リツコおかあさんシリーズ

春休み

「あ〜〜暇だわ」

「僕は忙しいよ」

「アンタはいつも忙しいでしょ、あ〜〜暇」

「そう言いながら僕のホッペをつねるのやめてよ」

「や〜〜よ、暇だもん」

「・・・」

「アスカお姉ちゃん、暇ならぬり絵しない?」

「ぬり絵?」

「うん、楽しいよ。ほら」

「お〜〜綺麗に塗れているね、上手だよ」

「へへ、ありがとう〜〜」

「へえ〜〜アンタ上手ね、でもアタシはぬり絵するような歳じゃないわよ」

「そう?面白いのに」

「アスカ、ちょっとやってみれば?はまるかもしれないよ」

「・・・う〜〜ん、じゃあちょっとだけね・・・」









「ねえ〜〜もう返して〜〜〜」

「もうちょっと待ってよ!ほらできた!上手でしょ?」

「あ、うん上手だね」

「ふっふ〜〜ん、さっすがアタシね、美術も天才的だわ」

「ねえ〜」

「次が終ってからね」

「もうっ」

「ふんふんふ〜〜ん、ぬり絵は楽しいわね」

「レイちゃんお買い物に行こうか」

「えっ、でもぬり絵が」

「ずっとはまっているから最後まで塗ると思うよ、新しいの買ってあげるから行こう」

「うん、アスカお姉ちゃんもぬり絵する歳なんだね」

「そうだね、精神年齢はレイちゃんと一緒かな。じゃあ行こう」

「うん」





「ふんふんふ〜〜ん、楽しい楽しい〜〜」


 春休み、何もする事がないアスカちゃんは暇で暇でたまりません。

 そこに登場したのがレイちゃんがしていたぬり絵。

 アスカちゃん、はまってしまいましたね(^^)

「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


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