眠れる森のマナ

パソコンの前の踊っているかい?今日はスペシャル記念番組!!!

そう!!

jun16のホームページ

35000HIT記念!!!

その名も「眠れる森のマナ」!!

あのスペシャル記念番組「不思議の国のマナ」の続編!!

ある娘の一途な愛を追うファンタジー第2弾番組!!!

その娘とは

そう!!

眠っていても考えてしまうあの娘!

霧島マナちゃん」!!!

マナちゃんの夢を見ている君達の為の!!!

スペシャル番組!!!

そう!!

眠れる森のマナ」!!

さあ、それではいってみよう!!

 

スペシャル 眠れる森のマナ

「ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ」

 森の中、マナは大理石の上に仰向けになり、眠っていました。小川のほとりで眠りつづけていましたが、ファンタジーの世界何でもアリです。

「ZZZZZZ」

「ZZZZZZ」

 寝ています。でも意識はありました。

(うふうふ、ここで眠っていれば、白馬に乗った王子様が目覚めのキス、キャー!誰かしら?もちろんシンジよね。ここは私の夢の世界だから、絶対にシンジよ)

 にへら〜

「ZZZZZZ」

「ZZZZZZ」

 ヨダレがでてしまいました。マナは辺りに気配が無いのを確認して、素早く拭きました。

(ふきふき、ふう〜危ない危ない。寝てなきゃ、それにしても石にじかに寝ているから背中が痛いわ。 早く来てよね)

 背中が痛くて時々体勢をくずします。

 ペタペタペタ

(!誰か来た)

 マナは瞳を閉じたまま、視線を感じました。ジッと見つめられる視線、気になって薄目をしました。

(・・・・・・?いない。でも気配は感じるのに)

 トン!

(?)

 耳の近くで音がしました。気配は顔の近くです。マナはドキドキしました。

 ドキドキドキドキ!

(ああ!いよいよ目覚めの時なのね。シンジー)

 ツンツンツンツンツンツン!

(イタタタタタタタタタ!何よもう)

 顔を鋭いもので突つかれた感じでした。眼を開けてみると。

「ペンペン?」

「クエ!」

 ペンペンが立っていました。マナは起き上がるとまわりを見まわします。でもペンペンだけでした。

「もう、違うでしょ!帰りなさい」

「クエー?」

 ペンペンは首を傾げました。

「ここにいたらシンジが来れないでしょ。早く行ってちょうだい」

「クエ?」

 マナは行くように指さしますが、ペンペンにはわかっていません。マナは時間が無いとポケットから魚を出して、遥か彼方に投げました。

「ペンペン、これをあげるから行ってちょうだい!」

「クエー!」

 大遠投、魚はあっという間に小さくなりペンペンはそれを追って駆け出しました。マナは一安心です。

「ふうー、もう次ぎこそシンジよね。待っているわよ」

 呼吸を整えまた眠りました。タヌキネイリです。

 カシャカシャカシャ

(誰か来たけど、何かしら?この音は)

 無機質な音が聞こえます。

 カシャカシャカシャ

(ほら、私のまわりで聞こえるなに?)

 眼をつぶっているマナは不安でたまりません。薄目をして見てみました。

(・・・・・・キャアーーー!)

 カシャカシャカシャ

「いいねー、素晴らしい被写体だ。俺の血が騒ぐぜ」

 カメラを構えて連続撮りをしているケンスケでした。マナはビックリして飛び起きました。

「な、なにしてるのよ?」

「何って撮影だよ。いやあ素晴らしい。今度はポーズをつけてくれ」

 ケンスケはまたカメラを構えました。しかしマナは握りコブシを作りふるわせました。

「こんの!オタク野郎ーーーーー!

 ドギャシャ!

はひーーーーーー

 ボディーブローを貰ったケンスケは遥か彼方の星になりました。

「まったく気分悪いわ。次ぎこそシンジよ、いい?次ぎにシンジを来させないと怒るわよ」

 空に向かって叫びました。誰にでしょうか?ここの世界を作った神様でしょうか?

「まったくおちおち寝られないわ」

 マナはまたタヌキネイリを始めました。

 トコトコトコ

(!)

 足音が近づいています、マナにも聞こえました。

(来た!今度こそシンジ、待っていたわよー)

 ドキドキドキ!

 心臓が高鳴りました。

(顔に近づいてくるのがわかるわ)

 コチョコチョコチョ

 ムズムズムズ

 マナは鼻にこそばゆさを感じました。

(何?)

 コチョコチョコチョ

 ムズムズムズ

(ハッハッハ・・・・・・・)

ハックション!

 耐えきれずに大きなクシャミ、眼を開けました。

「目覚めた?」

 そこに立っていたのは・・・・

「アナタは・・・綾波レイさん?」

「そう」

 立っていたのはテッシュをコヨリにしてマナの鼻をくすぐっていたレイでした。ファンタジーの世界でも相変わらずの制服です。

「何するんですか!」

「起こしてあげたの、こんな所で寝ていたら風邪引くわ」

「いいの!」

 マナは怒りました、起きているうちにシンジが来るかも知れないからです。そうしたらせっかくのチャンスも水の泡。レイは相変わらず無表情。

「早く向こうに行ってよ!」

「なぜ?」

「いいから早く!」

「わかったわ。風邪を引かないようにね」

 レイはポケットテッシュを渡すと立ち去りました。去り際に一言いいました。

「熊に気をつけてね」 ニヤリ

 最後のニヤリに少し寒気がしましたがマナはまた寝ました。

(もう!早く来てよ)

「ZZZZ」

「ZZZZ」

 ザッザッザッザ

 また足音が聞こえました。

(来たわ、今度こそシンジ!カモン私はここよ)

 ザッザッザッザ・・・ピタ

 足音は横たわっているマナの顔付近で止りました。太陽の光が影を作り、マナはまぶたの上からでも自分を見ている事がわかりました。

(見てる、見てるわ、シンジが。どう?私の寝顔は?素敵かしら)

 マナは頭の中で都合の良い事を考えつづけています。影はまだ動きませんでした。

(ふふ、シンジったら緊張しているのかしら。私はいつでもOKよ)

 ドキドキドキ!

 心臓が高鳴ります。影はまだ動いていません。

(まだなの?んもう、シンジってジラスタイプなのね。いいわ待ってあげる)

 ス!

 ピト!

 影が動き出しマナの頬に手が添えられました。

 ドキドキドキドキ!!

(ああっシンジ!)ポッ

 最高潮です。マナは頬を赤らめました。

 手がマナの唇に向かいそして、口を開けました。

(えっ?シンジ・・・・大胆・・・・)ポッポッポッ

 ボトボトボトボト!

(何?これ・・・・)

 口の中に何かが入ってきました。

(これ・・・・これは!)

 ガバッ!

 マナは起き上がりました。そして見たものは。

「おっはよー!美少女カレー魔法使いミサトよん」

 そこにいたのはカレー鍋を持ち、調理服を着たミサトでした。

「どう?特製のスペシャルデリシャスワンダフルミサトカレーは、いっぱいあるからどんどんおかわりしてね」

 ミサトはウインクをするとカレーを見せました。ポッコポッコとまるで生き物のようなカレー、10人前はありました。

「はぐはう・・・」

 マナは味覚に強烈な刺激を受け、体が震えていました。

「はい、おかわり」 

 ミサトはおたまにカレーをすくってマナに近づけました。

「イ・・・・イヤーーーー!!!!!!!

 森全体にマナの絶叫が響き渡り、そこでマナの意識は途絶えました。

 ガバッ!

「あ、気がついたんだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きが気になる!

主演

霧島マナ

 

撮影

jun16

 

提供

jun16

35000HIT記念委員会

マナスマイル何時でも見たいよファンクラブ

名前で呼んでくれファンクラブ

コレクターズディスクよかったファンクラブ

マナグッズひとすじファンクラブ

マナクラブ

鋼鉄倶楽部

やまびこクラブ

マナレム睡眠倶楽部

 

 

マナちゃん!

大丈夫か?

白馬の王子様は・・・・

うーーーん

残念!

おっと!!

残念だけど、お別れの時間がきてしまったようだ!

でも、悲しむ事は無い笑ってくれ!!!

また次回、いつになるかわからないけど!!!

記念番組でお会いしよう!!!

sweet dream!


 35000HIT突破。鋼鉄編マナその後の生活スペシャル番組も其の八!

 実は「眠れる森のマナ」はHIT記念作品の構想に入っていませんでしたが、掲示板でパンオさんがミサトさんは「カレーの魔女」とカキコで今回のSSを思いつきました。

 無許可でアイデアを拝借しましたが許してくださいね(m_ _m)

 次ぎは現実に戻りますのでお楽しみにーー!

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 眠れる森のマナ