争奪
みんな〜今日はスペシャル記念番組!!!
そう!!
jun16のホームページ
20000HIT記念!!!
その名も「争奪」!!
あのスペシャル記念番組「ほほえみ」の続編!!
ある娘の一途な愛を追う三角関係?番組!!!
その娘とは
そう!!
みんな知っているね!
呼んでみよう
せーの!
「霧島マナちゃん」!!!
マナちゃんにスポットを当てた
スペシャル番組!!!
そう!!
「争奪」!!
さあ、それではいってみよう!!
スペシャル 争奪
「それにしても久しぶりよねー!元気にしてた?」
「はい、元気だけがとりえですから」
ミサトはビールを飲みながら、以前と変わっていないマナと話しながら笑っていた。
(フン、鋼鉄娘に病気なんかあるもんですか。逆に病気にするわよ)
「それにしてもシンちゃん、幸せそうに眠っているわね」
「ふふ、疲れているんですよ」
先ほどから気絶しているシンジはマナの膝枕によって寝かされていた。マナは優しく頭を撫でているがその様子がアスカを激怒させる
「気絶してるだけよ!バカシンジ早く起きなさいよ!」
ゴン!
シンジの足を引っ張りマナの膝から落とす。その衝撃でまた頭の周りには星が浮かんだ。
「アッアスカ!なんてことするのよ」
「アンタこそ何膝枕をしてんのよ、まったくイヤラシイ」
「イヤラシクなんかないわ、シンジ大丈夫?」
マナはシンジをまた膝にのせ先ほど打った後頭部を優しくさする。2人の言い争いが続くが、黙って見ている事ができない人物がすぐそばにいる。
「アスカも本当は看病したいんでしょ?シンちゃんのアスカの膝枕だと嬉しいわよ」
「どうして、私がバカシンジに膝枕しないといけないのよ」
テーブルを叩きながらミサトに突っかかるが平然としていた。いまの言葉を聞いたマナは口を出してきた。
「アスカ、それじゃあ私がシンジの看病をするわね」
シンジの気絶した顔をさすり見ながら微笑んでいたが、アスカはマナの行動をよくおもってない。
「看病するのにどうして頬を触る必要があるのよ!」
「うらやましい?」
「うらやましくなんかないわよ!」
バチィバチィッ!!
アスカは怒りながらマナは笑いながら、2人の間に火花が散る。ミサトはビールを飲みながら傍観を決めこんでいた。
(ふー・・・今日は一段とビールが美味しいわ、あらもう無いわペンペンビールを持ってきてちょうだい)
(クエクエ)
バチィッバチィ!!
「シンジを離しなさいよ!」
「いやよ!」
アスカがシンジを足を掴んで離そうとするが、マナは首を掴んで離さなかった。
(あらあら、若いっていいわね)
ビールを開けながらその光景を肴に飲んでいた。シンジの顔色がみるみる変色して青くなってきた。
(あら顔色が、2人とも気づいてないわね。シンジ君そろそろヤバイわね。よし!このミサトさんが裁きをくだしましょう)
ミサトは立ちあがり、片足をテーブルに乗せ、腰に手を当て叫ぶ。
「2人ともシンジ君が苦しんでいるわよ。離しなさい!」
(ふふ決まったわ。そして離した方に権利があるのよ)
「あっあれ?・・・・」
見ると2人とも離していた。ミサトは次に発する言葉を無くして口を開けていた。
「シンジ、ごめんね」
「まったく、世話がやけるわね」
「どうして、離したの?・・・・・・ねえ」
ミサトは手首をオイオイと振り、想像した場面が崩れていった。
「はあ、ミサトが離せって言ったんじゃない」
「そっそうね・・・・・」
がっくり肩を落とし、チョビチョビとビールを飲みだした。そんな姿を見ていたペンペンがなぐさめるように背中をたたいていた。
「クエ!クエ!」
「ありがと・・・・」
ミサトはペンペンを抱き上げ頬擦りするが、嫌がられてくちばし攻撃を受けてしまう。
「クエクエクエクエ!」
「イタタタタ・・・・・」
そのままペンペンは冷蔵庫に帰ってしまう。後には哀愁にくれるミサトが残った。
「ペンペーン・・・・・・トホホホ・・・・」
2人はミサトに目もくれずにシンジを起こすのに一生懸命であった。
「霧島さんはいつまで、いられるの?」
「明日のお昼まで大丈夫です」
「そう今日は泊まっていきなさい」
「いっいえ、迷惑ですからホテルに泊まります」
「いーの、いーの遠慮しない。それにシンちゃんも喜ぶわよ」
ミサトにマナは心から喜んだが、それを不服とする人物が1人いる。
「待ちなさいよ!このおっそろしいくらい狭い家に、アンタを泊める部屋なんてないわよ」
『狭い家』にカチンとくるミサト、口撃開始。
「それじゃあ、霧島さんにはシンジ君の部屋に泊まってもらおうかしら」
アスカはテーブルを叩き、反撃に乗り出す。
「ミサト!どうしてシンジの部屋に泊めるのよ?」
「狭い家だから空いている場所はシンジ君の部屋しかないのよ」
「アンタの部屋に泊めればいいでしょうが!」
ビールを飲みながら、すでに次の口撃は決まっている。
「私の部屋?残念だけどSクラスの重要書類があるから、無理ね。アスカの部屋に泊めてあげれば」
「はあ、重要書類?あんなゴミの部屋のどこに重要書類があるのよ。私はイヤよ」
アスカにしてみれば、ゴミだがミサトには重要書類であった。
「じゃあ、シンジ君の部屋に決まりね」
「くっ・・ここや台所があるじゃない!」
「ダメよ、寝る場所は部屋じゃいけないのよ。日本古来から決まっているのよ」
真剣な顔で大嘘をつくミサト、アスカはそんな事知らなかったといった顔で悔しがっていた。ちなみにマナはまだ気絶しているシンジに膝枕をしている。
「どうするの?アスカ」
「くっ・・・・・・わかったわよ。私の部屋に泊めてやるわよ」
「ありがとう、アスカ」
マナは歯を食いしばっているアスカにお礼を言うが、実際は違っていた。
(もう!シンジと一緒に寝たかったのに、どこまで邪魔する気?)
「これにて一件落着っと」
ミサトはうなずいてビールを飲み干し、頭にひらめいた。
「そうだ。今日は霧島さんが来た事で、私が夕食を作るわ」
「え?・・・・」
アスカは固まった。それはそうだ、ミサトの手料理で死にかけた事が脳裏によみがえる。
「待ちなさい!どうしてミサトが作るのよ、シンジにやらせればいいじゃないのよ」
「シンジ君夜まで起きそうにないわよ、霧島さんもまた食べたいわよね」
マナに合意を求める。
「はい、また食べたいな」
マナはあの1回しか食べたことなく、それも0.0000000001%でまぐれに成功した時なので拒否する事はなかった。
「ガクッ・・・・・・」
「さあて準備っと」
アスカはテーブルにうつ伏せになり、地獄のディナーを逃れる事ばかりに頭をつかう。ミサトは意気揚揚と台所に入った。
(逃げるのは簡単だけど、それじゃあシンジがマナと2人っきりになるし、料理を食べるのはイヤだし・・・)
「・・・・・・・このバカシンジ」
ボカ!
一向に起きないシンジに八つ当たりのアスカ、マナは驚いて睨んだ。
「ちょっとなんてことするのよ!」
「シンジが悪いのよ」
「悪くないわよ」
「ミサトの使徒も懺滅させるほどのこの世とはおもえない料理を食べる事になったのよ十分に犯罪よ」
ついつい興奮して大声を上げてしまうアスカ、だがその後ろで殺気を放っている事に気づく。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「・・・・・ゴクッ」
アスカは生唾を音を発てて飲み込みながら、古びたギアの様に後ろを向いた。
「アースーカー」
「ヒッ・・・・・ミッミサト」
そこには手には包丁、頭に角を生やし瞳が怪しげに光っているミサトが立っていた。アスカは恐怖でたまらず後ずさりする。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「私の料理が犯罪?」
「そっそんな事ないわよ」
詰め寄られ、後ずさりは続くがベランダの窓に追い詰められ逃げる事はできない。
「そうなの?」
「そっそうよ・・・・」
ヒューーーーーーーザクッ!!!
「ヒッ!・・・・・」
ミサトの光速で振り落した包丁がアスカの足元に深深と突き刺さる。
「犯罪かどうか、食べて見ればわかるわよね、アスカ?」
「はっはい!」
ミサトは包丁は抜くマナに笑顔を見せて台所に戻っていった。アスカは腰が抜け口をパクパクさせつづけた。
(ミサトさんって、怖い)
(ガクガク・・・・・今日が私の最期の晩餐なのね)
つづいちゃえ!
主演
霧島マナ
撮影
jun16
提供
jun16
20000HIT記念委員会
マナスマイル何時でも見たいよファンクラブ
名前で呼んでくれファンクラブ
コレクターズディスクよかったファンクラブ
マナグッズひとすじファンクラブ
マナクラブ
みんな、どうだったかな?
マナちゃんにアスカちゃん
まさに
竜虎の戦い!!
ミサトさん、今回の手料理
大丈夫?
えっ!
問題ない!!
それじゃあ期待しよう!
おっと!!
残念だけど、お別れの時間がきてしまったようだ!
でも、悲しむ事は無い笑ってくれ!!!
また次回、いつになるかわからないけど!!!
記念番組でお会いしよう!!!
それじゃあまたねーーー!!!!
ありがとーーーーございますーーーーーー!!!!!
20000HIT達成記念ということで特別版、鋼鉄編マナその後の生活スペシャル番組、其の伍です。
ミサトの切れにアスカも恐怖でも、その後の料理がもっと恐怖。
マナが食べたのは奇跡的に上手に作れた1回だけで今回は・・・・・・おっ恐ろしい。
次はシンジも復活?してリビングは戦場と化す。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION 争奪