HP更新1100回記念小説
Famliy-3
碇マナ!五歳。
お父さん、お母さんと双子の妹レイの四人家族。み〜〜んな大好き!
「ふんふんふ〜〜ん」
「マナお姉ちゃん楽しそうね、何か良い事あったの?」
「ふふ、わかる〜〜?」
「うん、顔がにやけているから」
妹のレイが水戸黄門を見ながら話しかけてきたわ。
「なんで楽しいか当ててみてよ」
「便秘が治った」
「便秘じゃないわよ。お母さんじゃるまいし」
「そうなの、お母さんは確か三日目ね」
「ふ〜〜ん」
お母さんは三日目なんだ、大変、大変。マナは大丈夫、毎日出ているもんね〜〜
「こら〜〜〜今日出したわよ」
「「きゃっ」」
お、お母さん、地獄耳〜夜ご飯作っていたのに突然やって来たわ。
ゴンゴン!
「「いたい〜」」
お母さんの雷が頭に落ちちゃった、痛いよ〜〜
「まったく、もうすぐご飯できるから手伝ってちょうだい」
「「は〜〜い」」
ここでイヤって言ったらまた怒られちゃうから手伝おうっと。
ふんふんふ〜〜ん、お手伝いお手伝い〜〜お皿を出してテーブルを拭いて〜〜
「マナお姉ちゃん」
「なに?」
「良い事ってなに?」
「明日お休みでしょ、お父さんに遊んでもらうの」
会社がお休みの時はお父さんとず〜〜と一緒にいるのよ。
「そう、よかったわね」
「レイもお父さんと遊びたいでしょ」
「うん」
ふふ、お父さん早く帰ってこないかな〜〜
「ただいま〜〜」
あっ帰ってきた!お出迎え〜〜
「お父さんお帰りなさい」
お父さんに飛びつき〜〜
「お、ただいま。マナは元気がいいなあ」
「お父さんお帰りなさい」
「ただいまレイ」
レイはゆっくり歩いてきたわね、マイペースだわ。
「お帰りなさいアナタ」
「ただいまアスカ」
お母さんも笑顔で出迎えたわ。さあ今からご飯ご飯〜〜
「「「「いただきま〜〜す」」」」
お母さんのご飯は今日も美味しいわ。
「ねえねえお父さん」
「なんだい?」
「明日は朝から遊んでね」
「ごめんねマナ、明日もお仕事なんだよ」
「え〜〜〜〜!?」
今、なんて言ったの。
「あら出なの」
「うん、忙しいんだよ」
「そうなの、早く起きないといけないわね」
「迷惑かけるね」
「平気よ、感謝しているわ」
「ぶ〜〜ぶ〜〜お仕事いや〜〜遊んでよ〜〜」
明日は土曜、お仕事お休みなの〜〜
「ごめんよ、今忙しくて出なきゃならないんだよ」
「でもイヤ〜〜」
「マナ、わがまま言わないの」
それでもイヤなの、遊んでよ〜〜遊んでよ〜〜
「今度遊ぼうね」
「明日がいいの〜〜」
「マナお姉ちゃん、わがままね。お母さんにソックリ」
「こらレイ、お母さんはわがままじゃないわよ」
「そういう事にしておくわ」
「もう」
ぶ〜〜ぶ〜〜ブーイング〜〜
「い〜〜もん、お仕事行けば〜〜マナ知らない、悪い子になってやるもん」
悪い子になってお父さんを困らせてやるもん。
「え〜〜?マナが不良になっちゃうの?ア、アスカどうしよう」
ふふ、お父さん慌てているわ。
「別にどうしようもないわ、ほおっておきなさい」
「で、でも」
悪い子への第一歩は・・・
ピーマンとニンジンを残しちゃうもんね。好き嫌いするもんね。
「ああ、マナが好き嫌いしている、悪い子になっちゃった〜〜」
ふふ、お父さん慌ててる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
この威圧感は・・・
「マナ〜〜残さず食べなさい」
お、お母さんが怒っている・・・こ、恐い。食べちゃおう。
ふう〜〜恐かった。ご飯を食べたらすぐに歯をみがくんだけど、悪い子だからみがかないもんね〜〜
「マナが歯をみがいていない、悪い子になっちゃった〜〜〜」
ふっふ〜〜ん、もっと困らせちゃおう。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
この威圧感は・・・
「虫歯になるからみがきなさい!」
お、お母さんが怒っている・・・み、みがこう。
ふう〜〜恐かった。こうなったら史上最大の悪い子、夜更かしをしちゃうもんね。
「夜更かしだって?マナがマナが不良になっちゃった〜〜」
へっへっへ〜〜、遅くまでテレビを見ちゃうもんね。
「アスカどうしよう?マナが夜更かししているよ」
「大丈夫よ」
・・・
・・・
・・・ふあああ〜〜眠たくなっちゃった、でも悪い子だから起きているもん。
・・・
・・・
・・・zzz
zzz
zzz
zzz
「ほら寝ちゃったわよ。ベッドまで運んでちょうだい」
「あ、うん。明日出だからマナに悪い事しちゃったね」
「仕方ないわよ。明日はアタシが公園に連れて行くわ」
「うん、頼むよ」
zzz
zzz
zzz、体が揺れているわ、誰かに抱きかかえられてるみたい、お父さん?
「マナ、重たくなったね」
zzz、お父さんだわ。ベッドに運んでくれているのね。
「ふう〜〜明日はごめんね。今度遊ぼうね」
お父さん、マナこそわがまま言ってごめんなさい。
「お父さん」
「あ、起こしちゃったかい」
「お仕事頑張ってね」
HP更新1100回目です(^^)
今回はマナちゃんが主役かな。お休みなのにお仕事のシンジ君。遊んでもらえないマナちゃんはがっかりですね。
怒ったマナちゃんは悪い子に(^^;)
でもお父さんのシンジ君が大好きなので許してしまいます。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION Famliy-3