80000hit記念SS
カヲル君のお話
「やあ、みなさん初めまして、僕は渚カヲル。カヲルって呼んでくれ」
ゴージャスなイスに腰掛けワインを飲むカヲル、未成年。
「今回はjun16さんの80000hit記念SSのようだ。よくこんなへっぽこなHPが続いたねえ、好意に値するよ」
「好意?好きって事さ。ふっ、そんな事はさておき今日は僕が主役だ。って僕が書いたのさ。さあ読んでくれ」
「ふう、太陽が眩しいな」
空は雲一つ無い快晴。光が銀髪をさらに美しく見せる。公園のベンチに一人足を組んで座っていた、誰かを待っているのであろうか?
タッタッタッタ
空を見ていると、向こうから足音が近づいてくる。
タッタッタッタ
「カヲルく〜〜〜ん」
手を振りながら走ってくるのはシンジであった。
「シンジ君」
ベンチから立ち上がるとニッコリと笑って手を振った。
「はあはあ、ごめんね。待った」
「いいや僕も今来たところだよ」
シンジを気遣わせないとウソをつく。
「よかった〜」
「ふふ、じゃあ行こうか」
「うん!」
そして二人は腕を組んで・・・・・・・
ボカッ!
「こら!アンタは何を書いてんのよ!」
いきなり後頭部を叩かれるカヲル。
「い、痛いな。アスカ君」
「何よ。シンジと腕を組んで〜って(ピ〜ピ〜ピ〜)な話しじゃないのよ!」
ドンっとシナリオを地面に叩き付け、それを足で踏みにじった。
「ひどいな。これは僕のシンジ君の愛のSSなんだ、赤毛猿に言われる理由は無いよ」
「あ、赤毛猿〜〜〜!!!」
その言葉に怒り真赤になる。
「おっと失礼、本当の事を言ってしまったね」
サッと髪をかきあげワインを口に含むカヲル、未成年。
「だ〜れ〜が〜赤毛猿ですって〜〜〜?」
髪が前に垂れ顔が見えないアスカ、声は低く地鳴りがしコブシを握り締めプルプル全身が小刻みに震えている。
「アスカ君、キミさ。ここには僕のキミしかいないじゃないか。まったく猿というのは知能が低いね。好意に値しないよ」
プッチ〜〜〜〜〜ン!!!!
キレた。
「この腐れ使徒があ〜〜〜!!!」
ドカドカドカ!!!ボコボコボコ〜〜〜〜!!
繰り出されるアスカのコブシとケリ、その数は億を超え、そのスピードは光速を超えている。
「ぎゃ、ぎゃあああああああああ・・・・・・・・・・・・・・・」
壁を突き破り吹っ飛ぶカヲル、星になった。アスカは手をパンパンとはらうと、部屋を出ていった。
「ふん、セイゼイしたわ」
こうしてカヲルの書いたSSはその全てが公開されることなく、アスカによって闇に消えた。
80000hit突破しました〜〜\(^o^)/これも見に来てくれたみなさんのおかげです。
まあ内容はカヲルが描いたSSですが、全てを公開する前にアスカによって闇に葬られました。そしてアスカに飛ばされたカヲルは・・・・合掌(――)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION カヲル君のお話