ASUKA presents

 

NEON GENESIS EVANGELION

 

NONFICTION

 

 

「シンジ君!危ない」

「うわっ!」

 初号機は使徒の攻撃を受け、地面に倒れていた。そこに間を入れずに攻撃が繰り出された。

「シンジ君!」

「碇クン!」

 使徒の凄まじい攻撃に、ミサトもレイもシンジの生命をもうダメだと感じだ。。零号機は遠くにおり間に合わない。

 だが

はあああ!

 ドゴオオオオ!!

「アスカ!」

 ミサトの声が本部に響く。弐号機の蹴りが使徒を直撃、吹っ飛ぶ。

「シンジ!アンタなにやってんのよ」

「ア、アスカ・・・ごめん」

 回線を開き、シンジの無事を確かめる。どうやら軽傷のようである。

「動く?」

「ちょっと無理みたい」

 レバーを動かすがEVAは動く気配がない、。アスカは呆れたため息をついた。

「そこで見ていなさい!」

 ナイフを抜くと使徒に突進して行った。

「アスカ、正面からは無理よ!」

 使徒の強さにミサトが叫ぶが・・・・

「ミサト私を誰だと思っているの?私は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EVA小説系掲載150本目記念小説

天才無敵美少女アスカ

その華麗なる美貌

〜使徒はエースの私が倒すわよ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アスカ!惣流・アスカ・ラングレーよ!!

 声は勝利を確信した声、使徒に向かうスピードをあげた。

 シャッ!

 だが使徒はそれを黙って見ているわけではない。弐号機に戦闘体勢を構えると光のようなものを攻撃してきた。

 フッ!

「甘いわね」

 軽く跳躍すると、弐号機は天高く舞い上がった。そのまま使徒に向かってダイブ。

 ズジャアアアアアア!

 コアに突き刺さるナイフ、使徒はもがきだしなんとか逃れ様とする。

「往生際が悪いわね」

 レバーを引きさらに力を込める。

 ジャギャアアアア!

 激しく動いていた使徒はやがて動きを緩め、そして動きを止めた。

「使徒沈黙・・・」

 マヤが呟く。

 

 

 本部、戦闘を終え着替えを済ませたチルドレンはミサトの前に立っていた。

「アスカ〜良くやってくれたわ」

「ふっ当然よ。私の実力ならね」

 アスカは腕を組み鼻で笑った。

「アスカ助かったよ、あの時もうダメかと思ったのに」

 バチン!

 静かな室内に乾いた音が響く。

「バカシンジ!何言っているのよ!当然でしょ。私がナンバー1なんだから」

「う、うん」

「ファースト!私にいう事はないの?」

「あ、ありがとう・・・・・感謝の言葉」

 レイは手をモジモジさせながら礼を言った。

「私にちゃんと礼をする。これからは毎日するのよ」

「はい」

 レイの鼻先に指を突きつけ、そしておでこをピンとはじく。

「今回はアスカ様様ね、仕事も終わったことだから送るわよ」

 普通送ってもらうのは嬉しい事だが、相手はミサトの運転。三人は鳥肌がたった。

「なに言ってんのよ。乱暴な運転で事故って、私が死んだらどうするのよ!電車で帰るわ」

「は、はい・・・・・」

 シュンとなるミサト。三人はネルフを後にした。

 電車内、乗客はいない。アスカ達三人が乗っているだけであった。

「二人とも今日の私の活躍はどうだったかしら?」

「うん、凄いね」

「助かったわ」

「はあ〜?たったそれだけ?」

 腕を組み二人を呆れた顔で見るとため息をついた。

「それだけって、何が?」

「アンタバカ〜?誰が使徒を倒したとおもっているの?この私!アスカ様が一人で倒したのよ」

「う、うん・・・」 

 ズズっとシンジにつめよる。シンジは圧倒されるのとアスカの顔が間近にきた照れで体をひいてしまう。

「でしょう。だったら、その美しいプロポ〜ションから放たれる必殺技にトキメキました!とか、どうしてそんなに美しいのですか!とか、動きの一つ一つが芸術でした!って言葉の一つくらい言えないの?」

「・・・・・・」

 シンジは思った『それって関係ないんじゃ・・・・・』と。

「アスカ凄いわ・・・そんな言葉が出てくるなんて」

「ええっ?」

 レイの発言にシンジはビックリ。

「ほらファ〜ストは私を褒めてくれているのよ。アンタも何かないの」

「うん、アスカって頭が良くて可愛くて凄いよ」

「まっ、まあ当然よ。シンジにしては気が利いた言葉じゃない」

 少し頬を赤らめシンジを見るのが恥ずかしくてそっぽを向く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ただいま〜」」

 途中でレイとわかれマンションについた二人、シンジは夕食の準備を始める。

「シンジ!わかっているわよね?」

「うん、アスカの大好きなハンバ〜グだね」

「よろしい」

 コクンとうなずくとリビングに寝転がり、ペンペンに背中を押してもらい戦闘の疲れを取る。

「う〜〜ん、そこ、気持ちいいわよ。ペンペン」

「クエエ〜」

 夕食が出きるまで続いた。

「アスカ〜できたよ」

「わかったわ」

 テーブルには豪華な食事が並ぶ。全てアスカの好きなモノばかりである。

「「いただきます」」

 モグモグ

 まずは大好きなハンバーグを口に運ぶ。

「美味しい!シンジ上手になったじゃない」

「ありがとう、アスカに喜んでもらいたくて、頑張ったんだ」

 頭をかきながら照れくさそうに言うシンジ。アスカもそれに対し頬を赤らめる。

「も、もう・・・」

 互いに指をモジモジさせ照れ合う、微笑ましい光景。

 ・・・・

 ・・・・

 ・・・・

 ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でやああああああ

はあああああああ

うりゃああああああ

 楽しい生活の間にも使徒は容赦無くやってくる。だがアスカの完璧でミス一つ無い作戦の前に懺滅していく。

「えっ?私が司令に」

 司令室、ゲンドウはいつものポーズでアスカに告げる。

「そうだ。君がネルフの司令に相応しい。ぜひなってくれ」

「で、でも・・・・」

「私は歳をとりすぎたようだ。ぜひとも頼む」

 ゲンドウはイスから立ちあがると、アスカに頭を下げた。

「・・・・わかりました」

「うむ。ありがとう、シンジをよろしく頼む」

 「は、はい!」

 ゲンドウはそのまま司令室を後にした。

 そしてここに、アスカを最高司令とする新生ネルフが誕生した。

 突然の司令交代、だが職員内に混乱は無く、アスカの就任を喜んだ。

 

 

 

 アスカが司令になったとしても使徒はやってくる。だが・・・

でやああああああ

はあああああああ

うりゃああああああ

 アスカ一人の活躍により、全ての使徒は倒され委員会は解散、サードインパクトを防いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 平和になって数ヶ月、街が一望できる高台にアスカは立っていた。

「ああ・・・これで・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界は私のモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうかしら?完璧なシナリオでしょう」

 ご機嫌に読み終えると、今まで聞いていたシンジとレイを見る。だが・・・・

 ・・・・

 ・・・・

「シンジ!ファ〜スト!何処に行ったのよ」

 二人の姿はすでにいなかった。

「この素晴らしさがわからないなんて、いいわ次の連載はこれに決定よ!」

 腰に手をやりレポートを高く上げるアスカ。だが連載されることはなかった。


 このSSでEVA小説系掲載150本目になりました(^^)V

 こんなに続けられたのも読んでくれて応援してくれた皆さんのおかけです。

 ちなみにこのタイトルは45000HIT小説にアスカが持ってきたレポートの題名です。

 内容はこんなに凄いストーリです。これじゃあシンジとレイはいなくなるのがわかりますね(笑)

 これを描いているとき風邪をひいていてボケボケっとした頭が、さらにボケボケしていたので文章が変になっているとおもいますが、勘弁してくださいね<_>

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 天才無敵美少女アスカ その華麗なる美貌〜使徒はエースの私が倒すわよ〜