EVA小説掲載750本目記念小説
微笑み
幸せの時
あの人と結婚して
子供が産まれた
世界は混乱し不安定な状態だけど
一緒になれた幸せ
生を受けた幸せ
家族という幸せがある
あの人が仕事に出かける時
息子と一緒に笑顔で送り出す
息子と遊ぶ時、愛情で包んであげる
あの人が仕事から帰ってきた時
笑顔で迎えてあげる
笑顔で・・・
「あ〜〜な〜〜た〜〜〜」
「な、なんだ?」
「このワイシャツの口紅はなあに?」
「そ、それはだな。満員電車でついたんだ。不可抗力だ」
「満員電車〜?あなた通勤に電車は使わないでしょう」
「そ、その日は仕事でたまたま使ったんだ」
「そう、なら甘い香りのする香水はなあに?ワイシャツにおもいっきりついているわよ?」
「そ、それもだな。口紅をつけた女性がつけていたものだ。不可抗力だ」
「そうなの〜〜ならこの名刺は?キャバレー人類補完計画?何よこれっ!」
「そ、それはキヤバレイと言う都市で人類補完計画の会議をしたんだ」
「ふ〜〜んキヤバレイってどこにあるの?アメリカ?イギリス?」
「そ、それはドイツだ。ドイツの南部にあるんだよ」
「そ〜〜う、ドイツの南部にね〜〜」
「うそ、おっしゃい!」
「ひ、ひい」
「あなたの嘘はばればれなんです!」
「す、すまんユイ。怒らないでくれ!」
「あ〜〜ら私は怒ってませんよ。ほら笑顔でしょ」
「そ、その笑顔が怒っている」
「ふ〜〜ん誰かさんが怒った事をしたのかしらね」
「こ、コブシを握らないでくれ。シンジが見てる」
「シンジが見てるの?シンジ〜〜そろそろお休みの時間よ〜〜」
「シ、シンジ〜寝ないでくれ」
「どうしてシンジを起こそうとするの?子供は寝る時間なのよ。そして今からは大人の時間よ」
「す、すま〜〜ん」
「ゆるしませ〜〜ん!!!」
今日も一日笑顔で過ごしたわ、コブシがちょっと痛いけどね。
このSS(リレー小説&投稿SS&CGに付けたSSを除く)で750本目です(^▽^)勢い止まる事無く?増え続けています。
ユイさんとゲンドウ、シンジ君の幸せな家族です。ユイさんの笑顔があれば平和ですね(笑)
怒る時も笑顔なので恐くないですね(笑)でも身体に傷はおいますけどね(爆)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION 微笑み