最後の晩餐
パソコンの前の元気かい?今日はスペシャル記念番組!!!
そう!!
jun16のホームページ
25000HIT記念!!!
その名も「最後の晩餐」!!
あのスペシャル記念番組「争奪」の続編!!
ある娘の一途な愛を追うグルメ番組!!!
その娘とは
そう!!
その娘の為なら鋼鉄になっても構わない
「霧島マナちゃん」!!!
鋼鉄を愛してやまない君達のための!!!
スペシャル番組!!!
そう!!
「最後の晩餐」!!
さあ、それではいってみよう!!
スペシャル 最後の晩餐
ザクザク!バリバリ!
「ざ〜んこ〜くな天使のように〜」
台所ミサトは陽気に唄いながら、お得意?のカレ〜を作るために材料と格闘していた。
ゴクッ!
アスカはその姿を見ながら冷や汗と生唾を飲んでいた。
(くっ!死への階段が見えるわ。食べなくてすむ方法、アスカ考えるのよ)
アスカがミサトを盗み見ながら一生懸命、思考しているのをよそにマナはまだ気絶しているシンジを膝にのせ頭を撫でていた。
(寝顔、可愛いわ。シンジ・・・・・・)
ウットリと見つめ顔を近づけていく。
(シンジ・・・・・)
後数センチ。
(シンジ、ん・・・)
ガシッ!
「アンタは何してんのよ!」
アスカはマナの頭を鷲掴みにすると、シンジから離した。
ゴンッ!
膝枕を失ったシンジの頭は重力に引かれ床に鈍い音をたてて着地、また気絶時間が延びる。
「アスカ、イキナリ何よ!」
「アンタこそシンジに何しようとしたのよ」
「キス」
頭をさすり平然と言ってのけるマナにアスカはワナワナ震え言葉を失っていた。
「あれ?アスカには刺激が強すぎたかな。接吻よ」
カアアア!
マナのバカにしたいい方に、頭に血が上り顔が赤くなりコブシが震える。
「こ、こ、こ、このアマー!」
アスカの右コブシが風を切りマナの顔面を狙う。
「ふっ、甘いわよ」
マナは避けようとせず当たる寸前に左腕を出し、コブシを掃う。
「!なっ」
「私は戦自にいたのよ。格闘術は得意よ」
すかさずしゃがみ、アスカの腹部にコブシを持っていく。
「くっ!」
やられると思いアスカは腹部に力を込めるが、当たったのは軽い力のコブシであった。
「争いは嫌いだから」
「・・・・・・」
マナは微笑むとまだ後ろで倒れているシンジを心配して振り向いた、アスカは瞳が輝くと空に舞う。
「戦いの最中に背中を見せるなんて、甘いわよ!」
「え?」
振り向きざまに本能で避ける。目標を失ったアスカの身体はそのままシンジの方へ。
「きゃあ!」
ドッスーン!・・・・
アスカはシンジの上に不時着し、背中をさすった。
「いたたたた、マナやるわね」
「卑怯よアスカ!」
「勝者が正義よ!」
今度は言い争いが続いた。
「アスカ、重いよ・・・」
シンジはショックでようやく目を覚ました。上にはアスカが乗っている。
「なんですって!誰が重いのよ?」
「あ、その・・・・」
馬乗りになり冷や汗をかいているシンジの胸倉を掴む。マナが答えを出してくる。
「アスカに決まっているでしょ」
「なんですって!」
パシーン!
「どうして僕が?・・・」
アスカの平手打ちはなぜがシンジの頬に、哀れシンジ。
「シンジ、私は重くないわよねえ?」
「そ、その、あの」
「どうなの?」
掴む握力が強くなり、シンジの意識はだんだん遠くなっていく。
「アアアアア、アスカ・・・」
「よろしい!マナ、勘違いしないでしょね。私は軽いのよ」
満足な顔でマナに突っかかる、ちなみにまだシンジの上に乗っていた。
(お、重い・・・)
「無理に言わせたくせに」
「そんなことないわ、そうよねシンジ」
(・・・正直に言ったら殺されるんだろうな)
「か、軽いね」
間違った発言では自分の命が危ないので、言葉は決まっている。
(神様、ごめんなさい。僕は嘘をついてしまいました)
「よいっしょっと、正直ねシンジは」
「・・・・・・・」
ようやく退けるアスカ、シンジは心が痛んでいた。
「ふん、無理やり言わせてるじゃない。シンジ、私はどう?」
「うぐっ」
マナはアスカを押しのけると笑顔でシンジの上に乗った。
「アスカより軽いでしょ」
(な、なんて言えばいいんだ?)
またシンジは迷っていた。この返事で自分の命はどうなるかわからない。
「どう?シンジ、アスカより軽いでしょう」
「ハッアンタが私より軽いなんて無いわよね。シンジ」
(これって、どちらが軽いって答えてもどちらかに地獄にされるし、両方同じって言っても納得しないだろうな・・・・・僕はどうしたらいいんだー!)
「「どうなのシンジ?」」
2人そろってユニゾン、シンジは顔面が蒼くなっていた。
(だ、誰か僕を助けてよー!)
心の叫び、だが助けるものは誰もいない。哀れなシンジ、だがその時・・・・
ヒューーーーン!!!ボクッ!
「いったー」
マナの横顔をペンペンがフライングキック飛ばした。
「ペッペンペン!」
「クエクエッ」
ペンペンは驚いてるシンジの腕を掴むと、そのまま引きずって玄関に連れていった。
「ペンペン、ありがとう助かったよ。今度の料理は豪勢にするね」
「クエ」
ペンペンは羽を上げるとシンジに『男ならしっかりせろ!』と励ました。
「頑張るよ、僕」
「クエッ!」
男同士固い握手をすると、シンジはリビングに戻った。ペンペンは後姿をうなずきながら見ていた。
「シンジ!ペンペンどうしたのよ?もう痛かったー」
「ふっペンペンはわかっているのよ。アンタが邪魔って」
「なんですって」
「なによ」
2人は睨み合うが、シンジは先ほどの励ましにより力がわいていた。
「2人ともやめなよ。みっともないよ」
「シンジ、優しいのね。とめてくれるなんて、それでどっちなの私とアスカ、どっちが軽いの?」
「そうよどっちなのよ?」
(頑張るよペンペン)
「そんな事関係無いよ。仲良くしよう」
シンジにとっては最高の言葉、でも2人の顔は不服そうである。
「関係あるわよ。どっちが軽いの?私、アスカ」
「バカシンジ!乙女にとっては重大なのよ」
「え?あ?」
2人はズズズとシンジに近寄る。
「「どっちなの?」」
「あ、その・・あの」
先ほどの自信はどこへやら、背中にじっとり汗をかいていた。ペンペンはその光景を見て呆れて冷蔵庫に帰っていった。
「「さあ、どっち?」」
「う・・・・・」
それからシンジは2人に迫られたが『あ、その・・・う、そう・・・・え、ううん』とごまかし続けた。
「おまたせーできたわよん♪」
ミサトはホクホク顔でカレーを運んできた。それを見たシンジとアスカは固まった。
「ミ、ミサトさん!作っていたんですか?」
「だってシンジ君が気絶していたんだから、No2の料理の鉄人ミサトが作っていたのよ」
「・・・・・・そうですか」
(何が料理の鉄人よ。味覚の鉄人じゃない)
シンジは『せっかく地獄を抜け出せたのにまた地獄』と思っていた。アスカは心の中でつっこんでいた。
「さあさあ、みんな座って。ペンペンご飯よ!」
ペンペンを呼んだが来なかった。いつもならすぐに来るのだが、ミサトの味はわかっている今日の夕食は我慢した。
そしてテーブルにはカレーが並べられた。マナは喜んでいたが、シンジとアスカは汗が滝のように流れていた。
「さあ召し上がれ、ミサト特製のスーパースペシャルデリシャスカレーよ」
「はい、いただきます」
ゴクッ!
マナは手を合わせてカレーをすくい口に運ぶ、2人はスプーンを持って息を飲んだ。
パクッ!
そしてカレーがマナの口に入り、ひと噛み。
ズッキューーーン!
マナの頭を右から左へとつき抜ける感覚が襲った。そしてスプーンをスルリと落すと、スローモーションのように後ろに倒れる。
「マナー」
シンジは床にあたる寸前で受け止め、揺さぶるが返事は無い。
「マナッマナ!返事をして、マナー」
大きな声にも返事は無かった。
「ミサト、アンタ何をいれたのよ」
「何って、それはね企業秘密よん。霧島さん気絶するほど、美味しかったのね」
パクッ!
ミサトはビールを飲みカレーを食べたが何もおこらず、食べていった。
「美味しい、美味しい。今日のは最高のできだわ」
「「違う!」」
ユニゾン、ミサトは耳をかさなかった。
「どんどんあるからじゃんじゃん食べてね」
「ぼっ僕、マナの看病をしますから、いりません」
「わっ私もいらない」
2人はアイコンタクトで語り合うとマナの頭と足を持って、シンジの部屋に逃げていった。
「あらそう、こんなに美味しいのに」
ミサトはカレーを何杯も平らげた。2人はアスカの常時持っていたお菓子で飢えを防ぎ、マナは別の世界で楽しんでいた。
みんなにもカレ〜をサ〜ビス!サ〜ビス!
主演
霧島マナ
撮影
jun16
提供
jun16
25000HIT記念委員会
マナスマイル何時でも見たいよファンクラブ
名前で呼んでくれファンクラブ
コレクターズディスクよかったファンクラブ
マナグッズひとすじファンクラブ
マナクラブ
鋼鉄倶楽部
みんな、どうだったかな?
ミサトさんの手料理!みんなは
食べたい?
うーん・・・食べたい君は
命知らず!!
おっと!!
残念だけど、お別れの時間がきてしまったようだ!
でも、悲しむ事は無い笑ってくれ!!!
また次回、いつになるかわからないけど!!!
記念番組でお会いしよう!!!
sweet dream!
いつのまにか25000カウンターアタック突破。
鋼鉄編マナその後の生活スペシャル番組、其の六!
可哀想なシンジ、ペンペンの励ましに自信をつけたものの、結局は…合掌。
マナ、とうとう洗礼を受けてしまいました。回復するのか?ミサトの企業秘密知りたい!
この次は200000HITでお会いしましょう!30000HITにだせと言う方はじゃんじゃんお便りくださいね。返信率25000HIT(爆)です。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION 最後の晩餐