1500000HIT記念小説

リツコおかあさんシリーズ

9 years after

夏少女

 

 あっつ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う!!

 暑い、熱い、厚い〜〜。って字間違えたわ。もうどうしてこんなに暑いのかしら?

「それは夏だからだよ」

「わっ加持お兄ちゃん」

 急に後ろから声をかけられたからびっくりしたわ。

「驚かさないでよ、びっくりしちゃった」

「ごめんごめん、それよりここで叫ぶのはやめてくれないかな」

「え?」

 まわりを見回したら水平線が見えるほどの広い農地、私はどこに居るのかしら?

「俺の愛しいスイカ達が怪我したら困るからね」

「あっごめんなさい」

 地面を見たら沢山のスイカが生っていたわ、ゴクリ美味しそう。

「よかったら持っていくかい?」

「えっいいの?」

「ああ、みんなで食べてくれ」

「わ〜い、ありがとう加持お兄ちゃん」

 ぎゅう〜〜!

 私は感激のあまり加持お兄ちゃんに抱きついたわ。

「お、おいおい、あんまり抱きつかないでくれよ」

 否定してるけど照れているわ。

「は〜〜い、奥さんに見つかったら恐いもんね」

「はは、きついな」

 こんなところミサトお姉ちゃんに見つかったら半殺し・・・全殺しね。

「それじゃあ、ばいば〜〜い」

 私はばいばいしてスイカ畑を離れたわ。










「たっだいま〜〜ほら見て〜〜」

 私はおかあさんの研究室にもどったわ。おかあさんが一生懸命仕事をしていたわ。

「あら美味しそうなスイカね」

「加持お兄ちゃんに貰ったの」

「あらよかったわね、ちゃんとお礼は言ったの?」

「うん、抱きついたら喜んだよ」

「抱きついたの?ミサトがいるんだからあまり抱きついちゃダメよ」

「うん」

 ミサトお姉ちゃんは結構ヤキモチ焼きなのよね。

「あとで一緒に食べよう、冷やしといてね」

「また出かけるの」

「うん、美味しく食べたいから泳いでくる」

 私はおかあさんにスイカを渡して水着を準備して室内プールへ向かったわ、泳いでお腹を減らせばスイカが沢山食べれるもんね。









「ふんふんふ〜〜ん」

 ロッカーで悩ましげに水着を着替えるの、セクシーに美しくお着替え。

 セクシーな水着・・・じゃなくて普通の白いスポーツ水着なの、ビキニの可愛い水着も持っているけどそれは海用。マナ達と一緒に行く時に着るのよ。

「よ〜〜し、じゃんじゃん泳ぐわよ」

 水着に着替えて準備完了、さあてプールに行こうっと。

 ふんふんふ〜〜ん!

 あれ、先客がいるわね、あれはアスカお姉ちゃんだわ。

 アスカお姉ちゃんはプールサイドでリクライニングに寝そべっているわ、サングラスをして表情は見えないけど寝ているみたいね。日光浴しているのかな。

 こそこそ、こそこそ

 アスカお姉ちゃんに気づかれないように近づいて・・・

 こそこそ、こそこそ

 気配を消して後ろに回って

 こそこそ、こそこそ

 アスカお姉ちゃんは真っ赤なビキニを着ていたわ、う〜〜〜ん出るとこが出ていてセクシーね、私もアスカお姉ちゃんみたいにセクシ〜バデ〜になりたいわ。

 こそこそ、こそこそ

 これからどうしようかな?驚かそうかな。わっ!って言って驚かすの。

 でもそれじゃあ芸がないわね。そうだ!

 うふふふ〜〜

 もみもみ

「きゃっ誰?」

 背後からアスカお姉ちゃんの胸をもみもみして、うふふふ

「さわがないで」

「シ、シンジなの」

 お得意の声マネでシンジお兄ちゃんの声。うふふアスカお姉ちゃん気がつかないわ。

「今日も綺麗だね」

 もみもみ

「あん、ありがとう。でもこんなところで大胆ね、誰か来たらどうするの?」

「じゃあやめるかい?」

「やめないで」

 アスカお姉ちゃんも結構大胆だね。

「水着がセクシーだよ」

 もみもみ

「あん、シンジに見せるために買ったのよ」

 へ〜〜露出面が多いアスカお姉ちゃんの水着、シンジお兄ちゃんが見たら鼻血ものだね。

「胸が大きいよ」

 もみもみ

「あん、誰のせいよ」

 揉んだら大きくなるって言うけど、へ〜〜シンジお兄ちゃん揉んでいるんだ。

「もっと大きくしていいかい」

 もみもみ

「あ、あん。ダメよ、でも、でも、でも〜〜〜〜!!シンジ〜〜!!

 あ、まずいわ。アスカお姉ちゃんが興奮してきた。

 ガバッ!

 あ〜〜アスカお姉ちゃんが抱きついてきた〜〜

シンジ〜〜〜!ってレイ!まさかアンタが!」

 ま、まずいわ。この状況はピンチね。

「え、あの、その・・・アスカお姉ちゃんの声って萌えるね。じゃあ私はこれで」

 私はバイバイしてその場を光速で逃げ出そうとしたけど・・・

「レ〜〜〜イ、アンタね〜〜〜〜」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 ア、アスカお姉ちゃんのバックに怒りの炎があがっているわ。

お逝きなさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!

きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

 アスカお姉ちゃんが叫んだ瞬間私の身体が宙に舞ったわ、おもいっきり投げられちゃった。

あ〜〜〜〜れ〜〜〜

 そのまま私はプールの中に・・・

 どっぼ〜〜〜ん!

「こんのバカレイ!後でお仕置きするから待っていなさいよ!」

 アスカお姉ちゃん怒ってプールからでていったわ。プールに投げられた私は気絶しながら水中に沈むのでした。




 150万HITです、ありがとうございます。

 夏の日はプールですね。レイちゃんがネルフの室内プールに行くと先客にアスカちゃんがいました。

 そこでアスカちゃんにした悪戯がいけなかったですね(^^;)プールに沈んだレイちゃん、果たして生きているのでしょうか(笑)

 「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION リツコおかあさんシリーズ 9 years afrer 夏少女