない。 |
2003年5月9日(金)
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2003年5月8日(木)
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さて、モ〜ム愛好会の小生が 「サマセット・モ〜ムの名言によれば……」 などと切り出す と、小生のことをバカにしてる連中でも身を乗り出すから不 思議だ。小生が思いついたアホなことでも、サマセット・モ 〜ムの名前で濾過してやれば立派に聞こえるらしい。常日 頃の狡猾な企みを実行に移す絶好のチャンスであるから、 常に小田(おでん)引水的な格言を2つ3つは用意して置 こうではないか。 どんな学者先生でもモ〜ムのことを何から何まで知って いる筈はないので、自信たっぷりにやればお借り得、便利 であるから諸君も応用されたらよろしい。未だかってクレ〜 ムがついたこともなく、ハッタリを噛ませる時の小生の常套 手段である。 ところで小生は特別にモ〜ムの熱烈愛読者という訳では なく、短編集では 「雨」 等の数編が印象に残っている らいである。 しかし、彼に敬意を表するのは、自らの体験をもとに書い たスパイ小説の 「アシェンデン」 (女王陛下の007号、 ジェ〜ムス・ポンドにも繋がるスパイ小説の源流) が1冊 存在し━━冷戦の終結によるスパイ小説の落魄ぶりはどう か、ひとりフリ〜・マントルが気を吐くのみであろうか。ペレ ストロイカに始まるソ連の崩壊でベルリンの壁はなくなり、 夜霧に煙るチェックポイント・チャ〜リ〜 (C検問所) の 風情も今は遥かである。嗚呼、懐かしきジョン・ル・カレよ、 レイ・レイドントンよ━━また、ハ〜ドボイルドの祖たるダシ エル・ハメットを、いち早く評価したと言われているからだ。 同じ時期にアンドレ・ジッドもハメットを評価したそうだが、 こちらの方は遠慮申し上げる。 |
2003年5月7日(水)
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「大の大人が、気品を損なうことなく熱中して語りあえるの がミステリ〜ノベルである」 と言ったのは、たしかウイリアム・サマセット・モ〜ムだっ た筈だが、彼の言葉に励まされて不定期シリ〜ズで、だら だらと妄想などを書きつけてみよう。 ところで小生は、S・モ〜ム氏には常日頃より一方ならぬ お世話になっているのだ。というのは、結婚式や同窓会 などでハッタリをかましたい時に、突然インスピレ〜ションに 駆られて思いついた楽天語録や、誰かの気の利いた文章 の1節を引用する折、うろ覚えで出典が定かでない場合に はたいてい氏のご尊名を拝借することにしている。 T・P・Oに応じてアリストテレスや聖徳太子や貝原益軒や マ〜クトウエンやチャップリン等の先生方もご招待している が、これはなかなか便利なので諸君も参考にされるがよろ しい。 だって、考えてもみなさい。もし仮に、貴君が学長や座長 や村長や係長や応援団長だったとして、居並ぶ800名の 学生や被り付きのお客さんや後輩の前で突然指名されて 挨拶することになった場合にどうしたらよいか……。 こんな場合にうろたえてスリッパにけっ躓いたりして頭を 掻きながら、ヘコヘコヘコとみんなの前に出ていって、 「先程、突然のご指名を受けて困っているのですが〜、 実は〜、さっきから皆さんのお顔を拝見していて〜、今ちょ っと、私は〜考えたのですが〜」 等と言ったところで、常 日頃の貴君の軽薄な言動を知っている皆さんは聞く耳を持 たぬことは請け合いである。誰も貴君の考えなど聞きたくは ない。貴君も聞きたくはないであろう?貴君の考えたことな んか……。 こんな場合には堂々と胸を張って、スリッパや他人の靴の 5,6足は蹴っ飛ばしても構わないから”ズンズン”と登場す るのが肝心だ。そして開口一番、 「沙翁曰く」 とか 「独逸の彼のギヨエテは」 と噛ます のがよろしい。みんな呆気にとられること請け合いだ。 …… わっはっはっは〜 先に進まんな〜 ……! |
2003年5月6日(火)
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2003年5月5日(月)
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楽天の3つ下が恵風子、その4つ下がご存知さん、そ の3つ下が権兵衛という3男1女の組み合わせがお陀仏家 の4人兄弟である。 幼い頃の年齢が3つ、7つほども違うということは下の子 にとって、もうそれこそ天と地ほどの開きが、いやいや具体 的に言えば冷えた生ビ〜ルとラクダの小便ほどの違いがあ る。 物心のつく頃からネンネンコに包まれて、兄ちゃん姉ちゃ んの背中にアオ洟を垂らしながら負んぶされて育った子供 たちにとって、自分より年長というのは只それだけで畏敬の 対象であった。 ましてや、我々が育ったのは戦後の食料不足の時代であ るから、母からお八つにと与えられた乾燥芋の分配にも、 兄姉の匙加減でどのようにもなるのを身に沁みて知ってい たので唯々諾々と従うよりなかったのだ。 いや、いま思えば子供たちが純粋であったのだろう。あの 着る物食べる物とて無かった時代に勿論玩具などが手に 入ろう筈がない。そのような環境の中で、無から喜びや遊 びを創造し教えてくれるのが年長者であった。であるから, 家族近所を問わずガキ仲間においては年齢が1つでも上 であるということは無条件に尊敬された。 ましてやご存知さんにとって小生は7つも年上だったから 雲の上の存在であったに違いない。優しくて強くて総てを 知っている絶対的存在、それが ”ジャ〜ン”小生であっ た。 であるから、ジャンケンに始まって鬼ごっこ、かくれんぼ、 相撲、ビ〜玉、クギ打ち、双六、カンケリ,タ〜ザンごっこ、 チャンバラ、メンコ、自転車の三角乗り、三角ベ〜ス、陣取 り、釣り、泳ぎ、紙芝居、落とし穴、トランプ、影絵、影踏み、 坊主はぎ、お手玉、馬のり、魚雷戦ごっこ、鉄棒、縄跳び、 木登り、吹き矢、ゴム銃、紙鉄砲、折り紙、ケン玉、電報ゴッ コ、竹馬、カンぽっくり、水鉄砲、プロレスごっこ、けんけん ぱ〜、おはじき、石合戦、目隠し鬼、ダルマさんが転んだ、 雪合戦、落書き、電車ゴッコ、ぬりえ、きせかえ人形、帽子 とり、ハタ揚げ、コマ回し、にらめっこ、水きり、ザリガニつり、 とんぼとり、トカゲの尻尾切り、シャボン玉、折り紙、しりとり、 口笛、ハンカチ落とし、腕相撲、指相撲、あやとり、ままごと、 ちんちん比べ、オシッコ飛ばし、お医者さんゴッコ、鼻血の 止め方、スカ〜トめくり、浣腸、電気あんま、爪噛み、へそ のゴマとり、鼻くそゲ〜ムに西瓜の種飛ばし競争に肝だめ しに軍艦将棋などなど、純粋だったご存知さんはみ〜んな 小生を信じて言われるが侭だったのに……! 然るに、最近の愚弟の大きな態度は何だ!総てに偉大 なる小生を疑いの目で見ておるではないか。昨夜の将棋も そうであるが、まるで小生が不利な局面で邪まなことを考え ているような態度でトイレにも立とうとしないのである。 そりゃあ、いかに小生といえども完璧な人間ではないの で、800年ほど前に1度だけ、貴君がオシッコに行った時 にほんのちょっぴりの悪戯心で、貴君の駒台から少々友軍 を拝借したついでに、小生の王将の周囲を補強したつい でに、小生の王将を狙っている飛車を後向きにしただけな のに……! あれ位の些細なことで貴君は人間のスケ〜ルが小さくな ってしまったのであろうか、将棋の途中にトイレに行こうと はしないのはどういう訳か!? 「人間不信は己の不幸で ある」 の、のらくろ君の反省的格言を思い出して欲しいも のである。 最近の対局が将棋というより、まるでオシッコの我慢比べ みたいな現況を儚んだ小生が愚弟のご存知さんに対する 提案である。 「原点に戻れ!」 昔の貴君は純粋純情であったぞ! 堕落した愚弟に叱咤する昨今の楽天先生であった……。 |
2003年5月4日(日)
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四苦八苦しながら家系図を書いている途中で、ふとご 先祖さんの言葉が脳裏に浮かんだ。というのは、今日昼 ご飯を食べている時に、ご先祖さんが突然箸を止めて 「不思議だな〜」 と呟いたことを思い出したのだ。 母は5才の時に、いろんな事情で飯盛の田舎から、今は 亡き両親に手を引かれて見知らぬ長崎の地にやって来て 長じて父と出会ったことが不思議だな〜と言う。 父もまた、五島は奈留島村生まれであるが、次男ではある し船に弱い為に家業の漁師を継がず、隣り島の福江町で 洋服の修行を済ませた後、身を立てるべく長崎に来ていろ んなご縁で母と結婚することになったのだ。 この後も、父は戦争に行ったり母は妹の恵風子と一緒に 危機1発で原爆を逃れたりと様々な試練に遭うのだが、現 在、父が元気で93才の誕生日を迎え、自分も足腰は弱く なってヨロヨロのヨロ子さんにはなったが、お陰さんで子や 孫に恵まれて幸せに暮らしている。 それが、不思議だな〜と言うのだ。あれやこれやと考えて みると 「いま、このようにして生きているのが不思議。あり がたいな〜!」 と言う。 小生も身につまされる思いでおれやこれやと思いを馳せ てみると、 「感謝、感謝!」 のご先祖さんの口癖ならずと もいろんなことが思い出されて胸がいっぱいになった。 あの人のご恩、この人のご恩。いっぱいいっぱいいろんな 人のご縁で、頑固さんとご存知さんが所帯を持って、小生 が誕生して、その後、恵風子やご存知や権兵衛が生まれて 4人兄妹弟となった。 その後、両親の勧めるままに遊び人の小生のもとに嫁に 来てくれたのが愛妻の万里ちゃんである。悪友等は妬んで 人身御供とかボランテイア結婚とか抜かすが、な〜に構い はしない。結婚して30数年経つが万里ちゃんは相変わら ず初々しいし素敵な奥さんなのであ〜る。我々は現在恋愛 中なのだ。 母が器量良しの気立て良しであるから、我が家の3人娘 の優希、太希子、美希子もみんな心身ともに健康で素直 に育ってくれた。ご先祖さんではないが、感謝、感謝であ る。 と、まあ我が家が両親2+夫婦2+娘3+婿1+0.9(孫 じゃ)=8.9の如くに計算していくと、(小生は、名門長崎 商業出身である) 恵風子が2+3+3+0.5(可愛い路 子の子じゃ)=8.5となる。 これにご存知の2+2と、権兵衛の2+2+1を足すと、な んとなんとなんと合計26,4になるではないか……! つまり、いろんな方々のご縁とご恩のお陰で結ばれた 頑固さんとご先祖さんのお陰で我等がファミリ〜は総勢26 ,4人になるのだ。 お〜い,みんな〜 「お陀仏ファミリ〜」 の25.4人の お友達のみなさ〜ん!会えて良かったね〜! これから も、みんなで仲良く喧嘩しながら笑って暮らそうね〜〜! みなさん、 「不思議」 って不思議ですね〜! わっはっはっは〜〜だから、人生は面白いのだ〜! |
2003年5月3日(土)
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そもそも、如何なる理由によって愚弟のご存知さんが偉 大なる長兄に憧れ、畏敬の念が長じていつの間にやら強 迫観念となり追いつけ追い越せに変わり、それが一方的な 確執 (極みにある小生は度量が広いので無心なのだ) を生むに至ったかをご説明するには当家の由緒ある家系 図を見て頂くのが早道であろう。 但し、知る人ぞ知るが、小生はパソコン様には文章を書く ことしか出来ない。つまり、直線も曲線も斜線も縦字を書くこ とすら出来ない。果たしてどうなるか?とに角、やってみよう ではないか! 《小田家家系図》 (滋母) (厳父) ご先祖さん 頑固さん (三男) (次男) (長女) (長男) 権兵衛 ご存知 恵風子 楽天 [長崎] [佐倉] [足柄山] [長崎] (妻) (妻) (夫) (愛妻) 真美 津喜子 蜘蛛博士 (万里ちゃん) (長女) (長女) (長女) (長女) 茜 歩 誠子 優希 (夫) (次女) (夫) (次女) 琢磨 麻耶 Sun ちゃん 太希子 (次女) [茅ヶ崎] (次女) 路子 (夫) みどり (夫) 米ちゃん (夫) カツオくん (初孫) ジョ〜ジ (第1子) 6月15日 長女) 10月10日 誕生予定デアル 愛梨ちゃん 誕生予定デアル 左も上もウフフ… (三女) 順子 (夫) ナオくん 以上が、小田家第800代当主 「お陀仏楽天」 を中心にした家系図である。あ〜、疲れた。丁度 3時間かかったわい! |
2003年5月2日(金)
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昨日は、頑固さんが93歳になった誕生祝いに帰崎して いる「ご存知さん」の代筆であった。常日頃から小生の文章 に「クドイとか意味不明」 等の辛辣な批評をしてくれる割り にはなんとも味気ない。まあ,それでも彼が小学校の頃に 小生が手直ししてやった頃の作文に比べると格段の進歩 である。 ボキャブラリ〜が貧困だったせいか、文章の継ぎ目継ぎ 目の一行に1つか2つは必ず 「そして」 という言葉が使わ れていて監修者の小生は大変であった。例えば,以下の 如くだ。 きょうはあさ7じにおきてそしてかおをあらいました。そし てうんこしてからごはんをたべました。いつもはぼくがさき にうんこするのですがきょうはけいふうこねえちゃんがはい ってからです。そしてからいつものようにしんせつなにい ちゃんにしゅくだいとにっきをたのんでからあそびにいきま した。 そしてよるはにいちゃんにしょうぎをならいました。にいちゃ んはあたまがよくてそしてなんでもできます。そしてつおい です。そしてやさしいからぼくはだいすきです。そしてお やつをわけるときもにいちゃんが1つねちゃんが1つ、そし てにいちゃんが1つぼくが1つ、そしてにいちゃんが1つ、 おとうとのかずとしが1つとじゅんばんにわけてくれます。 にいちゃんはめんどうくさがらずにそしてていねいにそして じゅんばんにわけてくれます。そしてこれはあめりかのこう へいなわけかただそうです。9じになったのでねました。お わり。 というような作文であったが、小学校5年生にしたら良く書 けていると思う。そして、それから半世紀近く経ったのが人 に見せるのが恥ずかしいような昨日の恩返し代書である が、最後の辺に何やら知らない人が読んだら本気にしそ うな当日の将棋や翌日のゴルフ対決について記してある のでその内幕を暴露しようではないか! |
2003年5月1日(木)
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我が輩は,「ご存知」である。命名者は,「文章読本」で有 名なかの丸谷才一先生の「女盛り」から頂戴した。 今世紀7度目の里帰りで,頑固殿の93歳の誕生祝いに 千葉県佐倉市より帰崎いたしました。夕方7時くらいより, 末弟が営む新大工町の銘店居酒屋「権兵衛」にて祝宴が 始まりました。出席者は小田家ファミリ〜一同。次女の太希 子が出席できなかったのが残念であったが,5月9日に出 産のため帰省予定とのこと。 店に入るなり頑固殿は,ほれ,楽天はここに座れ。ご 存知はあそこだ。ご先祖さんは寄りかかれる壁際にしなさ い,とうるさく指図して関白ぶりを発揮しだしました。 やっと,みんなの席が決まると頑固殿の挨拶のあとビー ルで乾杯が始まりました。鯛や平目のご馳走の他に定番の 焼き鳥が20品目も食べきれないくらい並んでおりました。 いつもは控えめな三女のみき子もこの日は大ジョッキ5は いもの生ビールを自分で勝手に注いできて飲んでいまし た金太郎さんみたいな真っ赤なほっぺたです。 酔うほどに,小田家恒例の大合唱が始まりました。童謡や 木やりなど,他の酔っぱらいは変な顔をしていますが,な ーにかまうことは ありません。もうおなかも1杯,のどもか れたので退散です。 帰りは頑固殿が自由奔放に歩かないようにと2人の孫が 両腕を抱えてやっと帰りました。明日は,久し振りのゴルフ だ。楽天さん,もうヘボ将棋を止めて寝ようよ!明日,負け てあげるからね。 |