エヴァンゲリオン学園外伝
シャリシャリ
あ、暑いわ!出てくる言葉は「暑い〜」なにもしなくてじっとしていても汗が出るわ。
ふっふ〜〜ん、でもこの暑さから解放される時が来たわ!今から雪が降るの・・・じゃなくて夏に雪が降ったら異常気象ね。
シンちゃんちにカキ氷をごちそうに行くのよね。アタシの大好きなイチゴ味はあるかしら?
さあシンちゃんちにレッツゴ〜
「シ〜ンちゃん」
「やあ来たね」
「うん」
シンちゃんから御呼ばれして断る理由は無いわ、断ったらアタシ自身が許せないわ。
「アスカちゃんはい」
「あっありがとうレイお姉ちゃん」
レイお姉ちゃんがすでにカキ氷を作っていたわ、手で回してカキ氷を作るやつね。削れた氷がガラスの器に盛られている、う〜〜ん夏って感じね。
「シロップはどれにする?」
勿論決まっているわ。
「イチゴ〜」
真っ赤なイチゴシロップが白い氷に掛かって美味しそう〜
「はいどうぞ」
「ありがとう〜あっレイお姉ちゃんの作ってあげる」
「そう、お願いするわ」
カキ氷器に氷を入れてハンドルを回すと・・・
シャッシャッシャッシャッシャ
リズミカルな音に合わせて削られた氷が出てくる。
「はい、シロップはどれにするの?」
イチゴの他にメロンにレモン、抹茶に醤油?えっ醤油?!!
「醤油にして」
「醤油?って」
美味しいの?
「ええ、癖になるわよ。アスカちゃんも食べる?」
「え、あ・・・アタシはいい」
「そう、美味しいのに」
レイお姉ちゃん美味しそうに?って表情変わらないからわからないけど食べているから美味しいんだろうなあ。でもアタシはパスしとこっと。
「シンちゃんのも作ってあげるね」
アタシの愛情のこもったカキ氷を作ってあげるわよ〜熱くて融けちゃうかもね。
シャッシャッシャッシャッシャ
16ビートで出てくるかき氷、我ながら良いできだわ。
「シロップは何にするの?」
「メロンにしようかな」
メロンね、たくさん掛けて・・・はダメね氷が溶けちゃうわ、程よく適量掛けるのが良いのよね。
「はいどうぞ」
「ん、ありがとう」
さあていただきま〜〜す。
シャリシャリ!!
「ううっ」
きたわ頭に、キ〜〜ンって頭痛が。でもこの頭痛が夏って感じで良いわ。
「もうダメなのね・・・さよなら」
えっレイお姉ちゃん、なにがもうダメなの?
「冷たくて頭が痛いの・・・さよなら」
ありゃりゃ、レイお姉ちゃん気絶かしら?寝ちゃったわ、でも全部食べているのが凄いわ。
「うん、美味しい!この歯応えのある触感、甘そうで甘くなくて甘いシロップ、最高だあ〜」
シンちゃんは言っている事がちょっとわからないし、でもカキ氷は美味しくて最高、もう一杯おかわりしようっと。
カキ氷は夏の定番ですね、シロップはそれぞれの好みで、アスカちゃんは大好きなイチゴ。レイちゃんは醤油(^^;)シンジクン君はメロンとそれぞれ堪能しています。
食べ過ぎるとお腹を壊しますので注意しましょうね。
こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。
エヴァンゲリオン学園外伝 シャリシャリ