XR400編
XR400オ−バ−ホ−ルレポ−ト
今回、私の愛車XR400のエンジンをオ−バ−ホ−ルしましたので
その後の状況など報告してみたいと思います。
まず私の愛車XR400(97年型)は約1年半前に中古車で購入しました。 その後サイレンサ−の改造やリアサスのリバルビングなど色々と手を加えて年間10レ−スほど出場してきましたが私の腕が未熟なせいで最近かなり痛みがひどくなってきました。この間はシ−ト下のサブフレ−ムがポッキリ折れていたので溶接してもらったくらいです。その他にも2001年4月8日に行われたサファリ240に出場したのですが名物のラポルテヒル(2mぐらいのステアケ−ス、主催者のご厚意で直角に削られていた。ほとんど壁)に跳ね返されそのまま転落、あの曲がらないハンドル、アンサ−プロテ−パ−が変な方向に曲がってしまいました。そんなこともありエンジンもかなり痛んでいるのではないかと思い、思い切ってオ−バ−ホ−ルをする事になりました。 それと、たまたまオ−クションでXR400用のハイカムとWR400F用のFCRキャブレタ−(かなり加工しないとXR400には取り付けできないようです。)を手に入れることができたので一緒に組んでみることにしました。作業はいつもお世話になりっぱなしのモ−タ−ハウスフジサワさんにお願いしました。 内容については色々説明を聞きましたがほとんど理解できず、結局おまかせすることになりました。おおまかにはハイカムとFCRキャブレタ−の取り付けシリンダ−ボ−リング、ポ−トの鏡面加工などですが他にも色々とやっていただいたようです。 エンジンも組上がり始動させてみました。 今回はハイカムを取り付けたのでオ−トデコンプを取り外しています。エンジンがかかるか心配でしたが驚いたことにいとも簡単にエンジンが始動できました。前は10回ぐらいキックしないとかかりませんでしたが、今回は一発始動です。フジサワさんの話によるとインシュレ−タ−側から少し空気を吸い込んでいたらしいのですが、これが普通と思っていた私はXR400のエンジンがこんなに簡単にかかるとはとても驚きでした。(エンスト後の再始動も以外と簡単です。) 実際にバイクを走らせて見みてまず驚くのは車体が前より軽くなったような印象を受けることです。どうしてそうなるのか私には良くわかりませんが実際にそうなんです。そしてしばらく乗っているとバイクが自分の思い通りに動いてくれるような感じでとても楽に乗れていることに気がつきます。まるで250ccに乗っているかのようです。 ハイカムとFCRキャブとの組み合わせで扱いにくいのかとも思いましたがノ−マルよりも扱いやすいくらいです。コ−ナ−でも自分の思い通りのライン走ることができます。そしてエンジンはと言うとかなり高回転まで回るようになっています。いままで3速まで使っていたようなストレ−トでも2速全開で引っ張っていけます。いままで頭打ちしていたような回転数から更にもうひとのびという感じのエンジンです。自分ではあまり感じませんが乗りやすくなった分かなりスピ−ドは出ているようです。 乗れば乗るほど楽しくなるようなバイクになっています。 |
ニードル (OBDVR)
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下から6段目
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メインジェット
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160
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XR400のパイ数とあまり変わらないので大幅に変更しなければいけないということはありませんでした。
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スロージェット
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45
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スローエアー
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100
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スローエアーは若干上げてもいいかなって感じですが左記のとうり基本設定はほとんどいじらなくてもOKでした。
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メインエアー
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200
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