EVA CHANGING
よんわ
おどろき
すぐにこの教室に変化が起ころうとしていた。
(もうすぐね)
アスカは時計を確認して、もうすぐ開くであろう、ドアを見ていた。
ガラッ!
ドアが勢いよく開かれる。アスカが今朝見た顔がそこにはあった。
「みんな〜!おっはよ〜〜!!」
ガタガタガタ!!
クラス全員こけた、シンジとアスカを除いて。
「どうしたの?みんな」
レイは不思議がったが後ろにいたシンジと席についていたアスカは予想したどおりと苦笑いをしていた。
(やっぱりね・・・)
「なっなんや綾波が明ろーなっておる」
「綾波さん、どうしたの?」
「ドッキリカメラか?」
案の定クラス中大騒ぎ、レイは頬を膨らまして怒った。
「なんだよ〜みんな!いつものレイちゃんと同じだよ」
レイは席についたが、みんなは不思議がって見ていた。トウジ達もシンジに聞いてきた。
「センセ、綾波どうしたんや?」
「僕にもわからないんだよ、今朝会ったらいきなり性格が変わっていたんだ」
「さよか」
「シンジ、何だか可愛く見えるな」
「そっそうだね、前より明るくなったからかな」
(くくく、写真を撮って売上倍増できるな)
「アスカ、綾波さんどうしたの?」
「さあ、拾い食いでもしたんじゃないの」
「ふーん、でも前より明るくてなんだか親しみがわくわ」
ヒカリ達が言うようにレイに今まであまり喋らない生徒が話しかけていた。
それに対しレイも笑顔で答えていた。
(綾波って可愛かったんだな)
(そうだな、俺話しかけてみよう)
(抜け駆けか)
クラスの男子が狙っていた。
案の定、次の休み時間、レイの回りには男子が集まって話しをしていた。
「綾波さん、元気いいね」
「へへ、これだけが取柄だよ!」
「可愛いね」
「も〜本当の事言って、てれるな〜」
レイは話しに対してきちんと応対していた。
「綾波さんって付き合っている人いるの?」
「いないよ〜!でも好きな人はいるの」
「え?誰」
「シンちゃん!だ〜い好き!」
「「「「「なにー!!!!」」」」」
一斉にクラス中がシンジを見た。男子の目には怒りの炎が浮かんでいた。
「綾波ー・・・・」
シンジは情けない声を上げる、一方レイは笑顔で見ていた。しかし黙っていないのが一人いた。
「ちょっとレイ!イキナリ何言ってんのよ」
アスカはレイの席に行き、手を腰にあて仁王立ちご立腹。
「アスカ、焼いているのかな?カワイ〜」
「な・・・焼いてなんかいないわよ!どうして私がバカシンジを好きなのよ」
「ふっふっふ〜〜〜」
レイはニコニコしていて、その態度にアスカは怒りで顔が真っ赤になっている。
「・・・フン!」
アスカは言葉が出なくて、席に戻った。
そのころシンジはトウジ達に冷やかしを受けていた。
「センセやるのー、惣流についで綾波がうらやましいの、本妻と愛人か?」
「シンジ、泥沼の愛だな」
「違うよー」
ボカ!
「ハハハ、照れんでええって、グエ」
バキ!
「LASにLRSだな、アギャ」
トウジとケンスケは後ろからのアスカの攻撃により、今日二度目の沈黙。
「なに、バカ言っているのよ」
「アスカ・・・」
「アンタもボケボケしていない!」
シンジに八つ当たりして席についた。
「どうして怒られるんだよ?」
「鈍いのー」
「ああ鈍いね」
高速の速さで復活した二人はうなずいていた。
EVAの世界だけど平和な日常です。レイが扱いやすく、書くのも楽しいです。
「ハロ〜!綾波レイです、今回はどうだった?キャ!シンちゃんに好きって言っちゃった。全国のレイちゃんファンのみんなはごめんね」
「あっ!そうそう今日はシンちゃんと一緒にきたのよ。シンちゃんどうぞ!」
「こっこんにちは、碇シンジです。なんか照れるな」
「シンちゃんカワイ〜」
「やめてよ〜、そうだアスカ知らない?帰って来てないんだ」
「アスカ?そうそう長崎に行ったよ」
「長崎〜?」
「そう!なんでも作者のjun16さんにアスカが主役の連載を描かせてやるって飛んでいったよ」
「そうなんだ、jun16さん困っているだろうな」
「どうして?」
「だってアスカ、ワガママだからどんな手を使ってでも描かせると思うよ」
「どんな手?」
「たとえば、ビンタをしたり蹴り入れたり、殴られたり悪口言われたと可哀想だな」
「ふ〜んそれって、シンちゃんがされてることじゃない」
「はっ!そうだね、僕は慣れているから大丈夫だけどjun16さんが危険だよ、メ〜ルを出さなくきゃ」
[jun16さん江 逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください逃げてください シンジ]
「これで大丈夫」
「でもアスカが行ったのはだいぶ前だよ、もう手遅れかも」
「そうなんだ・・・・jun16さんもうこの世にいないかも・・・・」
「・・・・アスカってそんなに乱暴なの?」
「うん、言葉では表現できないくらい・・・・・・」
(シンちゃんって耐えているのね、シクシク)
「シンちゃん! (ガバ!)」
「わっイキナリ抱きつくなんて、どうしたんだよ」
「ううう・・シンちゃんが可哀想で、アスカの仕打ちに耐えているんでしょう?我慢できなくなったらいつでも私の家に来てね」
「ちょっちょっと離れてよ、恥ずかしいよ。それに仕打ちってほどじゃないから綾波に迷惑かけないよ」
(・・・かけてほしいな)
「そろそろ終わりみたいだから帰ろうか?」
(え?帰るって二人の愛の巣・・・キャ〜)
「それでは皆さんこのへんでさようなら (テクテクテク)」
(ダメ、シンちゃんいけないわ (妄想中))
(でもシンちゃんなら・・・・)
「シンちゃ〜ん・・・(キョロキョロ)あれ?いない」
「ふえ〜ん、何処行ったの〜!シンちゃ〜ん (ダダダダダ)」
こんな連載小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
EVA CHANGING よんわ おどろき