エヴァンゲリオン学園外伝

まだお花見

 ふあああ〜暖かくなったら眠たいわねえ〜こんな時はゆっくりお昼寝zzz・・・zzz・・・zzz・・・

 zzz・・・zzz・・・って寝ている場合じゃないわ、こんな時はお花見よ!

 桜はもう散っちゃったけど、お花見大好き少女アスカちゃんには、まだツツジを見る事が残っているわよ!

 ツツジ・・・いっぱい咲いていると何ともいえない甘い香りが良いのよねえ〜〜

 ツツジ、さあって見に行こうっと行くわよアスカ!



「それでどうして僕を誘うんだい?」

 シンちゃんの部屋に乗り込んだアタシ、シンちゃんはプラモ作りに夢中だったわ。

「一人で行っても楽しくないもん。だから行こう」

「ふ〜〜ん、じゃあ行ってらっしゃい」

 うん、行ってきま〜〜す!

「って、一人で行っても楽しくな〜〜い、行こうよ〜〜ねえ〜〜」

 行こう、行こう、行こうよ〜〜

 バタバタバタバタ!!

「あのねえアスカ、駄々をこねても行かないよ」

 イヤだもん、行くって言うまで駄々をこねるもん。

 バタバタバタバタ!!

「はあ〜〜・・・わかったよ行くよ、行けばいいんだろ」

「そんなイヤな顔しなくてもいいのに・・・」

 シンちゃんちょっと嫌そう・・・行きたくないの?

「な、泣きそうな顔しないでよ、わかったよ。行きたいよ、うわ〜〜い行きたいなあ」

「本当?」

「うん本当だよ」

「本当に本当?」

「本当、さあ行こう」

 やったあ〜〜一緒に行ってくれるんだ嬉しい〜〜〜早速レッツゴ-!






「ほらシンちゃん!綺麗でしょ」

 公園にはツツジがた〜〜くさん咲いていたわ、う〜〜ん綺麗だわ。

「そうだね」

 むっその素っ気無い返事は何?ええいホッペをつねっちゃえ。

 ぎゅう!

「イタッ、何するんだよ〜〜」

「ほら綺麗でしょ」

「うん綺麗だね」

「感情がこもってない〜〜」

 またつねっちゃうわよ。

「う、うわ〜〜綺麗だなあ〜〜この甘い香りが何ともいえないよ、鼻の奥に広がる甘い香りが良いよ、良いッス!」

「うんうん、来て良かったでしょ」

「う、うん、そうだね」

 嬉しい〜〜喜んでくれたわ、また来ようねシ〜〜ンちゃん。


 シンジ君を強引に連れて行って強引に喜ばせるアスカちゃん、強引です(^^;))

 シンジ君は嫌そうでしたが、来て良かったでしょうね(笑)

 こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。


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