リツコおかあさんシリーズ

おねがい



「レイ、願い事は書いたの?」


「まだ〜ちょっと待ってって〜〜」



「う〜〜ん、どうしようかな〜お星様になに願おうかな〜」


「迷っちゃうなあ〜みんなはどんなお願い事するのかな?聞いてみようっと」





「ねえミサトお姉ちゃんは何をお願いするの?」


「私〜?当然、ビールが死ぬほど飲めますようによん♪」


「・・・」





「マヤお姉ちゃんは何をお願いするの?」


「私は先輩みたいに立派になる事よ」


「ふ〜〜ん、おかあさんが目標なんだ」





「ゲンドウのおじちゃまは何をお願いするの?」


「うむ、問題無いだよ」


「え?」


「問題無い」


「?」





「冬月のおじいちゃまは何をお願いするの?」


「私かね?私はレイ君がリツコ君のように立派になることかな」


「ありがとう、冬月のおじいちゃま」





「ええと次はアスカお姉ちゃんに聞こうっと」



「ねえアスカお姉ちゃんは何をお願いするの?」


「アタシ?当然世界征服よ!!」


「世界制服?」


「そうよ、世界を制服の世界に・・・って字が違うでしょ」


「征服してどうするの?」


「アタシの美貌を褒め称えさせるのよ〜」


「そ、そうなんだ」


「あ、こら待ちなさい。まだ願い事はあるのよ〜〜」


「に、逃げちゃおう」





「シンジお兄ちゃん」


「ん?どうしたんだいレイちゃん」


「シンジお兄ちゃんは何をお願いするの?」


「お願いってなんだい?」


「忘れたの?今日は七夕でしょ」


「あっそうだったね、すっかり忘れていたよ」


「もう〜」


「ははごめんごめん、そうだな〜何にしようかな〜」



「レイちゃんのお婿さんにでもしてもらうかな」


「えっ私の?」


「ふふ、そうだよ」


「も、もうシンジお兄ちゃんったら」


「あっレイちゃん・・・走って行っちゃったよ」








「おかあさん、お願い事決まったよ」


「あら、何にしたの?」










シンジお兄ちゃんのお嫁さんになるの



 七夕、みんなのお願いは様々ですね、特にミサトさんとアスカちゃんは自分の欲望丸出しです(^^)

 シンジ君のお願いはからかっているのでしょうか?それとも・・・そしてレイちゃんの決まったお願いは・・・現実になるでしょうか。

「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


リツコおかあさんシリーズ おねがい