EVA CHANGING
ろくわ
びしょうじょレイちゃんにシンちゃんほれぼれ
「俺に良い考えがあるよ」
「本当!相田君」
「ああ、それは・・・・
「ああ、それは美少女対決!」
ズル
指を高々と上げるケンスケにヒカリは口が半開きだった。
「なぜ?」
「それはだな、学校いちにを争う美少女にしてエヴァンゲリオンのパイロット、男子が放っておかない!ここで白黒ハッキリさせる必要がある」
「当然の事やな」
「わかってくれるかトウジ」
「ああ、ワイも協力させてもらうで」
ガシ!
2人は熱い握手を交わした、ヒカリは口を半開きのままだった。
(バカみたい・・・・・・・)
「セットチェ〜ンジ!」
パパパパパパ!
どこから出したのか、ケンスケはマイクに向かって叫ぶと一瞬暗くなり教室が豪華絢爛ステ〜ジに変化した。
看板には美少女対決レイVSアスカ!ヒロインははたしてどちらか
「なっ何なのよ!なによこれは?」
「わ〜奇麗だね」
2人はステ〜ジの上に立っていた。アスカは突然の事で訳が判らなかった、それもそのはず教室に居たはずなのに一瞬で場所が変わったのだ。レイは周りを見て楽しんでいた。そこに蝶ネクタイをしたケンスケが現れた。
「ちょっとメガネ!何なのよこれは?」
「ケンスケ君にあってるよ」
ケンスケは2人に軽く会釈をして誰もいない客席に向かって、マイクを通して叫んだ。
「レディ〜ス&ジェントルマン!今宵も始まった、美少女対決!お前達どちらに投票するか決めているかい?決めていない!OKこれから始まるナイスな競技で決めてくれ!」
「だれもいないじゃない」
「カッコイ〜」
パパパパパパパ!
ケンスケが言い終えると客席に人があふれていた。
「な、何これ?」
歓声がステ〜ジを包む、アスカは呆然としていたがケンスケは構わずに司会を続ける。
「お前達のヴォルテ〜ジは十分にわかっているぜ!それでは第1回戦!笑顔対決だ〜!」
「ちょっとメガネ!何なのよ!私はやらないわよ」
アスカはケンスケにくってかかる。
「私はやっても良いよ」
「アンタはべつよ」
レイはすでに笑顔を振りまき客席を騒がせている。アスカに対してケンスケはさとすように人差し指を左右に振り、説明した。
「チィッチィッチィッ、辞退しても良いけど、それじゃあ綾波が優勝になるけどいいのかい?」
「別に良いわよ」
「賞品はいらないのかい? (ニヤリ)」
メガネが光り瞳が見えずに口元を歪める。
「賞品って何よ?」
「フッ2人が1番欲しいモノさ」
アスカは言葉に反応する、ケンスケはまだ怪しい笑いを浮かべている。
「まっまさか?賞品って・・・・」
アスカは思い当たる欲しいモノを頭に浮かべた。
「そのまさかさ、どうするんだい?」
「やっやるわよ、当然!」
「嬉しいよ」
アスカはやる気がおき燃え始め、ケンスケは仕切りなおしを始めた。
「中断してすまなかった。2人ともすでにヒ〜トアップしている!いくぜ第1回戦!笑顔対決!始めは綾波レイさん!さあどうぞ」
会場が暗くなりスポットライトがステ〜ジ中央に立っているレイにあたる。場内は静かになり、注目の笑顔を待った。
(う〜ん緊張するな、がんばろ〜)
ニカ!V^^V
満面の笑みをし両手を前に突き出しダブルVサインを左右に降った。
オオオオオオオ!!!!!
場内は歓声に包まれ、天井のライトがゆれた。
「凄い歓声だ!次は惣流・アスカ・ラングレ〜さん!どうぞ」
(う・・・異様な熱気、でも賞品を得るためだからアスカいくわよ!)
ニコ!(^‘)
多少恥ずかしさもあり、腕を後ろに回しモデルの様に立ちウインク。
オオオオオオオ!!!!!
また場内は歓声に包まれ、窓ガラスがゆれた。
「野郎ども!満足か〜?」
ケンスケの問いに会場が熱気あふれる。言葉どおり男しかいない。
「第2回戦はおおうっとお前達倒れるなよ水着対決だ!」
水着の言葉に会場からまた大きな歓声、アスカは怒ってケンスケに文句をつけていた。
「ちょっとメガネ!どうして水着なのよ!」
「フッ対決は水着と相場が決まっているんだ、今回は平等にスク〜ル水着だから問題ない」
ゲンドウのように怪しく真似をする。
「問題あるわよ!」
「じゃあ、棄権するのかい?」
「う・・・・そっそれは」
アスカは2文字を突き付けられ、たじろいた。答えは1つしかない。
「わっわかったわよ、やればいいんでしょ!」
「わかってくれて嬉しいよ!用意してあるから、着替えてきてくれ」
「アスカ〜いこ〜」
「わかったわよ」
2人は着替えるためにステ〜ジをおり、脱衣所に向かった。その間も会場はケンスケのト〜クにより盛り上がっていた。
「はあ〜、どうしてダサい水着を着なくちゃなんないのよ」
アスカは制服を脱ぎながらスク〜ル水着を見て、ため息をついていた。
「そうかなあ?似合うと思うよ」
レイはニコニコして制服を脱いでいた。
「アンタのような幼児体系にはお似合いけどね、私のようなナイスバディ〜には似合わないのよ」
アスカは下着の姿で腰にひねりをくわえ、成熟した身体を強調した。
「プウ〜、私だって胸ぐらいあるよ!ほら」
レイは負けじと下着姿で身体をそらし胸を強調した。
「ダメよダメ!そんなんじゃ、レイこの勝負はもらったわ」
自信たっぷりに前かがみになり胸を強調した。
「う〜」
負けたと感じ悔しがった。
2人は着替えを終えてステ〜ジに戻った。
会場は暗くなっており、ステ〜ジの中央にだけライトが当てられていた。2人が到着したのを確認したケンスケはマイクを握り締め、血管が切れるほど叫んだ。
「さあ2人の準備は整った!最初は惣流・アスカ・ラングレ〜さんどうぞ!」
「ウフ チュ!」
アスカはステ〜ジの脇から中央に向かって歩き出した。中央につくと、前かがみになり胸を寄せ谷間を作り、投げキッスをした。
ウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!
会場はアスカの悩殺ポ〜ズに血を流している者が多かった。
(これで勝ったわね)
「これは!セクスィ〜ポ〜ズに会場は血の海だ〜!!」
「続いて、綾波レイさんどうぞ!」
「ワ〜イ!ワ〜イ!V」
レイはスキップして中央にいき、ジャンプしながら大きくてを振った。ジャンプした時小ぶりながら胸が揺れていた。
ウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!
会場はレイのさわやかな水着姿に感激して涙を流している者が多かった。
「おおっと!元気な姿に会場は洪水だ〜!」
アスカはレイへの予想外の歓声に驚いていた。
(どうしてレイに歓声を送っているのよ!幼児体系なのに・・・・・はっそうね、ロリコン好きがいるのね)
2人は制服に着替えなおし、ステ〜ジにもどってきた。ケンスケは額に滝の様に流れる汗をかきながら、力いっぱい叫んだ。
「くわ〜!悲しいことにこれが最終戦だ!最後は2人に一言づつ言葉をもらおう!」
「では綾波レイさん!どうぞ」
レイは中央に置かれているマイクを手に取り笑顔で言った。
「みんな〜今日はありがと〜!どうだった私?みんな〜私に投票してね!^^」
グオオオオオオオ!!!!!
レイが手を振ると会場の天井が揺れた。
「つづいては惣流・アスカ・ラングレ〜さん!どうぞ」
アスカはマイクを両手で持ち深深と礼をして天使のように笑った。
「みなさん、今日は来ていただきありがとうございました。絶対優勝したいの私に投票してね チュ^‘」
グオオオオオオオ!!!!!
投げキッス、会場の床が揺れた。
「いや〜2人とも素晴らしい言葉でした」
「2人はひとまず控え室に待機してください。投票の結果がわかりしだい、呼びますから」
2人はケンスケに言われたとおり控え室に向かった。
「お前達、どちらに投票するか決まったかい?投票用紙にどちらかの名前を書いて前のボックスに投票してくれ結果はすぐ出るから、帰るなよ」
会場では投票がおこなわれていた。
控え室に来た2人は椅子に座り、緊張して結果を待った。
「う〜アスカ緊張するね」
「べべべべ別にきききき緊張なんか、ししししてないわよ」
レイは足をブラブラさせて笑っていたが、アスカは震えていた。
「うそ〜」
「ううううそじゃないわよ!ととと当然私のゆゆゆゆ優勝で、きまきまきま決まりね」
「そうかな〜・・・そうかもねアスカ奇麗だったから」
レイはうつむき見せたことのない寂しげな顔をした。
「レイ・・・・・・・」
「気にしないでいいよ!真剣勝負」
レイはすぐさま元気になった。するとアナウンスが流れた、結果が出たようだ。2人は向かい合いうなずきあった。
「レイ、いきましょう」
「うん、負けないよ」
2人はステ〜ジ中央に離れて立ち結果を待つ。
「さあ結果はでた、この封筒の中に優勝者の名が書いてある。本来なら甲乙付け難い2人だが悲しいことに1人を選ばなくてはならない!さあ準備はいいかい?」
(私かな?)
(いよいよね)
2人は息を呑んだ。
会場が暗くなりスポットライトが2人の間を動く。音楽が鳴り、ケンスケが封を開き名を確かめ、マイクを口に持っていく。
「優勝者は・・・・・・・」
ゴクリ!
「優勝者は綾波レイさん!」
ライトがレイを照らしクスダマが頭上で割れる。
「うそ〜?」
「どうして?」
レイは自分に当てられたライトに信じられなかった。アスカも自分が優勝すると思っていたので信じられなかった。
「投票の結果はおっと!わずかな僅差で綾波レイさんがリ〜ド!さすが美少女対決の名に恥じない素晴らしい内容でした」
「優勝者の綾波レイさんにインタビュ〜してみましょう。どうでしたか?あなたが優勝です」
ケンスケはレイを中央に迎えた。
「え・ええと私が優勝するなんて信じられないです。投票してくれたみんなありがとう」
ワ〜ワ〜ワ〜!!!
「それでは優勝賞品の碇シンジ君です」
突如ステ〜ジの床からリボンをつけた大きなボックスが現れた。そしてボックスが静かに開きシンジが出てきた。
「シンジ!」
「ワ〜イ!シンちゃんだ」
ガシ!
レイはシンジに抱きついた。
「わっあ綾波!」
シンジは照れてたが、まんざらでもなさそうだ。アスカは怒って2人に近づいた。
「レイ、負けたわ。シンジと幸せにね」 (?私は何を言っているの)
口で言っていることと頭で考えていることが違い、アスカは戸惑った。
「アスカ、アリガト〜」
「悔しいけど、あなたには敵わないわ」 (どうしてレイに敵わないのよ、私が勝っていたのよ)
アスカは白旗をはためかせ、負けを認めた。
(ハッなぜ?白旗が)
「シンジも幸せにね」 (だああ、シンジは私が・・・・)
「アスカ、祝ってくれているんだね、ありがとう」
「ええ」 (違うって、ウエエエ〜ン、シンジ〜!)
アスカは泣いたが涙が出ずに笑っていた。
「う〜ん感動的だ〜!それではここらへんで、おひらきにしよう。最後に美少女2人に盛大な拍手を!次回を楽しみにしといてくれ!」
場内に拍手が鳴り響き、幕が降りたあとも止まることは無かった。
「ニイハオ〜綾波レイです、どうだった美少女対決?前回の後書きに予告をしたらjun16さんが描いてくれたの、ウッレシ〜」
「流石、みんな!私に投票してくれてありがとう、これでシンちゃんとラヴラヴになれます(ポ)」
「と言う訳(シンちゃんとラヴラヴになったから)で残念ながら今回で連載は終了します、いままで読んでくれたレイちゃんファンの方々どうもありがとう。私幸せになるね!それじゃあサヨウナラ〜 (ボカ) イタ〜イ」
「痛いじゃない!どうして私が負けなくちゃいけないのよ」
「だって私が主役だもん、それに対決は見せ場なのってアスカ、帰ってきたの」
「だからって、いきなり教室からステ〜ジに変わるのよ!非現実的よjun16も何考えているのかしら」
「へへ〜今回は私の案を描いてもらったの」
「なに〜!」
「アスカどうだったの?jun16さんに描いてもらえるようにお願いしに行ったんでしょう」
「ええ、あのバカわざわざ私が行ってお願いしたのに渋っていたのよ」
(脅迫の間違いでしょ)
「まあそこを私の華麗なる美貌で誓約書を書かせたから、私が主役の小説が始まるわよ」
「へ〜誓約書を見せて・・・なになに、私jun16は惣流・アスカ・ラングレ〜様の華麗で美しいあなた様のラヴスト〜リ〜を描く事を誓います。・・・・・・・・あっ端っこに赤いのがついている」
「赤い?ああそれ、アイツの返り血ね」
(・・・・・返り血って、大丈夫かな)
「さあ次回からはアスカの物語が始まるわ!下僕どもしっかり私の小説を読むのよ!」
(次回から?ホントかな、jun16さんにメ〜ル出してみよう)
「ちょっとレイ何してんのよ、終わったんだからもう帰りなさい。この後書きも私が仕切るのよ」
「まって今jun16さんからメ〜ルがきたから・・・・・・ええと、ふんふん、へ〜そうなんだ」
「レイ、何て書いてあるのよ」
「えっとね、EVA CHANGINGはまだ続くみたい、それとアスカ憶えていろ!へっぽこなんて怖くない!ですって」
「なに〜あのガキャ〜!チィとどめを刺しとけばよかったわね」
「みんな良かったね、私の連載はまだ続くの!これからもレイちゃんを応援してね!次回ななわ アスカ、あかつきにしす!お楽しみに (ボカ) はうう〜バタン」
「勝手に殺すな〜、こうなったらレイを拘束して次回から私が主役よ!次回ななわ アスカ、LA・LA・LA LOVE SONG 見るのよ!」
どうもjun16です。ろくわは息抜きのSSです。2人は次回の予告タイトルを出していますが、ごわの続きになります。
トウジがいなくなりケンスケ1人で司会をしてますが、これはケンスケをたまには多く出そうと心優しいjun16の配慮です。
・・・・うそです、トウジは忘れていました。
こんな連載小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
EVA CHANGING ろくわ びしょうじょレイちゃんにシンちゃんほれぼれ