リツコおかあさんシリーズ
はろうぃん
「おかあさん、はやく!はやく!」
「はいはい、背中を向きなさい」
「うん」
今日ははろうぃん、おかあさんに魔法使いのお洋服を作ってもらって、今着ているところなの。
「三角帽子をかぶって完成よ」
杖もちゃんと作ったもんね〜これで私は魔法使いになっちゃった。
「可愛いわよレイ、写真を撮っておきましょうね」
「うんっ!」
おかあさんがデジカメを引き出しから取り出してからポーズをとらなきゃ。
「ふふ、緊張しているのかしら?固まっているわよ」
「う、うん」
普段と違うお洋服だからちょっと緊張、ドキドキ。
「はい、撮るわよ〜」
「うん!」
「ええと、お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!って言えば良いんだよね」
「そうよ、たくさんもらってきなさい」
「うん、じゃあおかあさんに・・・お菓子をくれなきゃいたずらするぞ〜〜」
おかあさんに抱きつき攻撃〜お菓子くれるかな?
「あらあら、いたずらされたら困っちゃうわね、はいお菓子よ」
「わあ〜ありがとう〜」
飴玉貰っちゃった、みんなに貰いに行こうっと。
ふんふんふ〜ん、誰かいないかな〜あっあの後姿はマヤお姉ちゃんだ、こっそり近づいて・・・
「わお〜お菓子をくれなきゃいたずらするぞ〜〜」
「きゃっ!」
強引にマヤお姉ちゃんの背中に抱きついちゃった。
「お菓子ちょうだ〜〜い」
「レイちゃ〜ん、びっくりするじゃない」
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ〜〜」
「きゃ〜〜〜ん、レイちゃんその魔法使いの姿可愛い〜〜スリスリ〜」
「んきゃっ」
マヤお姉ちゃんに頬擦り攻撃されちゃった〜助けて〜〜」
「黒装束に先が曲がった三角帽子、胸にキュ〜〜〜ンってきちゃう〜〜スリスリ〜」
「マ、マヤお姉ちゃん離してよ〜」
「可愛いわ、可愛いわ〜〜」
私がいたずらされちゃうよ〜〜
「え〜い!」
ポクッ!
魔法使いの杖で攻撃して逃げちゃえ。
「あっレイちゃ〜〜ん!」
はあはあはあ〜・・・あ〜〜恐かった、お菓子も貰えなかったし、今度は貰っちゃうぞ〜〜
こっそり近づいて背中に抱きついちゃえ。
「えいっ!」
「うわっ」
「お菓子くれなきゃいたずらするぞ〜〜」
「お〜レイちゃんか、可愛い魔法使いだね」
「お菓子ちょうだ〜い、いたずらしちゃうよ〜」
「いたずらされたら困るから、お菓子をあげちゃおうかな」
シンジお兄ちゃんからチョコレートを貰っちゃった。
「わ〜い、シンジお兄ちゃんありがとう〜」
次はアスカお姉ちゃんだ。
「ねえねえ、アスカお姉ちゃんはどこにいるの?」
「アスカは確か・・・自販機で休憩していたよ」
「ありがとう、またね〜」
自販機へダッシュ〜〜!
おっアスカお姉ちゃんハッケ〜ン!後ろからこっそり近づいて・・・
「お菓子くれなきゃいたずらするぞ〜〜」
「いたずらするの〜?」
「ぎゃ〜〜〜!」
ア、アスカお姉ちゃんの顔がかぼちゃのオバケ〜〜〜
「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうわよ〜」
「か、かぼちゃイヤ〜」
「ほ〜れ、ほれ〜〜お菓子ちょうだ〜〜い」
た、食べられちゃう〜
「う、うう・・・うえ〜〜〜ん、怖いよ〜〜〜」
「あ〜あああ、レイごめん。怖かったの」
「うえ〜〜ん」
かぼちゃの被り物を取ったらアスカお姉ちゃんの顔がでてきた、怖かったよ〜
「まさかそんなに怖がるとは思わなかったわ」
「えぐっえぐっすっごく怖いよ〜」
「確かに、リアルすぎるわね。ごめんなさいね、はいお詫びのお菓子よ」
「うぐっうぐっ・・・ありがとうアスカお姉ちゃん」
「腰が抜けて起き上がれないでしょう、部屋まで送っていくわよ」
「うん・・・」
アスカお姉ちゃんがおんぶしてくれた、いつもの優しいアスカお姉ちゃんだ。
魔法使いの格好をしたレイちゃん、お菓子を貰いにネルフを周ります。
マヤさんには抱きつき攻撃されて(笑)シンジ君からはお菓子を貰ってご満悦。
でもアスカちゃんには逆に脅かされて泣いてしまいました(^^;)
「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
リツコおかあさんシリーズ はろうぃん