エヴァンゲリオン学園外伝

まだ夏

 ふう〜〜九月になったのにまだ暑いわね、暦の上では秋なのにまだ夏みたい。

 こう毎日暑くっちゃばてて食欲が無くなるわ。

「アスカ〜〜プリンあるけど食べる?」

「うん食べる食べる〜〜」

 ・・・食欲大有りかな。ま、まあプリンは入るところが違うからばてても入るわよ。

「ん〜〜〜美味しい」

 シンちゃんと食べるプリンは美味しいわ。

「はあ〜〜」

「どうしたのため息なんかついちゃって」

 シンちゃんなんだか疲れているみたい。

「暑くて暑くてどうもやる気が起きないんだよ」

「やる気って何?」

「勉強」

 ぷっシンちゃんが勉強?って笑っちゃいけないわね。

「それは問題ね」

「勉強しようと思ってもプラモを作っちゃうんだよね」

 ・・・プラモなの、買わなければ良いのに。

「息抜きで作っていたらついつい時間が過ぎるんだよ」

「暑さと関係が無いと思うんだけど」

「そうかな?」

 うんそうと思うわ、シンちゃんプラモを作っている時が勉強している時よりも集中しているもんね。

「プラモを買わないってのはどうかしら?」

「ダメだよ、プラモが無いと禁断症状がでちゃう」

「禁断症状?」

「うん、色を塗りたくなるんだよ」

「色を?」

「うん、何にでも塗りたくなるんだよ。あ〜〜塗りたくなっきたぞ。よし!プラモを買いに行こう」

 へ、変なシンちゃん。あっ待ってよ。アタシも行く〜〜


 九月に入ってもまだ暑いですね。珍しくやる気になっているシンジ君ですが暑さでやる気がおきません。

 でもプラモ作りはやる気があるんですね。

 アスカちゃん困っています。

 こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。


エヴァンゲリオン学園外伝 まだ夏