エヴァンゲリオン学園外伝

ゲーム

 ふんふんふ〜〜ん、今はシンちゃんの部屋で読書中、読書って言っても漫画本なんだけどね。シンちゃんは夢中でプラモを作っているわ。

 ふんふんふ〜〜ん、遊びとかしていないけどシンちゃんと一緒に居るだけで幸せ、なんだか心安らぐわ。

「シンジ〜〜小包が届いたわよ」

「は〜〜い」

 部屋の外からおば様の声が聞こえたわ、シンちゃんに小包が届いたみたい。


「やっと来たぞ〜〜」

 シンちゃん喜んでいるわ、何が来たのかしら?

「それなあに?」

「ゲームだよ、ネットで予約しておいたんだ」

「ふ〜〜ん」

 シンちゃんニコニコしているわ。買ったのはパソコンゲームみたい、なんでも人気ゲームの続編でずっと前から予約していたんだって。

「さっそくインストだ」

 プラモはお終いみたいね。ふふシンちゃん楽しそう、アタシも終ったら貸してもらおうかしら。

「インスト終了、さあ始めるぞ」

 今日は徹夜になりそうね、早く寝なきゃダメよ。アタシは本の続きを読もうっと。













裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな〜〜〜!!

 な、何何なに〜〜〜?シンちゃんが突然叫び始めたわ。

「シ、シンちゃんどうしたの?」

カヲル君、どうして〜〜!!

 カヲル君?シンちゃんが暴走し始めたわ。

これがもう一つの世界か〜〜!!

 もう何か何だかわからないわ。

おめでとう、おめでとう〜〜

 シンちゃん暴走しすぎ、こうなったらごめん

ASUKA STRIKES!

 ボクッ!

ぐえっ・・・」

 ごめんねシンちゃん、暴走を止めるにはこうするしかなかったの、許してね。

 それにしてもシンちゃんを暴走させたゲームってどんなのかしら?やってみようかな、でもちょっと怖い気がするわ。

 ・・・やめとこう。


 シンジ君、せっかく待っていたゲームが気に入らなかったようですね(^^;)暴走する気持ちわかります(笑)

 アスカちゃんはビックリしましたね、暴走するシンジ君を止めるのご苦労様でした。

 こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。


エヴァンゲリオン学園外伝 ゲーム