冬の日
Made by 綾吉
とある寒い冬の日のこと
木枯らしが吹きすさび、落ち葉が舞う歩道には
寒さのせいか誰もいません
そんな中を歩いている物好きが二人いました
「ねえ綾波、寒くないの?」
「・・・・・・・寒い」
レイちゃんはいつも通り制服(夏服)しか着ていません。
「これ、着なよ。風邪ひいちゃうよ」
シンジ君は男の子らしく自分が着ているフリースパーカーをレイちゃんに着せてあげようとしました
「駄目、碇くんが風邪をひくわ」
「でもどうするのさ?」
「・・・・こうすれば問題ないわ」
シンジ君の腕にギュっとしがみつくレイちゃん
「え?」
シンジ君の顔が一瞬で真っ赤に染まります
レイちゃんはそれを確認すると、僅かに頬を緩め
いたずらをした子供のような微笑みを浮かべました
緊張しているシンジ君は気づきませんでしたが
「さ、行きましょう」
「う、うん」
その日、家に帰るまでシンジ君の顔は赤いままでした
そして、それ以来外に出るときは
シンジ君はレイちゃんの上着代わりになりました♪
綾吉さんからSSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜
寒い冬の日に歩くのはちょっとつらいですけど、シンジ君とレイちゃんにはそんな事はお構い無しですね。
レイちゃんは薄着でもシンジ君にしがみついておけば風邪を引きませんね、レイちゃんの冬はシンジ君で乗り切ります(笑)
レイちゃん、シンジ君にしがみついて熱すぎじゃないの?と感想を送りましょうね。
とっても素敵なSSをくださった綾吉さんへ感想を送りましょう。
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