リツコおかあさんシリーズ

うさぎさん

「「こんにちは〜〜」」

「は〜〜い」

 玄関から聞こえる声にシンジは返事をして向かった。

「シンジお兄ちゃんこんにちは〜〜」

「こんにちはレイちゃん」

 訪問者はリツコとレイであった。

「ほら見て」

 レイは自分の頭を指さした。

「可愛いの着けているね、うさぎさんかな」

「うん、うさぎさんの耳なのぴょんぴょん」

 レイの頭に着いていたのはうさぎの耳であった。耳上部が垂れており可愛さを十二分に出していた。

「忙しいのにお邪魔してごめんなさいね。レイがどうしても見せたいって言うのよ」

「良いですよ、来てくれるのは大歓迎ですよ。あがってください」

 シンジは微笑むと二人を招き入れた。







「アスカお姉ちゃ〜〜ん」

「な〜〜に遊びに来たの?」

 テレビを見ているアスカは振り向かずに返事をした。

「ねえ見て見て〜〜」

「何よ、いいところなのに・・・!か、可愛い」

 テレビを見ているところを邪魔されてムッとしたがレイの姿を見るとそれも吹き飛んだ。

「か、可愛いじゃない。それどうしたの?」

「おかあさんに買ってもらったの、うさぎさんなの、ぴょんぴょん」

 嬉しくて跳ね回るレイ、その動きにつられて首を動かすアスカ。

「可愛い〜〜気持ちいい〜〜」

「うぎゅ、くるしい〜〜」

 レイを抱きしめると耳を触り頬擦りをし満足である。

「アタシにもかして」

「うん良いよ」

 レイから耳をかりて自分の頭に着けた。

「は〜〜いジュースだよ・・・!ア、アスカ」

 そこへジュースを持ってきたシンジの動きが止まった。

「どお可愛いでしょ?」

「か、可愛い」

「や、やだ何マジに答えてんのよ」

 ポッと頬が赤くなるアスカ。

「ふふシンジ君は本当の感想を言ったのよ」

「うんアスカお姉ちゃん可愛い〜〜」

「しゃ、写真撮ってもいい?」

「写真〜?撮って何する気よ。このスケベシンジッ!」

「ダメなの?・・・」

 断られて少し残念そうなシンジ。

「しょ、しょうがないわね、少しだけなら良いわよ」

 腕を組み頬を赤らめシンジの願いを許すアスカは写される事に満更でもなかった。


 可愛いレイちゃんにウサギ耳を装着すると更に可愛さがアップです。

 そしてアスカちゃんが装着しても可愛さアップ、シンジ君はもう萌えです(笑)撮らせてあげるアスカちゃん、シンジ君良かったですね。

「jun16 Factory」はリツコおかあさん推奨HPです(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


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