HP開設十周年記念小説

葛城家

 バカシンジッ!朝よ!起きなさい!

「わかってるよ、五月蝿いなあ〜」

 アスカの声が録音された目覚まし時計に答えると、欠伸をしてオフボタンを押し眠たい身体を布団から起こした。

「今日はアスカの声か」

 シンジの誕生日にミサトとアスカからプレゼントされた録音ができる目覚まし時計、2人の声がランダムに再生される。ちなみにミサトの声は「シンちゅわ〜〜ん、お・き・て」である。

「今日もいい天気だなあ」

 リビングに行きカーテンを開けると朝日が差し込んできた、部屋の空気を入れかれる為に窓を開けると洗面所へ向かう。

「クエクエ」

「やあペンペンおはよう」

 洗面所にはシンジより早起きをして朝の入浴を満喫したペンペンが居た、全身をドライヤーで乾かし中である。

「ふう〜〜目が覚めるなあ」

 冷たい水で顔を洗うと眠っていた脳が一気に目覚める。主夫の役目を果たす為に台所へ向かった。








 愛用のエプロンを着け冷蔵庫を開けると時間短縮の為に昨日の夜に下準備をした材料を出した。

「ふんふんふ〜〜ん」

 慣れた手つきで朝食の準備をしていく、味噌汁の香りが台所に広がると一人の住人が起きてきた。

「おはよん」

「おはようございます、ミサトさん」

 家長のミサトである、タンクトップに短パンとトウジ、ケンスケが居たら泣いて喜ぶ姿だが、慣れたシンジにはだらしない姿である。

「うい〜〜昨日飲みすぎたわ、お水ちょうだい」

「はいはい」

 ミサトはお腹をさすり椅子に座るとシンジから水を受け取り一気に飲み干した。

「ふ〜〜〜うまい!」

「飲み過ぎですよ」

「ごみんごみん、美味しかったから調子に乗っちゃったわ。さあ今日の分を」

「ああっミサトさん」

 ミサトはシンジが止めるより素早く冷蔵庫を開けて麦酒を取り出すと飲み干した。

ん〜〜〜んっま〜〜〜い!!

「ミサトさん、朝から飲んだらダメですよ」

「気にしない気にしない、ガソリン飲まなきゃ動かないわよ」

「ガソリンって、も〜〜」

 シンジは空になった麦酒缶を片付けると溜め息をついた。

こら〜〜シンジ!!

「何だよ?」

「朝から元気ね」

 アスカが怒鳴りながら台所にやって来た、入浴前で素肌にバスタオルを纏っていた。

「ボディーシャンプーが無いじゃないのよ!」

「ボディーシャンプー?棚に替えがあるだろ」

「アンタバカァ〜?あんな安物じゃないわよ。アタシ専用を買っておいてって言っていたでしょうが!アタシの絹のように決め細やかな肌が安物シャンプーでキズになったらどうするのよ!?」

「はいはい、今度買っておくよ!」

「今度じゃないわよ!今日の帰りに買っておくのよ!」

 シンジは調理をしながら聞き流した。

「ちょっと聞いているの?」

「聞いているよ、アスカの肌がキズになったら困るんだろう」

「そうよ、バカシンジのくせによく聞いていたじゃない偉いわね、褒めてあげるわ」

 アスカは腕を組むと褒めて頷いた、

「ふふ、シンちゃん別にシャンプー買わなくてもいいんじゃないの」

「どうしてですか?」

「なんでよ?」

「だって〜アスカの肌がキズモノになったらシンちゃんが貰っちゃえばいいのよ」

「「ええっ!?」」

 ミサトの顔がニヤついた。それと同時にシンジとアスカの顔も真っ赤になった。

ななななななな、何言ってんのよ〜〜!なんでこんなシンジとなんかと結婚しなくちゃいけないのよ!」

「あら?アスカ結婚って何の事、美人のお姉さんは結婚なんて一言も言ってないわよ、貰っちゃえばいいんじゃないって言ったのよ」

「同じ事でしょうが!」

「違うと思うけどね、シンちゃんはどう思う?」

「ぼ、僕は・・・」

 シンジが顔が真っ赤である。

同じよ!

 ドンッ!

 アスカは勢いよく両手でテーブルと叩いた、その衝撃で・・・

 パラリ・・・

 アスカの身体を纏っていたバスタオルがスローで床に落ちた。

「あら〜〜大胆」

 ミサトの一言、そして・・・

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 マンション中に響くアスカの声、固まるシンジ・・・

えっち、変態、ド変態!!

 バッチ〜〜〜ン!!!!!

ぐえ〜〜〜〜!

 アスカはバスタオルを拾わずにシンジの頬をめがけて強烈なビンタをお見舞いした。

「母さん、幸せと不幸が一度に来ました・・・ぐふっ」

 シンジは心の中で呟くとそのまま意識を失った。









「いった〜〜まだ脳が揺れている感じがするよ」

「アンタが見たからでしょ、ビンタ一発じゃ安いくらいよ」

 学校に向かう二人、シンジの頬には薄っすらとアスカの平手が赤く残っていた。

「別に好きで見たんじゃないのに・・・」

「何か言った!?」

「いいえ何も」

「まったく一言多いのよ」

 アスカは自分の腕を見た。朝シンジをビンタした後に安いボディーシャンプーで洗ったので肌の極め細やかさを気にしていた。

「んふっふ〜〜やぱりアタシの肌よねえ〜安いボディーシャンプーでもツルツルだわ、ほらほら見て見て〜」

 アスカはシンジの目の前に自分の腕を突き出した。

「ちょっと前が見えないよ」

「見えなくて良いのよ、アタシの腕を見てみなさい。スベスベのツルツルでしょう」

「そうだね、ツルツルのスベスベだね」

 興味が無かった、今は学校に時間通りに着くか気になっていた。

「むっ素っ気無いわね〜アタシの肌をゼロ距離で見られるのよ、泣いて喜ぶべきなのよ」

「ゼロ距離なら見えないよ。時間が無いから早く行くよ」

 シンジはアスカの近づけた腕から腕時計を見ると走り出した。

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

 シンジを追うアスカであった。











「あ〜〜めんどくさいの〜〜」

 一時間目の授業が終わった。

 トウジは端末を閉じると大欠伸をして首を回した。

「いつも同じ事言っているね」

 シンジがやって来た。

「2人とも見てくれ!良い画像が撮れたぜ」

 ケンスケがデジカメを持ってやって来た、三馬鹿トリオ集合である。

「なんや?また盗撮かいな」

「その内捕まるよ」

「まあまあこれを見てくれよ」

 ケンスケは2人を廊下に連れ出しデジカメに画像を見せた。

「「おおおっ!!」」

「ふふふどうだい?」

 ケンスケの眼鏡が怪しく光る。

「上級生の着替えやないか」

「お、大人っぽい」

 2人の目が画像に釘付けになる。デジカメの画像は上級生が更衣室で体操服に着替え中のシーンであった。

「超望遠レンズで撮ったんだ、苦労したぜ」

「こ、これは売れるで」

「売ったらダメだよ」

「ふふ、まあ売っても微々たるものだよ。売れるのはやっぱり惣流と綾波だな」

「そうやな〜あの2人は別格やな」

 アスカとレイの写真は売り上げトップを誇っていた。

「でも着替えシーンはなかなか撮れないんだよなあ。シンジ〜デジカメかすから惣流の着替えを撮ってきてくれよ」

「だ、ダメだよ。アスカに知られたら殺されちゃうよ。今朝だって・・・」

「今朝がどうしたって?」

「な、なんでもないよ」

 シンジはおもわず口を両手で塞いだ。

「シンジはん、隠し事はいけませんの〜〜ケンスケもそう思わんか?」

「そうだね。シンジさん隠し事はいけませんよ」

 2人は不気味に微笑むとシンジを押さえつけた。

「はけ〜〜はけ〜〜はくんや」

「早くはいた方が自分の為だぞ」

「や、やめてよ〜〜」

 はくのは時間の問題である。








「な、なんやて〜〜!?惣流の裸を見た!!」

「な、なんて羨ましい!」

「ふ、不可抗力だったんだよ。お陰で僕は三途の川を半分渡ったんだよ」

「見れるんならワシが代わりに渡ってやるわい」

「ヌードならプレミアが付くよ、シンジ撮ってきてくれ」

「だから殺されるって」

「アンタ達〜〜」

 3人を恐ろしい殺気が包み込み動けなくする。

「げっアスカ」

「シンジ〜〜今朝の事を話すなんて何考えてんのよ」

「そ、それは・・・」

「そして馬鹿2人!シンジから無理やり聞き出すんじゃないわよ」

「シ、シンジが勝手に話したんや」

「そ、そうだよ!」

問答無用!

「「「ぎゃ〜〜〜!!」」」

 学校に響くアスカと3馬鹿トリオの叫び、やられたシンジ達は午前中の授業を欠席するのであった。









「さあ飯や飯〜〜〜」

 昼休みに復活したシンジ達3人は屋上で昼食をとることにした、体中ボロボロである。

「アイタタタ、体中が痛いよ」

「俺のデジカメが〜〜」

 ヒカリの手作り弁当を食べるトウジはご機嫌である。最初の頃はクラス中に冷やかされていたが、今では公認で誰も冷やかさなくなった。

「おっセンセの弁当うまそうやな〜〜惣流の手作りか?」

 シンジのカラフルな弁当を見たトウジは冷やかした。

「違うよ、僕の手作りだよ」

「そうだよな、惣流が作れるわけ無いよな」

 購買部で買ってきたパンを頬張るケンスケはデジカメの画像をチェックしながら呟いた。

「うん、だからアスカの家事当番でも僕が作るんだよ。当番制にした意味が無いんだよね」

 シンジはお茶を飲むと溜め息を付いた。

「それは難儀だな、まあ惣流もシンジの手料理が食べられて嬉しいんじゃないのか?」

「そうかな?いっつも文句ばっかり言って食べるよ」

「わかっちゃいないなあ〜ほら」

 ケンスケはデジカメを取り出すと一枚の画像をシンジに見せた。

「アスカ?」

「ああ、お前の弁当を食べる時はいつもニコニコしているぜ」

「そうなんだ」

 画像は満面の笑みを浮かべてシンジの弁当を食べるアスカの姿であった。

「それやったらセンセも作り甲斐があるなあ〜」

「うん、委員長も同じだね」

「な、なんでイインチョが出てくるんや!」

 真っ赤になるトウジ、3人の笑いが屋上にこだまするのであった。









「今日は何かな〜〜?」

 時同じくして、アスカ、ヒカリ、レイは教室で昼食をとっていた。アスカはシンジが作った弁当をワクワクして開けた。

「アスカのお弁当美味しそうね、碇クンが作ったのかしら?」

「ちょっと〜そこでどうしてシンジが出てくるの?アタシが作ったかもしれないでしょ」

「ふふ、アスカが作ってきたのを見たことないわよ」

「も〜決め付けないでよ」

 アスカは頬を膨らませた。

「イインチョさんのも美味しそう」

 レイがヒカリの弁当を覗き込んだ、カロリー計算がされた弁当である。

「綾波さん、食べる?肉は入ってないわよ」

「お弁当持ってきているからいいわ」

 レイはバッグを取り出すと中から・・・

「な、それ何よ?」

 アスカは驚いた、レイがバッグから取り出したのはカップラーメンであった。

「にんにくラーメンチャーシュー抜き、赤木博士に作ってもらったの」

 水筒からお湯をカップに注ぐとタイマーをセットした。

「アンタって本当にラーメン好きねえ〜」

「綾波さんらしいわね」






「うんうん、今日はなかなかの味付けね」

「まるで評論家ね」

 一口一口食べる毎に評価を出すアスカにヒカリは苦笑した。

「アタシが食べるんだから当然でしょ〜口に合わなかったら鉄拳制裁よ」

「碇クン可哀想」

「ふふ、そう言っても、いつもいい評価を出しているわね」

「えっ!?そ、そんな事ないわよ」

「だってアスカの口から不味いって言葉を聞いた事ないわよ」

「いいじゃない、不味いものなんて無いんだもん」

 アスカは頬を赤らめるとお茶を飲むのであった。












 キーンコーンカーンコーン!!

 今日の授業を終えるチャイムが鳴った。皆帰る準備をして席を立って行った。

「シンジー何か食べて帰ろうぜ」

「たこ焼き食いにいかへんか?」

「ごめん、今日は買い物があるんだよ」

 普通の中学生ならお誘いを受けるのだが、主夫シンジは断らなければいけなかった。

「シンジッ!行くわよ」

「あっ待ってよ。また今度誘ってね」

 アスカに急かさせると教室を出て行くのであった。

「センセも難儀やなあ〜」

「そうだな、2人で食べに行くか」








「アスカ〜待ってよ」

「早く歩く!アタシが買い物に付き合ってあげるのよ、泣いて喜びなさい」

「何で泣いて喜ばなくちゃならないんだよ。だいたい今日はアスカが買い物当番だろ」

「ボディーシャンプーを買い忘れた罰よ!でも可哀想だから付き合ってあげるのよ」

 アスカはウインクをして微笑んだ。

「なんだか釈然としないなあ〜」

 シンジは首をひねりながら頭をかいた。

「うだうだ言わないの、行くわよ!」

「うわっちょっと!」

 アスカはシンジの手を握ると走ってスーパーを目指した。

「早く買わないと夕飯が遅れるでしょ、アタシはもうお腹ペコペコなのよ」

「わかったよ、今日は何がいいの?」

「ええとね〜〜スパゲッティー」

「うん、ミートソースでいいのかな?」

「ええ、ミートソースをたっぷりつけて食べるのが美味しいのよね」

「そうだね、でも口の周りがソースだらけになるよ」

「いいじゃない、ソースがついたらシンジが拭いてよね」

「はいはい、わかりましたアスカお嬢様」

「よろしい!」

 2人は笑い合うとスーパーへ向かい買い物をするのであった。












たっだいま〜〜〜

「お帰りなさい、今日は早かったですね」

 家主ミサトのご帰宅にシンジがエプロン姿で出迎えた。

「うん、仕事が早く終わったからね〜それにしてもシンちゃんのエプロン姿は似合っているわよね〜お姉さん萌え萌えよ〜」

「な、何言っているんですか。早く手を洗ってきてください」

「ほいほ〜〜い、その後姿良いわね〜襲っちゃいたいくらいよ」

 ミサトの目が妖しく光る。

「馬鹿ミサト!何言ってんのよ!早く来なさいよ、ご飯が冷めちゃうでしょうが」

「あらアスカ居たの?ほらシンちゃんのエプロン姿って興奮するわよね?」

「アンタと一緒にしないでよ。アタシは体操服のほうが・・・って何言わせんのよ!」

「どういう目で僕を見ているんだろう・・・」

 シンジの背中に冷や汗が流れた。

「「冗談よ冗談!!」」

 シンクロする女性陣であった。

「「「いだだきま〜す」」」

 テーブルにはシンジが作ったミートソーススパゲッティーにアスカが手伝ったサラダにデザートが並んだ。

「ん〜〜シンちゃんの料理は美味しいわね〜麦酒がさらにすすむわ〜」

「飲みすぎはダメですよ」

「今日はアタシがサラダを作ったのよ」

「あら珍しいわね、どれどれ〜?」

 ミサトはサラダを一口食べた。

「どう、美味しいでしょう〜?」

「うん、バッチリよ」

 指で丸を作るとウインクをした。

「当然よ、このアスカ様が作ったのよ」

「これでいつでもシンちゃんのお嫁さんになれるわね」

「ななななな、なんでシンジのお嫁さんなのよ〜」

 アスカは真っ赤になって叫んだ。

「だって今日のご飯って2人の共同作業なんでしょ?もうお姉さんは小姑になっちゃうのかしら。障子の縁に指をはわしてアスカさん掃除をしたって聞いたんだけど、この指に付いたゴミはなあに?って言っていぢめたりしないから安心してねん」

「なによその設定は!?」

「新妻を優しく影から見守る素敵な小姑って設定よ。それとも意地悪小姑がいい?私としては意地悪してみたいのよねえ〜」

「馬鹿なこと言わないの!ご飯が冷めちゃうでしょ!」

「良いわね〜そのご飯が冷めちゃうでしょって台詞、まさしく新妻だわ!シンちゃんもそう思うでしょう?」

「あ、はい・・・」

 シンジは思わず返事をした。

「シンジも返事をしないの!お茶!」

「う、うん」

 騒がしい夕食が過ぎていった。










「お風呂お風呂〜」

 一番風呂はアスカである、買ってきたボディーシャンプーを積め替えると浴室に入った。

「ふんふんふ〜〜ん」

 シャワーを勢いよく出し全身に浴び温めていく。

「ふんふんふ〜〜ん、いい香り〜」

 ボディーシャンプーをスポンジに付けて泡立てると香りをかぎ全身を洗っていく。

「これでお肌がツルツルね、シンジもドキドキしちゃうかもね」

 肌がシャワーのお湯を弾くのを見て上機嫌である。

「んっふっふ〜〜」









「アスカご機嫌ね」

「ちゃんと買いましたからね」

 アスカの鼻歌が2人が居るリビングまで聞えてくる。

「高いんでしょ?」

「はい、僕達が使っているのより1.5倍は高いですよ」

「高っ!」

「はい、アスカがどうしてもそれでなきゃイヤだって言うんですよ」

「中身だけ安物でも良いんじゃない?」

「多分良いと思いますよ。わからないと思うんで」

「わかるわよ」

 バシッ!

「痛っ!」

 タオルがシンジの顔に飛んできた。

「ボディーシャンプーソムリエのアタシが間違えるわけないわよ」

「そんなソムリエ聞いた事ないわよ」

「アスカの香りだ・・・」

 シンジの顔に巻き付いたタオルにはほんのりとシャンプーの香りが付いていた。2人に気付かれない小声で呟いた。

「安いのに替えてもわかるからしないでよね、したら殺すわよ!」

「わ、わかったよ」

 シンジは激しく首を縦に振った。

「よろしい!そのタオルはプレゼントよ」

「い、いらないよ〜」

「あら〜シンちゃん良かったわね〜」

「アタシの香り付きよ、オークションに出したら億は行くわね」

「いかないよ〜」

「シンちゃん貰っておきなさい、今日のオカズはバッチリね!」

 ミサトはウインクをした。

「ミ、ミサトさ〜〜ん」

「シンジってスケベねえ〜シンちゃんむっつりスッケベ〜〜」

「ア、アスカまで〜〜」

 2人にからかわれて真っ赤になるシンジ、葛城家の一日は更けていくのであった。


 HP開設十周年です(^^)今年も無事?に今日を迎える事ができました。

 ネットで二次創作小説を何気に読んでハマリ、自分でも書いてみようと思いHPを開設しました。更新しているうちに、あっという間に十周年(^^;)月日は早いものです。

 今年はこっそりと一人サークル「jun16 Factory」を立ち上げてコピー本に挑戦して「コミックシティー福岡」に出品しました。告知はしてなかったので知らない人が多いと思います(^^;)
今後も機会があればコピー本を出品したいと思っています。手作りなので小部数ですね。

 今回は十年という節目なので原点に帰って葛城家の日常を書きました、相変わらずのほのぼの系ですけど(^^)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 葛城家