HP開設二周年記念小説

お姫様は女子大生2

 碇ユイ、碇ゲンドウの妻であり碇シンジの母親。現在エヴァンゲリン初号機に取りこまれている?のだがそんな彼女にも青春時代があった。

 今回は彼女の楽しい大学生活の思いで・・・・・

 

 大学のキャンパス、ユイは広場のベンチに腰をかけて雑誌を広げていた。

「ふんふんふんふ〜〜〜〜んっと何かいいアルバイトは無いかしら?」

 広げていた雑誌はアルバイト情報誌、学生向けのアルバイトが計二十ページにわたって紹介してある。

「学生さんはお金がな〜〜〜い、アルバイトをしないとね」

 ユイの実家は大金持ちなのでアルバイトをしなくても良いが周りの友人やクラスメートはアルバイトをしているので興味がわいてきたのである。

「へ〜〜〜時給が・・・で授業が終わってから三時間するとして月に二十日すると・・・」

 バックから関数電卓を取り出すと月の給料を計算をしていく。

「え〜〜〜たったこれだけなの?私のお小遣いより少ないわ、みんなよくやっていけるわね」

 ユイは驚いた、給料が自分の小遣いよりすくないのだ。

「どうしようかな?どれかやってみようかな」

 パラパラと雑誌をめくり気に入った情報があるページに折り目をつけていく。

 そんなユイを見つめるカメラが一台・・・









「ユイ様がアルバイトを始められるぞ」

「なんだとアルバイトだと?ゼーレトップが何故アルバイトをしなけらばならないのだ?」

「まさか小遣いが少なかったのか?」

「それは違うぞユイ様は小遣いは上手に使っており困ってはいない」

「じゃあどうしてなんだ?」

「どうやらユイさまの御友人達がやっているのを知って興味を持ったらしい」

「そうか、しかしアルバイトをするとは・・・」

「良いではないか、ゼーレを背負って立つお方、社会勉強の役に立つではないか」

「そうだな、我々も影ながら協力させてもらおう」

 暗い室内中央にはモニタに映ったユイの姿、その周りには赤く光るナンバーが並んでいた。










「ここに決〜〜〜めたっと」

 ニッコリ笑って赤いペンで丸印をつけた先は・・・








「いらっしゃいませ〜〜〜〜」

 エプロンをつけてスマイル、選んだ先はコンビ二である。

「ってお客さん、全然来ないわね〜〜〜」

 レジに肩肘をついてため息、三日前から始めたがお客は全然来ない、いや一人も来ていない。

「ただ居るだけでお金が貰えるなんてアルバイトって楽なのね♪」

 お客が来ないコンビニ、普通は潰れてしまうのだが・・・







「今日はお給料日〜〜〜♪」

 アルバイトを始めて一ヶ月、今日は初めての給料日、ユイの心は踊っていた。

「でもお客さん全然来なかったけど貰えるのかしら?」

 ユイが働いた約一ヶ月間お客はまったく来なかった。ただレジに居るだけの時間であった。

「え〜〜〜?こんなにたくさん??」

 受け取った明細書、わくわくして中身を見てみると自分が考えていた額より多かった。

「でもお小遣いより少ないわね、アルバイトって楽しい〜〜〜」










「ユイ様が喜んでいるぞ」

「ああ、影ながら協力したかいがあったな」

「しかし、給料は少なすぎたんじゃないのか?」

「そうか?ユイ様は喜んでおられるぞ」

「うむ、流石ユイ様じゃ、一ヶ月も続けるとは嬉しくて涙がでるぞ」

「やはりトップは違うな」

「ああ、素晴らしいお方だ」








 碇ユイ、普通の女子大生、青
を謳歌したアルバイトであった。


 祝HP開設二周年〜〜〜!!毎度の事ながらこんなに長く続くとは思いませんでした。

 二年目に入っても更新しまくりますよ、これからも応援よろしくお願いしますね。

 ユイさんの大学生時代のお話第二弾、学生さんはアルバイトですね。でもユイさんのアルバイトは・・・アルバイトって言うのでしょうか(^^;)

 影ながら協力してるゼーレの方々は大変ですね。

 これからも「jun16 Factory」をヨロシクね〜〜〜〜(^^)感想投稿どしどしお待ちしています。

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION お姫様は女子大生2