「シンジ〜起きなさ〜い」

土曜日の朝早く、アスカの声がして目が覚めた。

「・・・おはようアスカ」

シンジは何時もの癖で、ベッド脇に置いてある時計を見ながら朝のあいさつをした。

「おはよ シンジ」

時刻は朝の七時すぎ、いつもより二時間程早い起床だった。

「あれ・・・まだ七時だ」

「シンジ寝ぼけてるの? 今日はあの日じゃない」

え〜っと・・・

寝起きのせいで、回転の遅い頭をフル回転させて考える。

今日は・・・・・そうか

「そうだったね、今思い出したよ」

「よろしい それじゃ朝ご飯の支度してくるわ」

軽く笑みを浮かべてアスカは答えると、部屋を出て行った。










FAMILY 日帰り温泉

Made by 棒人間













時を遡ること数週間前、ミサトは商店街恒例の福引をしていた。

恒例と言っても、商店街で1000円以上の買い物をすれば福引券が一枚貰えるというもので、それが十枚
貯まれば一回出来るようにしてあるものだ。

最低でも一万使わなければ出来ないということになる。

なかなかに富貴な福引だ。

福引の装置は、中に五色の玉が入った赤い八角柱の箱をグルグル回して、出てきた玉の色で景品が決ま
るというどこにでもあるものだった。

ミサトが狙っているのは、二等のエビちゅビール三十箱。

青玉が出れば二等だ。

一獲千金とまではいかないが、これで二等が出れば・・・・・・・と思うと、嫌にでも真剣になってしまう。

それにこの福引はもうすぐ終ってしまう、つまりはこれが最初で最後のチャレンジになるわけだ。

ラストチャンス

絶対手に入れる!

心の中で熱きビール魂を燃やしながら、その思いを心の中で反復する。

福引の列も、後二人終ればミサトの番だ。

ガラガラガラ  ポト

「白ですね、残念でした〜またのご利用を」

そんなことが二回繰り返され、遂にミサトの番が来た。

やっと私の番ね、やってやるわよ、絶対当ててやるんだから。

店員のおじさんに福引券十枚を渡し、ゆっくりと箱を回していった。

ガラガラガラ・・・・・ポト

出てきたのは・・・・・金玉だった。

・・・・・・・・・・カランカランカラン

一瞬の静寂の後、店員の振るベルが辺りに鳴り響く。

「大当たり〜一等おめでとうございます!」

しばらく呆然としていたミサトだったが、店員の声を聞き我に帰った。

一等ってことは二等よりすごいってことよね?・・・・・私もやれば出来るじゃない!

・・・・でも一等って何だったかしら。

二等ばかりに気を取られていて、他の景品のことは見ていなかった。

「はい、これが景品ですよ!あなたは運がいいですね〜羨ましいです」

「あ、あはは ど〜も〜」

慌てて作り笑いを浮かべたが、自分でも顔が引きつっているのがわかった。

            ・
            ・
            ・

そのまま場の雰囲気に流されて、気が付いたら自宅のリビングにいた。

目の前の卓上には景品の入った祝儀袋のようなものが置かれている。

見た目そんなに分厚くはない、何か紙類のものが入っているようだ。

まさか、現金とか?

とりあえず開けてみよう、使い道はそれから考えよう。

ビリビリ

祝儀袋の上の部分を破り、中身を取り出していく。

こ・・・・これは・・・・・・・・・・








「たまには良い事しないとね、ペンペン」

「クエ」

翌日、ミサトはペンペンを連れて碇家の玄関前に来ていた。

ピンポーン

「ミサト、また来たのね・・・・・」

アスカが出てきた、エプロンを付けているところを見ると料理中だったらしい。

「またとは何よ〜」

「また夕食をたかりに来たんでしょ〜が」

なんか最近邪険通り越して呆れられてるわ、なんで?

「はぁ もういいわよ、上がっていいわよ」

肩をおとして、諦めたって顔してアスカが言ったわ。

「今日は違うわよ」

「何が違うのよ」

「これをあなたにあげようと思ったのよ」

そう言ってアスカに渡したのは、あの福引で当てた祝儀袋だ。

「なによこれは」

「日帰りの箱根宿宿泊券よ、四名様ご招待だから家族で行ってらっしゃい」

アスカお得意の胸を張るポーズで言ったわ、一度やってみたかったのよね〜。

「え!? うそ、本当にくれるの?」

「そ〜よ〜、楽しんでらっしゃい」

「サンキューミサト♪」

よろこんでるわね〜良かった良かった。

「それでね〜アスカ、一つだけお願いがあるんだけどいい?」

「夕食ならご馳走するわよ」

祝儀袋を嬉しそうに見詰めながら即答されてしまった。

なんでそうなるのかしら、私ってそんなに飢えてるように見えるの?

「違うわよ、その温泉にペンペンも連れていってほしいのよ」

「ペンペンを?それぐらいならいいわよ」

そこでやっとアスカは祝儀袋から目を離してこっちを向いてくれた。

「ありがと、それじゃペンペンはこのまま預けていくわね」

隣にペンペンを残し、そのまま回れ右をするミサト。

「クワ〜」

「どうしたの? ペンペン」

玄関を出ようとした時に、ペンペンの声で振り返った。

なんか感無量って顔してるわ。

「ミサト、折角ここまで来たんだから夕食食べていきなさいよ」

初めてかしら、アスカにこんな優しい言葉かけられるのなんて。

「そ〜ね〜 折角だからお言葉に甘えるわね」

「クワクワ」

ペンペンが嬉しそうに手をバタバタさせてるわ、私と一緒が嬉しいのね。

いいことするっていいわね〜。








                      ●







「出発進行〜〜〜!」

再び時間は戻って土曜日の碇家、シンジが起きて二時間程経った頃だろう。

シンジはマナの元気の良い声に答えるようにして、愛車のRX-8を発進させた。

助手席にアスカが、後部座席にはマナとレイが、その二人に挟まれる形でペンペンが座っていた。

目的地は神奈川県箱根町の箱根温泉街にある淳一六宿という温泉宿だ。

「今回だけはミサトに感謝しないといけないわね」

車を出して数分した頃だろう、突然アスカがそう言った。

「そうだね、ミサトさんも根は優しい人なんだよ」

「あれで自炊能力があればねえ〜」

僕も昔はそうなってほしいって思ってたんだけど、もう諦めたよ。

仮にそうなったとしても、そんなのミサトさんじゃないよ。別の何かだね。

「家事全般の全般の出来るミサトさんって想像できないよ」

「お母さん、じすいのうりょくって何?」

後ろからレイが言った。

さっきまでペンペンと遊んでたのに、ちゃっかり話は聞いてたみたいだ。

「お父さん、かじぜんぱんって何〜?」

今度はマナだ、二人して話を聞いてたのか。



そんな会話が繰り返されて二時間、やっと目的地に到着だ。

「ここみたいだね」

「そうね」

目の前には大きな看板があり、そこには「淳一六江ようこそ」と書いてある。

そしてその奥には大きな木造の建造物があるよあだった。

どうやらそれが淳一六宿のようだ。

「寒いよ〜早くいこ〜」

マナは分厚いジャンバーを着ているのにまだ寒いらしい、声が震えている。

箱根にはちらほらと雪が積もっているようだった。

少し前にでも雪が降ったのだろう、もうほとんど溶けてるので大丈夫だと思うけど。

それでも雪があると実際の温度よりも二〜三度寒く感じる。

「それじゃ行こうか」

三人を促して玄関をくぐる。

中は純和風の建物で、とても落ち着いた雰囲気だった。

他の宿泊客はあまりいないようで、宿は比較的静かだ。

ロビーのような所に行き、着物を着た受付嬢にミサトさんから貰ったチケットを出すと、そのまま部屋に通さ
れた。

部屋に着くまでに案内役の方にいろいろと話を聞くと、どうやらこの宿は完全予約制の箱根でも比較的質
の高い宿のようだった。

それにこの宿は高値の宿にしては珍しく、ペットを連れて着てもいいらしい。

もし駄目だったらどうしようかとハラハラしていたけど、大丈夫だったみたいだ。

しかも今年は淳一六宿が出来てちょうど六年目で、色々とサービスがあるとも言っていた。

「お父さん温泉いこ〜」

和室の部屋に着いてすぐにマナが言った。

「私もいく」

ペンペンを抱えたままレイが言った。

「そうだね、せっかく来たんだし行こうか」

時刻は10時過ぎ、温泉に入ってきてもお昼には間に合う時間だ。

「ということでアスカ、温泉に行かない?」

外の一望できる窓から豊かな森を眺めていたアスカは、一瞬考えたようだが、温泉に行くといった。

僕じゃ温泉内でマナ達の面度見れないしね。

旅館で浴衣を用意してくれるらしいから手ぶらでもいいだろう、温泉宿と浴衣この二つがないとね。

そういえばペンペンはどっちに入るんだろう。オスだけど、温泉にペットの性別なんて関係ないだろうし・・・

「それじゃシンジ、また後でね。マナ、レイ行くわよ」

考え事をしている間に男湯と女湯の分岐路に着いてしまった。

「それじゃまた後で、マナ達は任せたよ」

「わかってるわよ、それじゃね」

アスカは二人の娘を引き連れ、女湯の方に行った。

「ペンペンはこっちでいいのかい?」

「クワ」

どうやる僕についていくらしい。ペンペンにも男の自覚があるのかな。

ペンペンを引き連れ、脱衣所まで行く。

朝と昼の中間、やはりこの時間帯は人がいないようだった。

ゆったり出来そうだし、なんか貸切気分みたいでいいな。

服を全て脱ぐと、腰にタオルを・・・誰もいないから付けなくてもいいだろう。

中はそんなに広くはない、乳白色の湯で満たされた石造りの露天風呂が真ん中に設置されていた。

そこからも豊かな森が一望出来た。秋に来れば綺麗な紅葉が見れただろう。

ゆっくりと温泉に浸かる、程好い湯加減が気持ちよかった。

「ふぅ〜」

石に背を預け、両手を左右対称に石の上に掛けてからだの力を抜いていく。当然頭には折り畳んだタオル
を乗せて。

普段の疲れやストレスが体から抜け落ちていくようだ。とても気持ちいい。

横を見ると、ペンペンも同じ体勢でくつろいでいるようだ。

日頃ミサトさんの相手をしていて疲れているのだろうか。

景色もいいし、これでご飯がおいしければ最高だね。

そのままシンジは久しぶりの一人の風呂を満喫した。










                      ●











「ふぅ〜さっぱりした〜」

「クワクワ〜」

隣のペンペンモご満悦のようだ。

シンジは露天風呂を出た後、旅館の用意してくれた浴衣に着替えて、先に部屋に戻っていた。

「風呂の後にはコーヒー牛乳なんだけど、さすがに旅館にはないかあ」

「クワァ〜」

ここでも山の景色を見ながら言った。

それじゃ銭湯じゃないかと思うかもしれないが、ほしいものはほしい。

ペンペンにはその気持ちは伝わったようで、どこかがっかりしているようだ。

「それにしても、アスカ達遅いなあ」

女風呂は長いとはわかっていても、長い。

いったい何をどうすればこんなに長くなるのだろうか。

お昼ご飯も、三人の為にまだにしてもらっている。

「は〜さっぱり」

「お肌がつるつる〜」

「お母さんよりつるつる・・・・」

やっと二人が帰ってきた。部屋に戻ってから二十分も待たされてしまったよ。

時刻は一時半、お昼ご飯の時間としては遅いほうだろう。

「おかえり、随分長かったんだね」

「クエクエ」

ペンペンも長いと苦情を言っているようだ、なんか急にペンペンに親近感が沸いてきたよ。

「お母さんがなかなか出てくれなかったの」

「お母さん途中寝てたよ〜」

「アスカ、折角の露天風呂なのに・・・寝るなんて・・・」

通りで長かったわけだよ、寝てたなんて。

「気持ちよすぎたのよ!それよりレイ、マナ!黙ってなさいって言ったのに、お母さんとの約束破ったわね?」

鬼の形相だ・・・・鬼でも居間のアスカの顔見たら逃げ出すんじゃないかという程の顔だ。

「お母さん怖い・・・」

「お父さん助けて〜」

いつの間にかレイとマナが後ろにいるよ。ちょっと可哀想かな。

「アスカそんなに怒らないで、お昼ご飯食べようよ」

「そうよ、忘れてたわ、早く食べましょう」

アスカを宥めるにはご飯しかないよ。

電話をして、お昼ご飯を持ってきてもらう。

普通はこんなことしないのだが、特別に遅らせてもらっていたのでしょうがない。

ご飯が来ると、今の真ん中においてある木製の机につく。

普段使い慣れている椅子に座って使う机とは違い、畳に直接座って使うものなので、マナ達は難儀してい
るようだ。

運ばれてきた料理を見ると、主な食材は普通の和風と一緒だが、新鮮な春の幸が豊富だった。

この宿から見える絶景の山から取ってきたものだろうか。

いろいろな方法で調理されていて、とてもおいしそうだ。

そして、何故かペンペン専用のご飯まで用意してくれた。旅館からのサービスらしい。

かなりいい旅館みたいだ。最近の旅館はマニュアル以上のことはしてくれないらしいけど、まだこんな旅館
が残ってたんだね。

ペンペンも一緒に合掌をして食べる。

「けっこういけるじゃない」

「そうだね、マナ レイもちゃんと食べてるかい?」

「食べてるよ〜これおいしい」

マナはちゃんと食べてるようだね、好き嫌いが少ないのはいいことだよ。

「これおいしいの、色が特にいいの・・・お父さんも食べてみて」

そう言ってレイが食べていたのは・・・

「レイ〜それ飾りだよ〜食べちゃいけないんだよ〜」

「そうなの?」

ってそんな冷静な眼で見られても・・・アスカに助けをもらおうと視線を向けるが、心底呆れたという表情をし
たままで、視線に気づいてくれそうもない。

「・・・食べられなくはないけど、普通は食べないよ」

たまにレイは不思議なことをするんだけど、今日もそれが出たか。いったい誰に似たんだろう?

「ペンペンも食べるの」

無理やり嘴の中に入れようとしてる、ペンペンも必死の抵抗をしてるみたいだけど・・・・

「ペンペンが嫌がってるでしょ、やめなさい」

やっとアスカが再起したみたいだ、良かったねペンペン。

そんな他愛もない会話をするうちに食事終了。

「アスカ、この後どうする?」

今の時間は午後の三時過ぎ、まだ帰るのには早すぎる時間だ。

「折角箱根まで来たんだし、その辺散歩しない?」

急だったこともあり、今回の旅行では一切スケジュールなどの話し合いなどはしていなかった。とりあえず
温泉浸かってゆったりしようぐらいしか考えてなかった。

「そうだね、旅館の人にいいところを紹介してもらおう」

そういうことでシンジ一家は散歩に出発、旅館の人によれば、この辺りでは気軽に温泉だけを楽しめる店
がたくさんあるとのことなので、その変を散策して気に入った店に入ることにした。

「やっぱりまだ寒いね」

随分暖かくなってきたとはいえ、それでもまだ三月だ。普段着で歩くぶんには問題ないが、浴衣だと少し肌
寒い。

「何か羽織るもの持ってくればよかったわね」

「マナとレイは大丈夫?」

「全然寒くないよ〜」

シンジの隣を歩いていたマナが言った。

さすが子供は風の子だね、ものすごく元気だ。

「寒いの、でもペンペンがいるからいいの」

ペンペンを胸に抱いたままでレイが言った。

レイは寒いのが苦手だったけど、ペンペンがいれば問題なさそうだ。ペンペンも嫌そうじゃないし。



シンジ達は旅館を出て三時間程色々な温泉と散歩を楽しんだ。

そして帰りの車内。

車に乗ってすぐの頃ははよくしゃべっていたマナ達も、高速に乗る頃には小さな吐息が微かに聞こえてくる
だけになっていた。

「今日は本当に楽しかったね」

「そうね、ますますミサトに感謝しなきゃいけなくなったわ」

「次からはエビチュ一本サービスぐらいはしないといけないね」

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「う〜ん・・・・・・ん?」

机に突っ伏していた頭をいきおいよく起こし、辺りを見回す。

ここは自分の部屋、もといミサトの部屋だった。

カーテンが閉められているが、その布越しにうっすらと明かりが見える。

時計は八時を少し過ぎている。

朝の八時か・・・・・

頭がずきずきする。

机の上に転がるビールの空き缶と、隣で同じようにして寝ているペンペンを見る。

どうやら昨日はペンペンとビールを飲んでいて、そのまま寝てしまったようだ。

しかも二日酔いのおまけ付き。

おまけで思い出した、あの福引券はどうしたっけ?

寝ているペンペンを揺すって、無理やり起こす。

「クワァ〜?」

「ペンペン、あの福引券どこいったか知らない?」

「クエクエクエ」

ものすごく不機嫌そうな顔をしてる、ペンペンも二日酔いらしい。

「そんなの見たことないって?」

「昨日あたしが当てたじゃない」

「クエ〜クエクエクワ」

「あれはスカだったじやないか、それでいらいらしてたから、夜遅くまでビール飲んでたんじゃないか・・・な
んですって!?」

ペンペンはそれだけ言うとまた寝てしまった。

そういえば、なんとなく思い出してきた。

たしかにペンペンは合っている、じゃないとこんなになるまで飲まない。

・・・・・・・・ってことは・・・・・・・さっきのは夢?

・・・最悪・・・・・・うっ気持ち悪い・・・・・・・・

夢のばかやろ〜〜

もう今日は寝てすごそ。












後書き

ほのぼのがこんなに難しいとは思わなかった・・・・・

締め切り思いっきり過ぎてるし・・・これが棒人間の最初で最後のほのぼのになるかもしれません。

もう書けない・・・・

とにかくjun16さん、6周年おめでとうございます。

ずっと前から応援してました!

ものすごい拙作ですけど、サイトに掲載してやってください^^;

脱字脱語、発見してくれれば掲示板かメールで連絡してくれると助かります。
                                                        by棒人間



 棒人間さんからHP開設六周年企画SSを頂きました(^▽^)ありがとうございます〜

 ミサトさんが福引で狙うのは一等ではなく二等のエビちゅ三十箱(笑)気合を入れて回したら日頃の行いが良かったのか一等でしたね、一般人なら喜びますがミサトさんにとっては残念でした。

 一等の賞品は箱根宿の日帰りチケット四人分、一人身のミサトさんには多すぎるので、シンジ君家族へプレゼント。ミサトさんもなかなか優しい事をしますね(これでちょくちょくご飯をたかりに行くんでしょうね^^;)

 シンジ君、アスカちゃん、マナちゃん、レイちゃんとペンペンは気持ちよく温泉に入りましたね。一家だんらんの家族旅行、碇家は平和です。

 満足したシンジ君達、流石ミサトさんと褒めていたら・・・なんと夢オチ、福引も外れでしたね。

 ペンペン、ミサトさんの麦酒に付き合う必要はないぞと感想を送りましょうね。

 とっても素敵なSSをくださった棒人間さんへ感想を送りましょう。

 皆さんの感想が作者の力になります!一言でもよいから感想を書きましょう!!


SSroom_5

投稿:FAMILY 日帰り温泉