エヴァンゲリオン学園外伝
おいもさん
「シンジ、アスカちゃん焼いも買ってきたわよ。食べましょう」
えっ!?レイお姉ちゃん、今何て言ったの?焼いもって聞こえたわ。焼いも・・・それは寒い冬に乙女のお腹を満たしてくれる美味しい食べ物・・・でも食べすぎに注意・・・
「うん食べる〜〜」
「ふふ、アスカちゃんは焼きいも大好きね」
やんっシンちゃんの前で恥ずかしいわ、レイお姉ちゃんも大好きでしょう。
「さあ食べましょう」
でも・・・いっぱい食べると・・・
「アスカちゃんちょっと」
「ん?何?」
レイお姉ちゃんがアタシを手招きして部屋へ呼んだわ、何かしら?
「アスカちゃん、何も言わなくてもわかっているわ」
「え?あ?なにが・・・」
「焼いもいっぱい食べたらでるものね」
「うん・・・」
シンちゃんの前で恥ずかしい。
「でも大丈夫、これを見て」
「PDA?」
レイお姉ちゃんはPDAの液晶を見せたわ。アタシの名前が出ていて数字が並んでいる、何だろう?
「これはアスカちゃんのステータスよ」
「ステータス?」
体力とか精神力とか表示してある、美少女度?萌え度?何だかゲームみたい。
「ここの数値を0にすれば、どんなに焼きいもを食べても大丈夫よ」
0にすれば良いって本当かな?
「アスカちゃん、疑っているわね?」
「えっあ〜〜・・・疑ってないです」
でも眉唾もの。
「証拠を見せてあげるわ、これはシンジのステータス」
「シンちゃんの?」
「そうよ、ここを100にすると・・・」
するとどうなるのかしら?
バタンッ!
あっドアが開いたわ、シンちゃん何かしら?
「アスカ〜〜〜好きだあ〜〜〜!!」
「えええっ!!!???」
シ、シンちゃんが大声で叫んでアタシを抱きしめたわ。ちょ、ちょっとシンちゃんやめて・・・やめないで〜〜って・・・ぽっ!
「はい元に戻して」
「ん?ここはレイ姉ちゃんの部屋、うわっアスカ」
「シ、シンちゃんいやん・・・ぽっ」
もう抱きしめてくれないの、ちょっとがっかり。
「アスカちゃん、信じた?」
「あ、はい」
本当にステータスが変わったのね。でもレイお姉ちゃんがどうしてそんなものを持っているのかしら?
「さあ食べましょう」
ようし食べまくるわよ〜
寒い冬にはホクホクの焼いもが美味しいですね。女の子大好きな食べ物です。
アスカちゃんとレイちゃんも大好き、でも食べすぎると・・・(^^;)シンジ君の前では恥ずかしいですね。
そこでレイちゃんが取り出したのは謎のPDA、どこで手に入れたのでしょうか?
こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。
エヴァンゲリオン学園外伝 おいもさん