エヴァンゲリオン学園外伝

雪が降って

「雪〜〜〜!」

 へっくちゅんと目が覚めて外を見たらビックリ、雪が積っているわ。昨日からずっと降っていたものね積るはずだわ。

 雪となれば当然・・・

「シンちゃんあ〜〜そぼっ!」

 ワンワ〜〜ンって犬じゃないけど外で遊びたいわ。

「アスカちゃんいらっしゃい、食べる?」

 レイお姉ちゃんが出迎えてくれたわ、食べるって何かしら?もしかしてぜんざいかな。

「あ、うん」

 レイお姉ちゃんと一緒にリビングへ、そこで見たものは・・・

 きゃ〜〜〜!

「や、やあアスカ・・・へっくちゅん」

「シンちゃん何食べてるの」

 シンちゃんが食べていたのはかき氷、コタツに入って震えているじゃないの。

「新鮮な雪は美味しいの、アスカちゃんもどうぞ」

 うっアタシの前に苺シロップがかかった雪が出されたわ、どうしよう食べるべき?

「あ、アタシお腹いっぱいだから食べきれない」

 ナイス言い訳、食べたらお腹壊しちゃうわ。

「本当にお腹いっぱいなの?」

 うっ・・・レイお姉ちゃんの目が・・・

「あ、はい」

「本当に?」

「本当にお腹いっぱいです」

「じゃあぜんざいはいらないわね」

 ええっ?ぜんざい?

「カキ氷は冗談よ、シンジも本気になって食べないの。お腹壊すでしょ」

「じょ、冗談ってレイ姉ちゃんひどいよ〜〜へっくちゅんっ」

 レイお姉ちゃん、これって冗談って言えるのかしら?

「さあぜんざいよ」

 持って来たぜんざいはゆげが出てあつあつのほかほか、美味しそう〜〜

「沢山あるから食べてね」

 は〜い、頂きま〜〜す。美味しいぜんざい、これじゃあコタツでニャンニャン猫になっちゃうわ。


 雪が積って外で遊ぼうとアスカちゃんはシンジ君を誘いに家へ、そこで見た光景は・・・

 レイちゃん凄い冗談ですね(^^;)シンジ君が可哀想。

 アスカちゃんはなんとか切り抜けぜんざいにありつけました。
 
 こんな小説でも飽きずに読んでくれた方々に感謝します。


エヴァンゲリオン学園外伝 雪が降って