リツコおかあさんシリーズ
目覚めがいい朝
ふにゃにゃ〜お布団の温もりが気持いい〜
昨日からアスカお姉ちゃんとシンジお兄ちゃんが停まりに来てて、アスカお姉ちゃんと一緒に寝ているの。
アスカお姉ちゃんと一緒に寝るといい香りがするから大好き、でも寝相が悪いのがマイナスかな。
さっきもお布団を蹴飛ばしたから、寒くて起きちゃった。
でもアスカお姉ちゃんはそのまま寝ているんだよね。
へっくちゅん!う〜〜またアスカお姉ちゃんがお布団蹴飛ばしちゃった、もう寝相悪いなあ。
お布団を直してアスカお姉ちゃんに抱きついておこう。
「アスカ〜レイ〜朝よ〜起きなさ〜い」
あっおかあさんが起こしにやって来た、ウトウトしかけていたんだけど起きようっと。
「おはよう、おかあさん」
「おはよう、今日はちゃんと起きれたわね」
「うん、アスカお姉ちゃんの寝相が悪くて目が覚めちゃったの」
隣ではまだ寝ているアスカお姉ちゃん、ベッドから落ちそうで落ちないんだよね。
「あらあら、それは災難だったわね。もうすぐご飯が出来るからアスカを起こして顔を洗ってきなさい」
「うんっ」
よ〜〜し、頑張ってアスカお姉ちゃんを起こすぞ〜〜
「アスカお姉ちゃん〜朝だよ」
「zzz〜〜」
う〜〜ん、声をかけただけじゃあ起きないなあ〜
「こちょこちょこちょこちょ〜〜」
「zzzz〜〜」
くすぐっても起きない、手ごわいなあ〜
「頬っぺた、つねつね」
「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz〜〜」
これでも起きないとは、流石アスカお姉ちゃん。最後は奥の手で・・・
「んっごほんっ!アスカ朝だよ、起きて」
「う、う〜〜んシンジ〜?」
シンジお兄ちゃんの声真似で起こすのに成功〜
「アスカお姉ちゃん、おはよう〜もうすぐご飯だから顔を洗いに行こう」
「あ、レイ・・・そういえば泊まりに来ていたのよね」
「うん、さあ起きて起きて」
「う〜〜まだ眠〜〜」
まだ眠たそうだけど、手を引っ張って洗面所に連れて行こう。それにしても寝癖がすっご〜〜い、髪の毛が逆立っている。
「ふあああ〜」
大きなあくび、シンジお兄ちゃんには見せられないよね。さあ顔を洗おうっと。
「うひゃ〜〜つめた〜〜い」
お水がちゅべたくて、手がビクッてなっちゃう、お湯で洗おう。
「レイ、水で洗いなさい」
「え〜〜?だって冷たいんだもん、アスカお姉ちゃんだって冷たくて洗えないと思うよ」
洗ったら顔が凍っちゃうよ。
「アタシは大人だからお湯で洗うわよ」
「ずる〜〜い」
こんな時だけ大人なんて、もう〜〜
「おはよう、レイちゃんどうしたんだい?」
あっシンジお兄ちゃん。
「聞いてよ〜アスカお姉ちゃんがね・・・」
理由を話したらシンジお兄ちゃん呆れちゃうぞ。
「あ〜それはね、冷たい水で洗うと皮膚が突っ張るからお湯で洗うんだよ。レイちゃんの肌はツヤツヤだから水でも大丈夫だよ」
ピキッ!
ああっシンジお兄ちゃん、そんな事を言ったら・・・ひいい〜アスカお姉ちゃんの回りの温度が下がっていく〜
「アスカ〜洗ったかい?僕もお湯で洗っちゃおうかな」
シンジお兄ちゃん気づいてないよ〜
「ん〜〜シンちゃんは〜身体が水と同じように冷たくなりたいのかな〜?」
ああっアスカお姉ちゃんが笑顔になっている。こ、怖い・・・
「ははっ冷たいのは風邪引くからいいよ」
「風邪なんか引かないわよ〜永遠に冷たくなれ〜〜!」
ドゴッ〜〜〜〜!
「うげ〜〜〜〜」
「オラオラオラオラオラオラオラ〜〜〜〜!!」
アスカお姉ちゃんのラッシュでシンジお兄ちゃんが天井まで飛んじゃった〜〜〜
「ぐええ・・・」
「ふんっバカシンジには冷たい床がお似合いだわ」
ああっシンジお兄ちゃんがボロ雑巾のようになっちゃった〜〜
「ど、どうしたのよ?大きな音が聞えたわよ」
今の騒動を聞いておかあさんがやって来た。あのね・・・
「そうなの・・・シンジ君、無様よ」
やっぱり、おかあさんもそう思うよね。
「あ〜〜目覚めがいい朝だわ」
アスカお姉ちゃんは、朝の運動で目が覚めたみたい、でもシンジお兄ちゃんは永遠に目覚めないかも、無様だよね。
お泊まりでアスカちゃんとレイちゃんは一緒のベッドで寝ていますが、アスカちゃんの寝相の悪さでレイちゃんは早く起きてしまいました。
朝の冷たい水で洗顔は辛いのでお湯で洗うアスカちゃん、でもシンジ君の一言が闘争本能に火をつけてしまいました(^^;)
事を知ったリツコさんの台詞は当然ですね(笑)
「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
リツコおかあさんシリーズ 目覚めがいい朝